沈黙

リーヴィスが抜けた上に、昨シーズンの王者ジャイアンツとOTの死闘を繰り広げた49ersが相手とは、なんたる不運。

近年、DBがシーズンアウトした直後の試合は大敗するという傾向があり、今回も苦戦は必至でしょう。

しかし、相手はミネソタ→ニューヨークの2週間の長旅でお疲れのハズ。
とにかくホームゲームだし、スカッと勝利してくれ!!
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▼前半
49ersのアスミスとQB#07″コリン・ケイパーニック”を使い分けたO#に翻弄され、QB#07″コリン・ケイパーニック”のTDランを許す。
0-7

反撃するもQB#15″ティム・ティーボウ”からのショートパスを”Dedrick Epps  “というよく知らないTEがファンブルし痛恨のターンオーバー。

だが復帰したOLB#58″ブライアン・トーマス”とOLB#97″カルヴィン・ペイス”のベテラン連続サックで大きくロスさせ、49ersは55ydのFGにトライするも失敗。
ターンオーバーからのピンチをノーダメージに終える。

2ミニッツ。FGレンジまで進むもQB#06″マーク・サンチェス”のファンブルでターンオーバー。
逆にFGを決められ点差を広げられ前半を終える。
0-10

 

▼後半
後半開始早々は好調かと思われたO#だったが、チップされたボールをILB#52″パトリック・ウィリス”に拾われ、またもターンオーバー。
だが、簡単なFGをK#02″デイヴィッド・エイカーズ”が珍しく外して、またもターンオーバーのピンチを事なきに終える。

しかしJETSは49ersの4th-1ydのギャンブルを止めれずTDを奪われる。
0-17

反撃のドライブもWR#10″サントニオ・ホームズ”がレシーブ時に足をやったらしく、ファンブル。それを拾われリターンTD。
最悪の失点をする。しかもホームズはそのままロッカールームに下がる。もうアカン。
0-24

さらにFGを決められ、パントブロックされ、TDを奪われ、ボロボロで残り6分で客席もガラガラ。

最後もQB#07″コリン・ケイパーニック”に楽々走られて、エンドゾーン手前で余裕のスライディング。
ニーダウンで試合終了。予想どうり、いや、それ以上の完敗です。
0-34

2012年10月01日 @メットライフ・スタジアム

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
49ers49ers (3-1-0) 0 10 7 17   34
ジェッツジェッツ (2-2-0) 0 0 0 0   0

 

▼O#
WR#84″ステファン・ヒル”、TE#81″ダスティン・ケラー”が欠場の上に、後半にエースWR#10″サントニオ・ホームズ”まで、リーヴィスのように誰にも接触していない状況で、レシーブ時に足を負傷。ロッカールームに下がり、最後まで戻りませんでした。
(というか、ボールは離すなよ。。)

まるでプレシーズン後半のようなレシーバーでどうやって戦えというのだ。。

当然、ランはいつもどうり沈黙したままなんですが、RB#23″ショーン・グリーン”とRB#29″ビラル・パウェル”の二人合わせて45ydってどういうことよ?酷すぎる。
加えて、ティーボウ出すとターンオーバーするわ、ロスするわで散々な内容。

とうとうO#は最後までレッドゾーンに入ることなく、無得点の完封負けでした。完封負けって一昨年ぐらいにパッカーズに0-9で負けた時以来でしょうか。

とにかく、いいところを探すのが難しぐらいO#が死亡してました。

 

▼D#
大敗なんですけど、実はD#はよくやった。
伏兵QB#07″コリン・ケイパーニック”にはヤラレタが、49ersが常に圧倒している展開なのに、後半中頃まで0-10と点差が開かない事に、相手側はフラストレーションがあったと思います。

TE#85″ヴァーノン・デイヴィス”を徹底マークで仕事をさせなかった事が大きいですね。ゴアのランも止めて平均3yd以下に抑えました。

大量失点の原因はホームズのファンブルロストからのリターンTDや、パントブロックでエンドゾーン手前からのO#を与えてしまった事であり、リーヴィス抜きでもD#陣は総崩れしなかったので、ここは評価できると思います。

 

▼総評
O#もD#もSTも、全てにおいて歯が立たず大量失点&完封負け。
スケジュールを見たときから黒星になる試合とは予想していましたが、ここまでヒドイとは思いませんでした。

アスミスをパス12/21回、143yd獲得、0TD、0INTと封じたのですが、ティーボウのようにQB#07″コリン・ケイパーニック”を併用するシステムは知りませんでした。。しかも足がめっちゃ早くて走りまくられました。

あとリバースプレーにもヤラれましたし、普通のO#がダメなら奇策でモメンタムを掴むという、戦術面でも完敗でした。

現時点で、ホームズの様態はわかりませんが、これでまたACL断裂とかだったら、JETS自体がシーズンエンドでしょう。
これまでそんなに負傷者を出すチームでなかったのですが、今シーズンはケガに苦しめられております。

唯一の朗報が、パッツがビルズに勝利したので、JETSはまだ首位なんですねぇ。
まぁこんな首位なんて砂の城のようにモロいのでしょうが、とにかく連敗だけは避けて、状況が好転する事を信じたいと思います。

 

:サンチェスはパス13/29回103yd獲得、0TD、1INTと最悪な成績。
やはりレシーバーが不足が不調の原因です。
途中でノリそうなドライブがあったんですが、チップされINTを喫したり、ファンブルなどで絶たれます。

 

:ティーボウはパス1/1回9yd獲得でレーティングが104.2!100超えだヒャッホー!!

しっかし、3rd-1ydを普通に採ればいいのに、ティーボウのワイルドキャットからの初パスで、レシーバーがファンブルしてターンオーバしたシーンは痛すぎた。

前試合に続いて調子のいいドライブをワイルドキャットでロスをしてぶち壊すシーンもあり、ティーボウの存在に疑問を抱きます。