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ごとでは無い
コンバインやってますね。みんな足がバカ速いのが目立ちます。

そんなさなか怨敵ペイトリオッツにてブレイディが3年契約を延長し、パッツに40歳まで所属する事が内定しました。
JETS側としては、衰えというものを知らない魔人が2017年までパッツにいる事は嬉しいやら、悲しいやら。

この契約がJETSに与える影響はあるのでしょうか?

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1.当然、脅威
まずはブレイディが40歳になるまでパッツに所属するということは、ブレイディ&ベリチックのAFC東首位を指定席としているコンビが2017年までAFC東に居座り続けるという事で、JETSのSB制覇が遠のきます。
(このコンビから首位を奪う!という考えに及ばぬネガティブ思考)

かつ、この契約のもう1つの効果は2013年と2014年に合計15Mものキャップスペースを生み出し、FAの引きとめに影響します。

その対象となるのが当然、WR”ウェス・ウェルカー”。肝心なところでの落球が増えたと言っても、ブレイディのメインターゲットとしては欠かせぬ存在。
ウェルカーとも再契約で、パッツはますます磐石となるでしょう。

 

2.エリートQBにしては安い
これまでの契約だとブレイディのキャップは2013年と2014年は各21.8Mで合計43.6Mだったが、これらの年俸を30Mのボーナスに切り替えて3年延長。

ブレイディのキャップの計上額は5年間で毎年13M~15M(2015年以降のベースサラリーは10M以下の見解)となって、2013年と2014年に15Mのキャップスペースをあける事になり、ブリーズやマニングの1年約20Mなどと比較すると、安い年俸となります。

さらにブレイディは向こう3年の報酬が全額保障。かつボーナスとして30Mを前倒しでもらい、結果的に旧契約より3M増額。
チームの悩みも解消され、ブレイディ個人もウハウハ。当然、かなりの信頼が無いと出来ない契約です。

ここで引き合いに出されてしまうのが我らがマーク・サンチェス君。
アホな前GMタネンバウムが2012シーズン開幕前に3年40.5Mの契約延長で、計5年総額58.25M(保障20.5M)の無謀な巨額契約をしました。

同じ契約3年延長でもブレイディは27M。ブレイディが高齢とはいえ、これまでの功績やパフォーマンスをサンチェスと比較すると、サンチェスとの契約は笑いものです。

ブレイディの契約はこれを見直す材料となるか?