こんにちは、放談の時間です。
プレシーズンなのにケガ人が非常に多く、どのチームも負傷者の穴埋めに必死になっております。
そんな中で、今シーズンからドルフィンズに移籍したばかりのTE”ダスティン・ケラー”にも最悪な事故が起こったとのことです。
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プレシーズン2戦目。ドルフィンズvsテキサンズにて、S”SD.J. スウェリンガー”からタックルを受けたさいに、足が変な方向に曲がり、右膝のACL、MCL、PCLの3つの靭帯を断裂の上、膝を脱臼。さらに神経を損傷という、どんな状態か分からないぐらいの重症を負ったとのことです。
[参考:アメフト NEWS JAPAN]

で、容疑者のスウェリンガーが証言するには、「高めにタックルしたらヘルメット・トゥ・ヘルメットの反則取られて~~、15yd罰退の上に罰金だし~~、低めにタックルするしかないじゃん。ごめんね~~」(JETS狂的、証言イメージ)とのこと。

 

たしかにヘルメットをぶつける意図は無いとしても、高めにタックルしてヘルメット同士がヒットしたら膨大なペナルティが課せられる。ならば、最初から低めにタックルすればOKという考え方に、当然なるでしょう。

しかし、選手を脳震とうから守るために強化されたこのルールが引き金になって今回のケラーの大きな事故を引き起こした事に、故意で無くても発生してしまうヘルメットのヒットに対して厳しすぎる罰則は、いかがなものかと思います。

 

格闘技の側面を持つアメリカンフットボールなのですが、まともに胴体へのタックルが行けなくなり、弱く骨折しやすい足への攻撃が集中すると悲惨な事故がこれからも続発する気がします。
プロレスで「スピアー」を胴体でなく両足に行ったら危険な事は、簡単にイメージできますしね。

いずれにしてもシーズンアウトどころか選手生命すらアウトかもしれない事故にあったケラーが心配です。
近年のJETSの印象ある試合には必ずケラーの活躍があり、私のツィートに返信してくれた事もありました。

ケラーの回復を心から祈っています。