▼D#
前半は敵陣1インチのギャンブルを止めたり、クロちゃんがINTを見せたりとそこそこ機能していたD#ですが後半にボロが出ます。
ミリナーがタックルミスでWR”マイク・ウォレス”にTDを許し、クロちゃんもハートラインをカバーしそこないTDを許す失態を見せました。
最近のCB陣がヘボすぎます。

リーヴィスが抜けた時は「金の亡者め!お前の代わりなんて直ぐに見つかるわ!」と、思っていましたが、今ではリーグ最強のCBと言われた意味が良く分かります。

リーヴィスはミリナーみたいなミスを全くしないし、相手に影のように張り付く能力があっても100%レシーブを防ぐのはムリだと最初から理解しており、パスカットがムリなら直ぐに足元を狙ってタックルし、ゲインさせませんでした。

相手をつかんでインターフェアなどの反則を全く犯さず、レシーブされても絶対ゲインさせないって、すげー人だったんですね。
リーヴィス、カムバ~~ック!

 

さて、去った人の事はさておき、もう1つの敗因がパスラッシュが通らないこと。
問題を抱えたOLはちょろいかと思われたら、メチャクチャ固かった。
OLは個人の力より5人の連携によるユニット力が勝るといいますが、渦中の2人がいなくなった事で連携が良くなったのでしょうか、サックはコプルスの1回のみ。
これがタネヒルに余裕を与えてパスをコンスタントに通されました。

とにかく第1Qから10分近くドライブされ、その後もイルカO#にタイムポゼッションの差をつけられて非常に歯がゆい展開でした。
(さんざんロングドライブした挙句にFG失敗とギャンブル失敗でしたが)

あと、タネヒル自身もいいQBになりましたね。ジーノばっかり見てるので、コンスタントに普通にパスが通せる能力って素晴らしく思います。

JETS D#は2回ほど敵陣1インチというTD取られて当たり前の状況で、TDを許さない意地を見せただけに、残念です。
最後の方はサイドラインでクロちゃん笑ってましたから、ダメなO#陣にもう集中が切れたんでしょうな。

 

▼ST
クロちゃんがミスった後、罰ゲームなのかキックオフのリターンはクロちゃん。
2010シーズンのプレーオフで、マニングのコルツ相手にギリギリ逆転勝利に導いたのはクロちゃんのビッグリターンでしたが、やはりクロちゃんのリターン能力は秀逸。
長いストライドで一気にかけあがり30yd以上リターンするのは確実でした。

というかジョシュ・グリプスに何かあったのか??

 

▼総評
後半からシムズを出すも、肝心なところでRBのファンブルロストもあり波に乗れず。
ジーノのスタッツがパス4/10回29yd獲得、1INT。シムズがパス9/18回79yd獲得、1INTと、2人あわせてもタネヒルの1/3です。

QBも問題ですがWRにも問題ありありで、2試合連続で3点しか取れないゴミO#の復活です。

 

シムズはTD取れませんでしたが、やはり彼のパス能力に可能性を見ます。
せめて、1試合前にシムズを後半出していれば自体は変わっていたかもしれません。

しかし、最新情報では次の先発もジーノのようで、JETSは今シーズン、現在19INTと最悪の数字を誇るジーノと心中したいようです。

 

シーズン前半はジャイアンツに行っていた春日の呪いが、平等にシーズン後半はJETSに来たようで、NFL倶楽部自体が訴えられても仕方ないでしょう。

 

s:リーグ1位の19INTを誇るジーノ。もはやパット・ホワイト2号と呼んでもいいでしょう。
だいたい新OCの方針はウェストコーストO#だったのに、彼は戦術に合いません。

RG3 やキャパニックといい、モバイルQBは対策がきっちり取られてハズレのシーズンです。

 

image-1-1534552:こっそり来ていたファイヤーマン・エド。
しかし、彼に勝利をささげるどころか、失態をさらしました。

エドの心の傷はまだまだ癒えないでしょう。