▼総評
前半はブリーズが2INT献上したり、イーグルスがギャンブルに成功するも、サックされ思いっきり下げられFGレンジから出されて、結局はパントを蹴るハメになったり、両者O#が進まず。

ブリーズのロードでのパフォーマンス低下は予想範囲でしたが、フォールズのO#が停滞した理由は、やはりセインツのD#が対策をしっかり打ちたてたからでしょう。

RB”ルショーン・マッコイ”を前半は全く走らせず、WR”デショーン・ジャクソン”も徹底マークでレシーブ3回53yd(最長40yd)と飛車角を封じる事に成功しました。
その分、ラッシュが弱いのかフォールズのボールの保持時間がハンパなく長かったですが、ロブ・ライアンのイーグルス対策は成功したようです。

 

一方セインツはブリーズのパフォーマンス低下は折り込み済みなのか、ランを多用するO#を展開。イーグルスはパスを恐れてD#を引いてたようで、これがそこそこ通りセインツがペースを掴めたのが勝因の1つだったと思います。
あと、WR”デショーン・ジャクソン”をカバーしたCB”キーナン・ルイス”の仕事っぷりでしょう。途中で離脱しますが、それまで完璧に封じてました。

ラン多様でペースを掴む & 相手のエースWRをシャットダウンコーナーが完封。まさに好調時のJETS戦法です。ロブがいることだけはありますね。

 

それでもイーグルスは終了間際に逆転しますが、パス・インターフェアランスで敵陣43ydから、いきなり敵陣3ydまで行ってしまったのが逆にセインツに時間を残す結果になりました。
そしてセインツ最後の反撃にビッグリターンを許した事が致命的でした。ホースカラーの罰退もありますが、あそこで止めないとエンドゾーンまで行かれてたでしょう。

僅差の勝負でしたが、対策をしっかり立てるプレーオフでの経験値の差が出た気がします。

 

Trent Cole, Drew Brees

:ブリーズのスタッツはパス20/30回250yd獲得、1TD,2INT。
ランが目立ったせいなのか、思ったより投げてます。

ここぞでスニークを決める強さも勝因でしょう。