ディフェンス

ブリッツよりパスカバー重視で兄者封じに挑み、”デマリアス・トーマス”に124yd許すものの反則の多さも手伝って、想像以上にブロンコスO#を抑えました。

とにかく兄者が不調。序盤はパスが低くコントロールに精細を欠きます。

さらに、またもオーディブル最中にセンターがスナップし、ボールが兄者の後に飛んでいくスーパーボウルの名シーンを再現してくれましたwww。

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それでも前半2ミニッツの勝負どころではキッチリとTDドライブを演出するところが、現役最強QBの凄みです。

 

あと、JETSはランD#だけが強みなのに、RB”ロニー・ヒルマン”に100yd走られました。
前試合のチャージャーズ戦同様に、エースRBが不在のチームになぜかランD#が弱いという矛盾した現象が起こっております。

 

DBで注目株はDB#24″フィリップ・アダムズ”。前のチャージャーズ戦と同じく、レシーバーの前に回りこみTDパスを阻止します。リーヴィスと同じ番号で、リーヴィスのようなカンの良さを見せ、彼が育たないか淡い期待を抱いております。

 

スペシャルチーム

WR#18″ウォルト・パウェル”はいいリターンを見せますのが、パントをマフってターンオーバーします。
JETSはマイクウェストホフが引退したせいか、1試合に1回はマフってるシーンを見てる気がします。

そんな中でフォーク様は今宵も30ydのFGを決めて、FG成功率は未だ100%です。

 

総評

ランを主力とするJETSのランO#が完全に死亡。これで1ポゼ差までよく追いつきましたよ。

ファンに後押しされた終盤のD#の勢いは、かつて逆転勝利を呼び寄せてチャンピオンシップまで勝ち続けたJETSを思い出しましたが、ジーノにD#の奮闘に答える力は無く、タリブにINTを献上して終了。

 

正直なところ、ジーノには十分チャンスを与えた結果は出たし、引っ込めて欲しいです。

足があり肩も強く、 運動能力が高い事が分かっているだけに悔やまれますが、かつてのエースQBチャド・ペニントンは全く逆で足が遅くて肩が弱く 、体も貧弱だったのに チームを再三プレーオフに導き、さらに移籍したドルフィンズでは1年で地区優勝をやってのけました。

ぶっちゃけ身体能力やポテンシャルなんてどうでもいい。必要なのは勝てるQBかどうかなのです。

2シーズン見て、ジーノは勝てないQBだということが分かりました。昨年、勝利できた試合はほとんどフォーク様のおかげでしたし。

 

 もはや5敗。そして次は中4日の現地木曜日にパッツと対戦です。

パッツは同日にビルズと対戦し、4勝目を上げました。JETSが今の状況から地区優勝を狙うには、まだ対戦していない同地区チームから全勝する事が必要でしょう。

さて、JETSのO#を劇的に変える特効薬はあるのか?さもなければ、今シーズンでレックス・ライアンのクビは間違いなく飛ぶでしょうな。

 

-1474091d0085c84a:ジーノの本日のスタッツは、パス23/42回、190yd2TD,1INT。
ラン2回11yd。

ちなみにランはジーノが1位というランがひど過ぎる現状。

次戦にパッツに勝利しなければ70%ぐらいシーズンエンドでしょう。