遥かなる頂点

AFCチャンピオンシップは、優勝候補ブロンコスを倒した10年に1人の天才”アンドリュー・ラック”率いるコルツと、第1シードの常勝軍団ペイトリオッツが対戦。

ペイトリオッツは昨シーズン、このステージでブロンコスに完敗とも言える内容で敗れているだけに、今回はそのブロンコスを倒したコルツを相手に苦戦を強いられる事が予想されていました。

しかし、フタを空ければ予想を覆す展開を見せます。一体強さとは何なのか?

[SPONSORED LINK]

簡単な内容

[引用:NFL JAPAN]※個人的な感想は「総評」で。

 

現地18日、AFCカンファレンス・チャンピオンシップでニューイングランド・ペイトリオッツとインディアナポリス・コルツが対戦。序盤から着実に得点を 重ねた第1シードのペイトリオッツが第4シードのコルツを寄せ付けず、45対7で圧勝した。これでペイトリオッツは3年ぶりのスーパーボウル進出。2月1 日にNFC王者シアトル・シーホークスと対戦することが決まった。

 ペイトリオッツは最初のオフェンスでパントに追い込まれるも、コルツのリターナーのファンブルをリカバーして敵陣26ヤードから攻撃継続。これをランニ ングバック(RB)ルギャレット・ブラントの1ヤードTDランにつなげて先制する。さらに次のオフェンスでもクォーターバック(QB)トム・ブレイディが フルバック(FB)ジェイムス・デビリンにTDパスをヒット。第2Qには1TDを返されたが、終了間際のFGで17対7とリードを広げて前半を終えた。

 後半になってもペイトリオッツは試合の流れを渡さず、最初のドライブでタックル(T)ネイト・ソルダーへ16ヤードTDパスを通すスペシャルプレイが炸 裂。さらにブレイディからタイトエンド(TE)ロブ・グロンコウスキーへの13ヤードTDパス、インターセプト奪取からブラントの2ヤードTDランと立て 続けに得点を奪い、第3Q終了時点で38対7と大量リード。第4Q早々にもブラントが2ヤードTDランを決めて、コルツを突き放した。

 ペイトリオッツはQBブレイディがパス35回中23回成功、226ヤード、3TD、1INT。さらにRBブラントがラン30回、148ヤード、3TDの 大活躍だった。ワイドレシーバー(WR)ジュリアン・エデルマンはレシーブ9回98ヤード、TEグロンコウスキーはレシーブ3回28ヤード、1TDだっ た。

 コルツはQBアンドリュー・ラックがパス33回中12回成功、126ヤード、TDゼロ、2INTと全く機能せず。エースWRのT.Y.・ヒルトンもレ シーブ1回36ヤードと厳しいマークに苦しんだ。さらにディフェンスが相手の第3ダウン18回中12回更新されるなど勝負どころで踏ん張れず、ボール保持 時間で15分以上の差を付けられる要因に。スペシャルプレイにも翻ろうされ、20対42で惨敗した第11週のリベンジはならなかった。

 

スコア&ダイジェスト

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
コルツコルツ (11-5-0) 0 7 0 0   7
ペイトリオッツペイトリオッツ (12-4-0) 14 3 21 7   45

次ページへ続く