新GMを信じるのみ

早くも2日目に突入したドラフト。初日はDL獲得で根本的な問題の解決に至りませんでしたので、2日目に期待が集まります。

さて、JETSのPICKはどない?

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2巡目(全体37位)WR”デビン・スミス”(Devin Smith)

Devin Smith-rs

2巡目は既に”ブランドン・マーシャル”をGETし、さらに昨年からの”エリック・デッカー”がいるにも関わらずWRをGET。

“デビン・スミス”はオハイオ大出身のWR。40yd走4.4秒の快速を誇り、昨年は15試合出場で931yd、12TD。平均レシーブ獲得ydが28.2ydというディープに強いWR。

しかし、弱点として直線は強いが、横や戻るルートなど動きのパターンが少なく、スピードに依存しているためディープを警戒されると使い物にならないかもしれない。さらに細マッチョのいわゆるLean body体型で、ブロックには心細いか。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=iJoIcwZD1Po[/youtube]

3巡目(全体82位)OLB”ロレンゾ・モールディン”(Lorenzo Mauldin)

Lorenzo Mauldin-rs

本来の3巡目(全体70位)をテキサンズにトレードし、3巡目(全体82位)と5巡目(全体152位)と7巡目(全体229位)を得て、3巡目(全体82位)にてPICKしたのは、待望のパスラッシャー。

“ロレンゾ・モールディン”はルイビル大出身のOLB。6インチ4フィート(193cm)、259ポンド(117キロ)と体格に恵まれており、大学3年生まではDE。4年の時にOLBに転向。スピードはそれほど無いもののパワーとリーチとタフネスがあり、パスラッシュのみならずランストップも優れています。

若い頃の”カルビン・ペイス”と同じタイプで、まさにペイスの後継者なのです。
(ちなみにペイスはカーディナルス時代にDEからOLBにコンバートしてブレイクした)

 

さらに、モールディンには不幸な背景がありまして、モールディンが2歳の時に両親が刑務所に投獄されたため、彼と4兄弟が路頭に迷い、アトランタで16もの里親を経て苦難に負けずに成長。奨学金を得て大学に進学しました。

この度は長年の努力が報われ、ドラフトでJETSに獲得されるという「幸せの隠れ場所」にも匹敵する経緯があるのです。電話でのスピーチでは感情が溢れ、泣きが入りました。

そのハングリー精神でサックを量産し、人生を一気に変えてほしいものです。
[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=pc5XW7tkg7s[/youtube]

本来、JETSには5巡目がなかったのですが、テキサンズから2つもPICKを増やし5巡目を確保する事ができました。

元テキサンズ人事のGM”マイク・マッカグナン”のおかげなんでしょうね。今シーズンはテキサンズから色々もらっている事を考えると、人脈と人柄って重要です。