チーム内の光と影

この映画は絶対オススメ。
 アメリカの高校アメフト部を題材にした映画です。アメフトのルールが分からない人でも十分見れるどころか、アメリカでのアメフト熱狂ぶりにカルチャーショックを受けると思います。

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▼※ちょっとネタバレあり

実話が元の映画で、1988年に州のチャンピオンのタイトルを目指すパーミアン・パンサーズを中心にドラマが展開します。
チームの中で将来を有望されたエースが事故でアメフトを出来なくなれば、そのおかげで試合に出る機会を与えられ才能を開花する選手もいるなど、
主役を絞らず選手やコーチ、選手の親までそれぞれの葛藤を上手く描いています。

「タイタンズを忘れない」に比べて暗めですが、落ち着いて見れて心に残る作品です。

名シーンは事故った黒人エースが「俺はアメフト出来なかったらどうすればいいんだよ。プロになって伯父さんに家買ってやりたかった~」って号泣しながら叫ぶ所です。

<イントロダクション>
1988年8月6日テキサス州オデッサにあるパーミアン高校アメリカン・フットボール・チーム、”パンサーズ”のプレ・シーズン1日目。勝候補のパンサー
ズは熱狂的な街の期待を一身に集めていた。練習初日にも関わらずテキサス中のマスコミが取材に訪れ、まだハイスクールの選手たちを、まるでスーパースター
のようにインタビューしている。話題の中心は将来を有望視されているブービー(デレク・ルーク)。彼には大学のスカウトたちも熱い視線を送っていた。
クォーターバックは堅実なプレイを得意とするマイク(ルーカス・ブラック)。往年の名選手を父親に持つドン(ギャレット・ヘドランド)は、そのことをチャ
ンピオンヘの期待と同じぐらい重圧に感じていた。コーマー(リー・トンプソン・ヤング)は控えに甘んじているランニングバックで、プレイに自信を持ってい
ない。その他にも、闘志溢れるキャプテンのチャベス(ジェイ・ヘルナンデス)や、”牧師”と呼ばれているアイボリー(リー・ジャクソン)らがチームの面々
だ。優勝を約束されたチームでは選手よりもヘッド・コーチに信じられないほどのプレッシャーがかかっているが、コーチのゲインズは、「校長より高給取りで
も、それでチームが無敵になればいい」という街の声を冷静に受け止めていた。

<スタッフ>
監督:ピーター・バーグ
製作:デビッド・アローン・コーエン
   ピーター・バーグ
原作:H.G.ビッシンガー「フライデー・ナイト・ライツ」
製作:ブライアン・グレイザー
製作総指揮:ジェームス・ウィティカー
                ジョン・キャメロン

<キャスト>
ビリー・ボブ・ソーントン
ルーカス・ブラック
ギャレット・ヘドランド
デレク・ルーク
ジェイ・ヘルナンデス
リー・ジャクソン
リー・トンプソン・ヤング
ティム・マッグロウ