20080402-news-320.jpgんばれ!チャド!!
不確実な情報ですが現在、FAでチームの改変を大きく進める一方で既存選手の契約問題で揺れるJETSにおいて、これまでJETSをプレイオフに導いてきたQB”チャド・ペニントン”の進退も怪しくなってきたようです。

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▼QB”チャド・ペニントン”は2000年のドラフト1順目でJETSに獲得されて以降、JETSに所属し続けプロ8年目。
肩が弱いというQBとして致命的な弱点を持ちながらも正確で補給しやすいパス(通称:やんわりパス)と切れる頭脳、甘いマスクを武器に2002年、2004年、そして2005年はケガで離脱し、翌2006年の3回JETSをプレイオフに導きました。(2006年はカムバック賞を受賞)。
しかし、2007年はケガで半分以上の試合の先発を強肩QB”ケレン・クレメンス”(3年目)に譲り、JETSのコーチ陣もプレイオフ進出が難しい状況になった時点で経験を積ませるために”クレメンス”の出場機会を多く作りました。
そして今シーズンは”クレメンス”を正QBにつけ”チャド”は第2QBになる方向に進んでいる模様。

“チャド”にはシーズン開始までに年棒600万ドルへ減給かチームを離脱するか選択を迫られる事になるようです。
そしてJETSが8月の遅くに、または、9月前半に”チャド”を切るとしても彼らは2008年のキャップスペースで600万ドルを儲けて、”チャド”に何の借りもありません。”チャド”は
それからフリーエージェントとなります。

契約がらみでは以前の記事でも書いたように”ピート・ケンドール”や”ラーヴァニア・コールズ”が揉めましたが、”チャド”は「たとえ何が起こっても、良い事が起こると信じている。」と落ち着いたコメント。そのまま契約を待つそうです。
当然、多くのプロスポーツ選手は自分自身の契約の事を第一に考えますが”チャド”は自分よりもチームを優先する珍しい姿勢を取りました。

“チャド・ペニントン”が好きなワタシにとっては何としても今シーズンもJETSで投げて欲しいです。