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と剛のQB
以前の記事「JETS:ヤバイ立場だ!QB”チャド・ペニントン”」でJETSのQB”チャド・ペニントン”がJETSを去る恐れがあると伝えましたが、今シーズンも残留が決定しました。とりあえず、一安心です。

しかしながら、肩が弱いが正確性がウリで、再三チームをプレイオフに導いてきた9年目の”チャド・ペニントン”と、強肩だが正確性に欠ける3年目のルーキー”ケレン・クレメンス”
対照的な2人のQBのどちらが、今シーズンの先発を勤めるのかが話題になっています。

 

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▼通常QBとはエース一人が固定されているものですが、昨シーズンのJETSの先発QBは”チャド・ぺニントン”8試合、”ケレン・クレメンス”8試合(WEEK15では1投目で潰されましたが・・)と固定されていません。
なぜ固定されていないかというと、チャドは不運というか、ケガが多いのです。

2005年シーズンに早々とケガでシーズンアウトし、JETSは4勝12敗 (AFC東地区4位)のボロボロの成績でシーズンを終えました。
チャドの引退説も囁かれましたが2006シーズンに奇跡の復活!(噂ではオフ間にカラテを身につけたとか・・)
全試合に出場しチームをプレイオフに導き、カムバック賞を受賞しました。

しかし、2007シーズンWEEK1の”ペイトリオッツ”戦でサックを食らい負傷。2戦目はクレメンスが投げきり、3戦目からチャドが復活しましたがその後は不振が続き、QBを途中でクレメンスに変える試合も出てきます。

連敗が続きプレーオフ進出が絶望的になった時点で、フロント陣は来シーズンの事を考え、”クレメンス”に経験を積ませるために先発にクレメンスを起用。
しかしクレメンスもWEEK15の”ペイトリオッツ”戦で1投目から強烈なサックを食らい負傷し、再びチャドが先発QBとして復活しました。
(今、気づきましたがQBを潰したのは全部、憎っくき”ペイトリオッツ”じゃないか!(-_-#))

そして今シーズンは両者が健在なので先発QBはどちらなのかが注目を集めています。

先の練習で、どちらが1軍チームで練習するかをJETSの攻撃コーディネイター”ライアン・ショッテンハイマー”はなんと、コイントスで決めてしまいました。
コイントスの結果、チャドが1軍チームでの練習権を得て、暫定的に先発QBとなりましたが、今後も先発の座を巡る争いが続き、両者油断できない状況です。

[引用:NFL JAPAN]

今季、ニューヨーク・ジェッツのエースQBはまだ決まっていない。31歳のチャド・ぺニントン、24歳のケレン・クレメンスによる競争を制した方が、開幕戦のフィールド上に立つことになる。そして、この競争は、チーム練習のコイントスから始まった。月曜日の練習開始時、ブライアン・ショッテンハイマー攻撃コーディネイターは、どちらが1軍チームでプレイするかを決めるコイントスを実施。ぺニントンが表、クレメンスが裏を選択した結果、コインは表となりぺニントンが1軍チームでプレイする機会を得た。プロ3年目のクレメンスは、「チャド(ぺニントン)が、表を選んだ時、俺にチャンスが来たと思ったんだ。何故なら、俺はいつも裏を選択していたからね。しかし、コインは表だった」と語った。

今オフ、ぺニントンにはトレード移籍の噂があがっていた。しかし、彼はジェッツに残留し、再びエースQBとしてシーズンを迎えることを目指す。昨季の成績を比較すると、ぺニントンは先発8試合出場でパス1,795ヤード、10TD、9インターセプト、QBレーティング86.1。クレメンスも先発8試合出場でパス1,529ヤード、5TD、10インターセプト、QBレーティング60.9だった。プロ9年目のぺニントンは、「(トレード移籍は)俺の考えにはなかった。トレードを考えたのなら、すでにここにはいない」とコメント。また、プロ3年目のクレメンスは、「現在、QBの論争が巻き起こっているのは明らかだね。これは素晴らしい競争だよ」と発言したが、直後に「論争という間違った言葉を使ってしまった。何人かは、俺とチャドの間にいざこざが起こると思っているが、これは友好的な競争だ」と訂正している。