プロレス業界じゃあるまいし
今シーズンを持って長いキャリアに自ら終止符を打ったはずのパッカーズの鉄人”ブレット・ファーブ”が復帰するニュースが飛び交っております。
「燃え尽きた」発言から約4ヶ月の間で何があったのか分かりませんが、オフの間ワークアウトをこなし、パッカーズのキャンプにも現れるような発言をしております。
しかし、パッカーズのフロント陣はファーブを放出しないが、彼のいないチームを作りを進めていると言及しており、伝説の男の復帰はチームに大きな混乱を与えているようです。
[SPONSORED LINK]
▼”ファーブ”自身はパッカーズが先発QBに”アーロン・ロジャース“を配置し、自分のいないチーム作りを進めている事を悟って、チームに放出を要求。
しかしパッカーズは”ファーブ”は放出しないとの事。だからと言ってファーブには2番手QBになる意志は無く、2番手となったとしても年棒1200万ドルの選手がベンチにいるという大きな矛盾が生じる事となり(オリックスの清原みたいですな)、この問題に関しては不透明な状況が続いております。
もし”ブレット・ファーブ”が放出された場合、QBに問題を抱えるチームが獲得に乗り出すでしょう。
同地区の”ベアーズ”、”バイキングス”へのトレードは無いとして、可能性として”バッカニアーズ”、”パンサーズ”、”レイブンズ”、”ドルフィンズ”、”ファルコンズ”、”レッドスキンズ”へのトレードが有力と見ます。
しかしながら先発QBに問題を抱える我らがJETSは4つの理由から”ファーブ”の獲得に興味は無いようです。
1:年齢
10月10日の誕生日に39歳になります。
現在まで274試合連続先発出場を続けているのが不思議なぐらいです。
2:年棒
今シーズン”1200万ドル”という巨額な年棒はチームの改革に巨額をつぎ込んだJETSにとって、支払える額ではないでしょう。
3:あと何シーズンできるのか?
もし獲得したとしても引退から復帰した選手が長く現役を続ける事は、あまり例を見ません。(WWEのショーン・マイケルズぐらいでしょうか)
1~2シーズンだけの復帰はチームの成長の妨げになります。
4:トレード条件の要求
トレードの条件としてパッカーズは最低でもドラフトの2巡目の選択権を要求すると考えられます。
以上の事からJETSが”ブレット・ファーブ”の獲得に乗り出すことは無いと考えられます。
まぁ、固定の先発QBが見えない状況ですが、”チャド”と”クレメンス”の先発争いはお互いを成長させる良い刺激になっていると思います。
しかしながら、”ブレット・ファーブ”は復帰することによってMaddenの呪いの餌食にならないか不安ですね。