イメージ QBの良き理解者
先日のスーパーボウル43でプレゼンターとして登場した伝説のQB”ジョー・ネイマス(Joe Namath)”
[ネイマスに関してはこちらを参照]

ニューヨークデイリーのインタビューでファーブの後を継ぐ事になる、ジェッツの先発QBの選定に関して苦言を漏らしております。

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▼ネイマスはクレメンスを擁護
ネイマスの怒りの理由はジェッツが次期QBをFAやトレード、ドラフトで獲得する可能性があるというチームの方向性についてです。

ネイマスは「選手やコーチたちが、クレメンスについてどう思っているのかが気になる。もし、彼が来季の先発QBじゃないのなら、何故チームにいるんだい? 来季は、
クレメンスがステップアップを果たす時であり、先発の座を得るべきだ」
「ワタシはクレメンスがいいと思うので来シーズンは先発にクレメンスが登録されていると思っている。もしも違うならば彼を放出すべきだ。彼が良いプロのQBでは無いと判断するならば、なぜ彼は今までチームに残ることが出来たのか?」
とクレメンスにチャンスを与えるようにとコメントし、チームが勝つためのベストの計画を立てようとするのは理解に示すものの、ジェッツにバックアップとして居続けるクレメンスの存在意義を擁護しています。
(まぁ2007シーズンはチャドのケガで8試合も先発してるんですけどね(=_=;))

▼地元メディアは3rdQB”ブレット・ラトリフ”を推す
だがニューヨークデイリーの先日の記事では「ラトリフはまたジェッツのブレットに成りうる。」とクレメンスよりも昨年のプレシーズンで高いパフォーマンスを見せた3rdQB”ブレット・ラトリフ”を推しています。
記事には「誰が1年前までペイトリオッツの”マット・キャッセル”を知っていたのか?彼はジェッツのキャッセルかもしれない。」とラトリフの先発に期待を寄せています。

“ブレット・ラトリフ”は2007年にドラフト外でジェッツに獲得され、最初はスカウトの情報集めの手伝いをしており、期待は全くされていませんでした。
しかしトレーニングキャンプでHC”エリック・マンジーニ”は彼を賞賛し、プレシーズンでは前半に登場したクレメンスは相変わらずパスの精度に波があり活躍しない反面、後半から登場したラトリフはロングパスを次々に決めてチームを逆転勝利に導く活躍ぶりでした。

とにかく「QBは新戦力ありき」であるチームの方向性に、ファン以上にチームを大事に思うネイマスも地元メディアも反対しております。
でも、ワタシ個人的にはFA、トレード、ドラフトとQB選定はいろんな方向に荒れてくれたら面白いんですけどね。(ファン失格か!?)