QB戦争開始
JETSは6月9日から3日間のミニキャンプが行なわれます。
やはり注目は先発QB争い。昨年まで”チャド・ペニントン”を追う立場であった”ケレン・クレメンス”が一転して、今年はドラフト1巡目獲得の注目のルーキーQB”マーク・サンチェス”に追われる立場となりました。

お互い友好的な姿勢を見せていますが、先発QBになれるのは一人だけ。しかも先発に活躍されるとバックアップにチャンスは皆無なので、内心は必死でしょう。(特にクレメンスは)

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▼RB”レオン・ワシントン”奥さんの出産のため、またも離脱。
契約問題で揉めていたRB”レオン・ワシントン”がやっとの事でチームの練習に参加したと思ったらまたも離脱。今度の理由は奥さんの出産に立ち会うためとの事。

HC”レックス・ライアン”もこれには許可。そして「自分は息子の誕生に立ち会えなかったことがあり、すごく後悔している。毎年、その息子の誕生日になると妻の視線がいつもと違うんだよ…。コーチになって最大の後悔の1つだ。レオンはいい決断をした」とコメントしております。

無事に男の子が生まれて、名前は”ノエル(Noel)”だそうです。

▼RB”トーマス・ジョーンズ”契約交渉中
もう一人契約でもめているのがRB”トーマス・ジョーンズ”。現在、4年契約の3年目で過去2シーズンで1310万ドル支払われたのに対して今年は僅か90万ドル。現在、練習には参加していますが、水面下で契約の見直しを求めています。そして来年の3月が来るとジョーンズにロースターボーナス300万ドルが支払われる事になっています。

TE”クリス・ベーカー”のケースに当てはめると、代わりの効く選手はロースターボーナスを支払う前にカットしますので、ジョーンズは今シーズンも活躍しないと、来年解雇される事が予想できます。

▼S”ケリー・ローズ”、「JETSは最高の守備」とコメント
ニューヨークデイリーによるとS”ケリー・ローズ”が「今年のJETSの守備はリーグ最強になるだろう」とTwitter(アメリカで流行っているブログとチャットを足したようなWEBサービス)で守備の自信を語っているとの事。

昨シーズン、リーグ屈指の守備力でレイブンズをAFCチャンピオンシップまで導いた守備の鬼”レックス・ライアン”がHCに就任し、レイブンズからLB”バート・スコット”を始め3人引き抜き、昨年は弱点であったDBは既に穴がないくらいガチガチに固めております。

そして昨年のシーズン前に引き抜いた”クリス・ジェンキンス”と”カルビン・ペイス”も健在。更に昨年ドラ1位のDE”ヴァーノン・ゴルストン”が覚醒すれば言うことなしです。
不安の残る攻撃面を守備がしっかり補ってくれるでしょう。

▼どうなる”ブレット・ファーブ”??
昨年、引退から電撃復帰しJETSのQBとなった生ける伝説”ブレット・ファーブ”
シーズン後半からケガを隠しつつプレーを続けてチームを失速させ、シーズン終了後に正式にJETSを退団し2度目の引退となりました。
インタビューで「シーズンが近づけばまたフットボールをしたくなる衝動にかられるかもしれない。しかしそれは尊敬するJETSを侮辱する事なので復帰はもうしない」と語っておりましたが、なにやら最近2度目の復帰説が浮上しております。

「JETSに勝手にトレードした古巣パッカーズに恨みを持ち、ライバルのバイキングスに入団してリベンジする」とか、「ケガした右腕もこっそり治して復帰に向けて動いている」とか、嘘か本当か分からない情報で賑わっております。

そしてバイキングスはファーブに対して猛烈にアプローチし、このたびファーブの決断に回答期限を設けたようです。はっきりとした期限は不明ですが少なくとも今週中には決着がつく見込みとの事。
また復帰したら愛称を「鉄人」から何度も蘇る「ターミネーター」に変えた方がいいですな(*_*)。