NFLイメージ
黒チームと魔の西海岸
本日の相手はチームカラーもチーム名もファンもガラが悪く、球団価値もリーグ最下位と査定されたばかりのレイダース。
さらに加えるならこのチームと対戦する前にファーブは父を亡くし、昨年はマット・キャッセルの父も対戦直前に亡くなったという、なんともダーク極まりないチームです。

そしてJETSはQB”マーク・サンチェス”が乱調続きで主力WR2人欠場に加えて、NT”クリス・ジェンキンス”がシーズンアウトしボロボロ。
更にこの試合の第1Qで光速のRB”レオン・ワシントン”までも負傷退場してしまいます。

魔の西海岸と死神チームが誘う地獄の中でJETSは光を見ることができるのか!!?
(なんつって結果はご存知ですよね・・)

 

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▼第1Q
[レイダース]
ドライブ一発目の攻撃からOLB”カルヴィン・ペイス”がQB”ジャマーカス・ラッセル”の手を引っ掛けてファンブル!
それをJETSがカバーしてターンオーバー!!!いきなり敵陣10ydからの大チャンス!

[JETS]
RB”トーマス・ジョーンズ”のラン4発でTD!!開始3分も経たないうちに先制です。
7-0

[JETS]
RB”レオン・ワシントン”が中央のランの際に負傷して、タンカで退場!!またも主力に負傷者が!!
どうするよ!? (;´Д`)ノ

[レイダース]
ILB”デイヴィッド・ハリス”のパスラッシュにQB”ジャマーカス・ラッセル”が慌てて投げた先にはSS”ジム・レナード”。そしてインターセプト!そのままリターンして敵陣4yd!!今日は守備陣が好調すぎ。

[JETS]
敵陣2ydからショットガン。と見せてサンチェスのスクランブルでTD!!
D#陣、ゴチです! ( ´艸`)
14-0

[レイダース]
RB”ジャスティン・ファーガス”のラン連発で敵陣突入。エンドゾーンに向けてWR”トッド・ワトキンス”へロングパス!!しかしCB”ダレル・リーヴィス”がインターセプト!!さすが数々のエースWR殺してきた男です。(°∀°)b

[JETS]
サンチェスのパスはTE”ダスティン・ケラー”と合わず自陣20ydで4th-10yd。なんとここからP”スティーヴ・ウェザーフォード”がまたもパントフェイクで猛ダッシュし、1stDownを更新。すごい度胸だ!!

▼第2Q:14-0
[JETS]
敵陣40ydからRB”ショーン・グリーン”へトスして、ラン。これが突き抜けて敵陣8yd。
そしてまたもRB”ショーン・グリーン”のランでTD!!ワンサイドゲームになってきました。 ヘ(゜∀゜*)ノ
21-0

[JETS]
ラスト8秒までに敵陣26ydに進みFG。ホルダーはなぜかQB”ケレン・クレメンス”。
これを決めて前半終了。
24-0

▼第3Q:24-0
[レイダース]
QBをQB”ブルース・グラドカウスキー”に交代。こやつが足が速くてスクランブルを決めまくる。
しかし調子に乗りすぎてD#につかまりファンブルし、これをJETSがカバーしてターンオーバー。敵ながら何やってんだレイダース。

[JETS]
サンチェスが思い切ったロングパス!!これをWR”デイヴィッド・クラウニー”がCBを引き離しエンドゾーンでキャッチしてTD!!調子がイマイチながらもサンチェスがここぞという所で決めてくれました。
そういえばサンチェスがプレシーズン初パスの時もこのホットラインでロングパスを決めましたね。
31-0

▼第4Q:31-0
[JETS]
RB”ショーン・グリーン”のランで敵陣8yd。しかしサンチェスがパスラッシュに追われてボールをこぼす。
危うくも自分でカバーし38ydのFG。ホルダーはまたもQB”ケレン・クレメンス”。契約最後の今シーズンはホルダーに徹するのか?しかしこれは外れてノーグッド。 ( ̄∩ ̄#゛

[JETS]
WR”デイヴィッド・クラウニー”とRB”ショーン・グリーン”の活躍で敵陣突入。
そして敵陣29ydからRB”ショーン・グリーン”が足を掴まれながらも粘って密集地帯を突き抜けてTD!!!
レイダースHCが両手を膝について苦痛の表情。 ヘ(゜∀゜*)ノ
38-0

[レイダース]
サンチェスは余裕からか試合中なのにサイドラインでピザみたいなもの食ってます(後にホットドックと判明)。
だがレイダースにも意地がある。敵陣6ydに進みRB”マイケル・ブッシュ”のランで残り1yd。しかしここでILB”バート・スコット”が負傷し、サイドラインに下がる。
レイダース、タイムアウトを使い切った4th-2ydの攻撃も失敗してターンオーバー。こりゃ完封コースだな。

[JETS]>残り2:00
1stDown更新して、ニーダウン。試合終了。
完封して久々の圧勝です。

[ゲームハイライト]
▼総評
いつも心臓に悪い試合をするのが良くも悪くもJETSなので、スリルの無い圧勝は逆に拍子抜けしました。(JETSの試合はある意味、麻薬です)

序盤は守備がターンオーバーを生み出してそれを得点に繋ぎリードし、中盤から攻撃が上手く繋がり大量得点となりました。
第1Qでランとリターンの要RB”レオン・ワシントン”が負傷しタンカで運ばれた時は焦りましたが、ドラフト3巡で獲得したルーキーRB”ショーン・グリーン”がラン19回144yd獲得2TDと爆発。
ジョーンズと同じ突進型ですが、体を丸めて低く弾丸のように突撃し、D#を突き破るスタイルは圧巻です。

サンチェスも途中パスミスが目立つところがあるものの途中から3rdDownはきっちりパスを決め、賢明な判断でスクランブルしTD。そしてロングパスでTDを決めるなどINTにビビッてない事をアピール。
ファーブの時はバンバンパスをキャッチしていたTE”ダスティン・ケラー”へのパスが通らないシーンが前試合に続いて多く、未だ連携に不安を感じましたが後半からは要所でパスを決めて、復調の兆しは見えました。
しかし、本日のスタッツはパス9/15-143yd獲得,1TD,0INT、加えてランで1TD。INTはされないもまだまだです。

守備ではサックは無いもののOLB”カルヴィン・ペイス”が長い手でパスをカットし、2度もQBの手を引っ掛けてファンブルを誘発。CB”ダレル・リーヴィス”もパスをガンガンカットし、おまけにINTを決める相変わらずのエースWR殺しっぷりです。
ジェンキンスの穴も途中、何度かランでロングゲインされてしまうシーンがあるものの最終的にはキッチリしとめて初の完封勝利。

まぁ相手がレイダースなので勝てた部分もあり、次のドルフィンズ戦はこの調子でリベンジをして欲しいものですが、RB”レオン・ワシントン”と試合の最後で負傷したLB”バート・スコット”の様態が気になるところです。

あと気になったのがレイダースはHCやオーナーまでもみんなヤクザみたいで、やっぱ怖いわ (;´Д`)ノ
(ヤクザっぷりならレックス・ライアンも負けてませんがね)

[追記]
サンチェスが試合中に食っていたのはホットドックらしく、こっそり食べていたのがテレビに映ってしまい深く反省しているとのこと。

NFLイメージ
これがJETSの新兵器RB”ショーン・グリーン”。こやつもトレードアップして獲得しておいて良かった~。
足を掴まれても倒れず、踏ん張って突き抜ける強靭な足腰を持ってます。
まさに人間削岩機2号。

 

2009/10/25 @Oakland-Alameda County Coliseum,

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ (4-3-0) 14 10 7 7   38
レイダース (2-5-0) 0 0 0 0   0
 
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地25日に行われたニューヨーク・ジェッツ対オークランド・レイダースの一戦は、ジェッツがリーグ屈指のラン攻撃にモノを言わせて38対0と完勝。連敗を3で止め、今季成績を4勝3敗の貯金1とした。この試合で初のTDランを決めたジェッツ新人ランニングバック(RB)ション・グリーンは、キャリア初の100ヤード超え。

第6週終了時でリーグ2位の1試合平均獲得ヤードを誇るジェッツのラン攻撃が、第1Qから爆発した。ゲーム開始早々、相手のファンブルからチャンスをつかみ、RBトーマス・ジョーンズがゴール手前から押し込んで先制。さらに残り5分あまりとなったところでストロングセイフティ(SS)ジム・レナードが50ヤードライン付近でレイダースのクォーターバック(QB)ジャマーカス・ラッセルのパスをINTすると、44ヤードを激走。一気にゴール前まで攻め込み、QBマーク・サンチェスが3ヤードのTDランを決めて17対0とリードした。

ジェッツはその後もジョーンズとグリーンの両RBを軸に着実にボールを進め、チーム全体でラン獲得316ヤード、4TDとレイダースの守備を粉砕。グリーンが自己最多の144ヤードを獲得するなど、2人のRBが共に100ヤードを突破した。また、今回が初の故郷カリフォルニアでのゲームとなったジェッツのサンチェスは、パスこそ15本中9本の成功で143ヤード、1TDにとどまったものの、前週まで計10を数えていたINTはゼロ。TDランも1本を記録するなど、見事にチームのラン攻撃を機能させた。また、レイダースの第1ダウン獲得を計13回に抑え、得点を許さなかったディフェンス陣の健闘も光った。

一方、敗れたレイダースは、この日も課題の得点力不足を解消できないまま。第1Qで2本のINTを喫した正QBラッセルは第2Q途中でベンチに下げられ、代わったQBブルース・グラドコウスキーはINTこそなかったものの、19本中10本のパス成功で97ヤード獲得と精彩を欠いた。

[引用2]
先週のゲームでは5INTを喫する大乱調だったニューヨーク・ジェッツの新人クォーターバック(QB)マーク・サンチェスが、現地25日のオークランド・レイダース戦でパス143ヤード、1TDにとどまったものの、INTはゼロ。TDランを1本マークするなど復調の兆しを見せた。ただし、試合中にホットドッグを食べているシーンをテレビに映された件については平謝りだった。

「謝罪したいと思う」というサンチェスは、「体調があまりよくなく、試合前にしっかり食べられなかった。ゲーム終盤までに何か(シリアル)バーのようなものを食べるべきだったんだろうが、誰かがホットドッグを頼んだんだ。目立たないように食べようと思ったんだが、見つかってしまった。やるべきじゃなかったことだし、もう二度とやらないつもりだ」と、プロとしてあるまじき行為を反省していた。

一方で、38対0の完封勝利で連敗を3でストップした試合内容については、サンチェスも手ごたえを感じた様子。特に守備陣がレイダースの試合開始からの攻撃3回のうち2回でターンオーバーを奪ったことに、「ディフェンスがあれだけやってくれれば、オフェンスは楽だね。彼らには脱帽だよ。自分も安心してプレイできたし、それはチームにとって大きなことだ」と語っていた。