NFLイメージ
実なカードで勝負

勝率が低いのに加えて、同地区対決で全チームに負けているため、1敗したら確実にシーズンエンドだろうと思われるJETS。

不安定なQB”マーク・サンチェス”に先の敗戦の後、徹底的にボールセキュリティに関してお説教しました。

しかし相手も不安定QB”ジェイク・デローム”のパンサーズ。この勝負いかに相手にミスに付け入るかが重要になります。

ここから先は1戦1戦がスーパーボウルだと思って戦え!!

 

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▼第1Q
[パンサーズ]
ILB”デイヴィッド・ハリス”がサックを決めるもRB”ジョナサン・スチュワート”を止められず敵陣への進入を許す。しかし、ここですんごい奇跡的なプレーが炸裂する。
QB”ジェイク・デローム”の放ったパスがストレートに走ってる最中の後ろ向きのWRのかかとに当たって跳ね返る。それをCB”ダレル・リーヴィス”が上手いことキャッチしてINT!!!そのままエンドゾーンへリターンTD!!
リプレイのスロー再生でなければ何が起こったか理解不能な弾道でした。ラッキーもあるが、至近距離で急に90度方向を変えてライナーで飛んできたボールをキャッチするリーヴィスの反射神経はスゴイ。1TDゴチです。
7-0

▼第2Q
[パンサーズ]
フリーフリッカーからQB”ジェイク・デローム”がエンドゾーンへ放ったロングパスはレシーブできないもののパスインターフェアランス。ヤバイと思ったら両者ともの反則で相殺される。
敵陣22ydまで進まれFGで終了。
7-3

[パンサーズ]
WR”スティーヴ・スミス”へロングパス!!しかし当然我らがエースCB”ダレル・リーヴィス”がピッタリマーク。
落下地点を読みベストポジションを取って見事に本日2本目のINT!!お前だけが頼りだ!

[JETS]
敵陣30ydまで進むもRB”ショーン・グリーン”がファンブル!抑えられてターンオーバー!
前にもこんな事あったなぁ。

[パンサーズ]
プレッシャーでQB”ジェイク・デローム”が慌てて投げた先に先発を下げられたFS”ケリー・ローズ”が走りこんでINT!!
デロームは前半だけで3INT。この調子で頼むよ。

[JETS]
前半残り2分を切ってQB”マーク・サンチェス”のスクランブルとRB”トーマス・ジョーンズ”のランで敵陣12yd。
WR”ブレイロン・エドワーズ”へのショートパスで敵陣4yd。そこからRB”トーマス・ジョーンズ”が正面から突っ込まず、珍しくサイドステップでまずDLをかわして倒れこみながらギリギリにエンドゾーンへ入ってTD。いいペースだ!(^O^)/
14-3

▼第3Q:14-3
[JETS]
サンチェスがダメなのでとにかくRB”トーマス・ジョーンズ”にボールを持たせて敵陣突入。
そうなるとプレイアクションに効果が現れ、たまのパスも通りやすくなる。WR”ブレイロン・エドワーズ”へパスを通して敵陣16yd。
TE”ダスティン・ケラー”がエンドゾーン手前でボールをキャッチし、TDかと思われたがここで痛恨のファンブル!ボールを抑えられてターンオーバー。ケラーがこんな致命的なファンブルとは珍しい。

[JETS]
緊急事態発生!!サンチェスがスクランブルの際に掴まれ倒れてから動かない。
どうやら足を痛めた模様。とうとうヤツを出す時が来たか!!
悲運のQB”ケレン・クレメンス“参上!!!このチャンスを生かして先発を奪えるか!?

しかしランは止められパスも全然ダメで速攻パント。サンチェス早く帰ってきてくれ~~。(;´Д`)ノ

[パンサーズ]
OLB”カルヴィン・ペイス”が逃げ回るQB”ジェイク・デローム”をサック!本日の守備は絶好調。
パントで終了するとサンチェスが復活。しかし足を少々引きずっているぞ。

▼第4Q:14-3
[JETS]
早々WR”ブレイロン・エドワーズ”へ放ったパスをCB”クリス・ギャンブル”がINT。なぜ完全に張り付かれているレシーバーに投げるのよ?サンチェス君。

[パンサーズ]
敵陣10ydからWR”スティーヴ・スミス”へエンドゾーン奥へのパス!張り付いているCB”ダレル・リーヴィス”も飛ぶが数センチボールに手が届かずレシーブされてTDを許す。しかし足をつかないで外に倒れこんだように見えたのでここでチャレンジ!!!
やっぱり判定が覆りTDは無効!。次のパスは止めて、FGで終了。
14-6

[JETS]
敵陣30ydまで進みK”ジェイ・フィーリー”が47ydのFGチャレンジ。こいつを決めて突き放す。
Maddenだとこんなにキック力ないぞ。
17-6

[パンサーズ]残り>3:20
OLB”ブライアン・トーマス”のサックで大きく下げて、4th-14ydでしゃーなしのギャンブル!
なんと、これを通されちゃって2ミニッツ。

敵陣30ydから山なりのパスをWR”ドゥエイン・ジャレット”にキャッチされ、エンドゾーンへ走りこみTD。
だがパスインターフェアランスで無効に。
またも山なりのパスをFS”ケリー・ローズ”は本日2本目のINTで勝負アリ。
TDを許さず久々の勝利。僅かな希望に向かっての一歩です。
17-6
[ゲームハイライト]

▼総評
TDをさせないなんて、まるで序盤で連勝したころの守備力が戻ったのか?
と思ってはいけません。これはパンサーズのOLがユルユルで、QBがデロームだったおかげです。実際はタックルミスはするわ、スペシャルチームはタックルかわされて同士討ちするわ褒めれたもんではありませんでした。ただショートパスへの反応がいつもより良かった気がします。

やっぱりスゲーのはCB”ダレル・リーヴィス”。本日は2INTにリターンTDと大活躍。
ピタゴラスイッチ的に90度弾道が変化したボールをキャッチするわ、WR”スティーブ・スミス”を押さえ込んでINTするわ、強力なRB陣に対して足元に強烈なタックルかますわ非の打ち所が無い。

先発をおろされたS”ケリー・ローズ”も屈辱から奮闘し2INTを記録。やれば出来るじゃん。
ちなみにデロームのスタッツは14/34-130yd,0TD,4INTとボロボロ。
「この成績でよく偉そうにオーディブル連発できるな~」と思ってしまいました。( ´艸`)

攻撃面で、サンチェスのスタッツは13/17-154yd獲得,0TD,1INT。とにかく”トーマス・ジョーンズ”が突っ込みまくってサンチェスはパスを投げない方針です。そしてランを印象付けたとこにプレイアクションを混ぜると効果的にサンチェスのパスが決まりました。
だがサンチェスも結構、ターゲットを探せずスクランブルを多様。それゆえに途中で負傷しベンチに下がる結果となりました。

そこで久々にフィールドに現れたのがクレメンス。だが、パスを投げたのが1回だけで、しかもそのパスは地面に向かって投げやがって全く話にならず。サンチェスが不調なのでちょっと期待しましたが、やっぱりクレメンスはクレメンスでした。 (TωT)

TDを与えず勝利したものの正直、気持ちのいい勝ち方では無かったです。反則で無効にならなかったら、また最後のドライブはTD許してたし。だが望みをつなげる大きな1勝です。
あとはビルズとセインツがペイトリオッツとドルフィンズを蹴落とす事に祈るのみ。(;´Д`)ノ

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サンチェスが使えぬ今、ジョーンズとリーヴィスが頼りです。この2枚のカードの使い方が連勝のカギを握ります。

次も頼むぞ!

 

2009/11/29 @The Meadowlands

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
パンサーズ (4-7-0) 0 3 0 3   6
ジェッツ (5-6-0) 7 7 0 3   17
 
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]
現地29日に行われたカロライナ・パンサーズ対ニューヨー

ク・ジェッツの一戦は、両チームの司令塔がターンオーバーを犯す展開となったが、相手のミスを生かしたジェッツが17対6で勝利。3連敗を脱出して今季5勝目(6敗)を挙げ、ワイルドカードでのプレイオフ進出に望みをつないだ。

ジェッツは第1Qにコーナーバック(CB)ダレル・レビスの67ヤードINTリターンTDで先制した。さらに第2Q残り2分を切ったところでパンサーズのクォーターバック(QB)ジェイク・デロームのパスをフリーセイフティ(FS)ケリー・ローズがINT。ランニングバック(RB)トーマス・ジョーンズの今季9つ目となるTDランにつなげて14対3とし、11点差をつけて前半を終了した。後半もパンサーズに反撃を許さず、勝利を収めている。

ジェッツディフェンスは第11週まで1試合平均159.1ヤードを稼いだパンサーズのラン攻撃をわずか75ヤードに抑えた。パス守備でもデロームから合計4INTを奪ったほか、プロボウル常連のパンサーズのワイドレシーバー(WR)スティーブ・スミスを1レシーブ、5ヤードにとどめた。パンサーズはTDゼロに終わり、シーズン7敗目(4勝)。プレイオフ進出が厳しくなっている。

ジェッツのQBマーク・サンチェスはパス17本中13本成功し154ヤードを獲得。1INTを喫したが、ディフェンスの踏ん張りに救われた。なお、第3Qに足を痛めて一時ベンチに下がったが、治療を受けて再び試合に戻る意気込みを見せた。