プレーオフ真っ最中ですが、今年のALL-PRO(オールプロ)が発表されました。
オールプロはファンやコーチ、選手間の投票によって決定するプロボウル(オールスター戦)とは違い、NFL取材経験の長いパネラーの投票によって決められるので、プロボウルよりも厳しく選出されます。

昨シーズンJETSから選出されたRB”レオン・ワシントン”はWeek7のレイダース戦で足を負傷してシーズンアウト。しかし今シーズンは守備力リーグ1位、ラン攻撃リーグ1位があいまってその象徴と言える2名が選出されました。

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▼ALL-PROにCB”ダレル・リーヴィス”とC”ニック・マンゴールド”
[参考:ALL-PRO一覧]

まずは守備1位を象徴する”ダレル・リーヴィス”がパッカーズCB”チャールズ・ウッドソン”と同票の48票で1位。続く3位が2票なのでこの2人が圧倒的支持を集めました。
そしてC”ニック・マンゴールド”が31票獲得し、2位に22票差をつけて圧倒的勝利です。

リーヴィスはそれほど身長が高くないにも関わらず、”ランディ・モス”や”チャド・オチョシンコ”、そして今期ALL-PROの”アンドレ・ジョンソン”などリーグを代表するWRを無力化してきました。
その理由はフェイントにつられずピッタリ張り付く反応力と細かいステップ、そしてポジショニングの上手さ。タックルも相手の足元をきっちりと捕らえて、ミスがほとんどありませんでした。

NFL4年目のマンゴールは相手DLを押さえ込んで、ジョーンズのランを牽引しました。OLの中心としての連携の統率も見事。特にベンガルズ戦では相手DLを右に左にコントロールしてランを出し続けて見事に勝利したことは記憶に新しいです。

他に票を獲得したのはRB”トーマス・ジョーンズ”が9票で6位。この部門はタイタンズ”クリス・ジョンソン”が50票を集めて1位です。
FB”トニー・リチャードソン”は1票、OT”ドブリカショー・ファーガソン”が2票、G”アラン・ファニカ”が7票。G”ブランドン・ムーア”が1票とやはりOLは優秀。守備はLB”デヴィット・ハリス”が2票のみです。

ちなみに気になる次の相手チャージャーズからはK”ネイト・ケイディング”がALL-PROに選出されています。