日本のNFLサイトでいろいろJETSの事があげられていたので、それを紹介。
たまにゃラクします。

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良薬は勝利!ジェッツがチケット販売戦線で低迷 [近藤 祐司]
まずはGAORAの実況で「イッツ、グゥッ~~ド!」でおなじみの近藤 祐司さんのコラム。正直、英語の記事で、こういう金がらみの事は理解が難しいので、大変助かりました。
内容はJETSの新スタジアムのシートの料金体系は通常の
チケット料金に加えて、PSLと呼ばれるシーズンチケットを継続して購入する権利も買わなくてはならない、割り増し料金体系が問題で、チケットが余っているとの事です。

苦戦するチケット販売にとうとうJETSは”PSL”の料金を大幅に値下げすると発表。ジェッツは、新スタジアム(87,500人収容)ですでに売り出されている18,000席分の
PSLが設定されているシートを対象に大幅値下げを行い、チケットの売り上げが予想を大きく下回って、球団運営を圧迫し始めていることが明るみになりました。

しかし同居人のジャイアンツはPSLを含むチケットをすでに完売。JETSは楽しいチームなのに意外と人気に差があるんですねぇ。 (´д`lll)

キャンププレビュー ジェッツ編 [生沢浩のNFLレポート Inside Blitz]
お次の拾い記事は生沢浩さんのキャンプレビューです。JETSは攻撃に守備にAFCの猛者を集めましたが、補強の分だけ不安要素もあります。ピークを過ぎたRB”トムリンソン”やLB”ジェイソン・テイラー”、デビュー時からどんどんパフォーマンスが落ちているCB”クロマティ”はJETSで生きかえるのか?

問題児WR”ホームズ”はサンチェスと合うのか?ファニカの抜けた穴を埋めることができるのか?
そしてDEからOLBにコンバートしたゴルストンは覚醒してくれるのか??
今シーズンの補強で強力になったと思ってましたが、こうやって不安要素を並べると逆に昨シーズンよりダメになるんじゃないかと考えてしまいます。

個人的にローズが抜けたSの薄さも気になるところで、JETSは前途多難です。

・引用1:[良薬は勝利!ジェッツがチケット販売戦線で低迷 [近藤 祐司] 2010年06月18日(金) ]
昨年、ニューヨークにオープンしたヤンキースの新球場に空席が目立ったことは日本でもスポーツ新聞などで大きく取り上げられていた。球団の強気なチケット
の価格設定が、不況で財布の紐が固くなっているファンに受け入れられなかったことが大きな要因とされた。

 今年、16億ドル(約1,450億円)の新スタジアムをオープンさせるNFLのニューヨーク・ジェッツも、開幕まで3か月を切った現在も、シーズンチ
ケットの売れ行きが鈍く、このままでは試合に空席が目立つ事態になる、とニューヨークの地元紙が報じている。

 試合のチケットが完売しないと地元でのテレビ中継が許されないルール(ブラックアウトルール)になっているNFLでは、ジェッツのホーム開幕戦が地元で
テレビでは見られない事態になる可能性もあるという。

 今回の事態を招いている最大の要因とされるのは、3月26
日付のコラム
でもご紹介した球団がシーズンチケット購入希望者に新たに課すようになったPSL (Personal Seat
Licence)が購入希望者の反感を招いていることだ。このPSLは、いわば、”シーズンチケットを継続して買う権利料”で、旧スタジアムでシーズンチ
ケットを保持していたファンも支払わないとチケットを継続できなくなるという新たなシステムだ。

 シート位置によって価格は異なるが、エンドゾーンの1階席では3,000ドル(約27万円)、サイドライン付近のならば3万ドル(約270万円)のプレ
ミアムを、シーズンチケット代金に加えて、支払わねばならず、シーズンチケットを継続しない場合には支払った料金は返金されないシステムになっているとい
う。

 だが、先日、ジェッツは、その”PSL”の料金を大幅に値下げすると発表したのだ。ジェッツは、新スタジアム(87,500人収容)ですでに売り出され
ている18,000席分のPSLが設定されているシートを対象に大幅値下げを行い、シーズンチケット販売の巻き返しを狙うといのだ。明らかに弱気になった
かに思える企業決断だが、「これはバーゲンではなく、攻撃的な営業戦略だ!」とジェッツのチケット販売総責任者を務めるマット・ヒギンズ氏はコメントする
が、チケットの売り上げが予想を大きく下回って、球団運営を圧迫し始めていることが明るみになった。

 大借金を抱えて新スタジアムを建設する大きなビジネスの賭けに打って出たジェッツだが、すでにPSLを含んだシーズンチケットが完売しているお隣のジャ
イアンツに比べると、人気の差は歴然で、このような結果はある程度予想されていた。だが、未だに新スタジアムの命名権が売れない状況も続いており、ジェッ
ツは計画していた借金返済プランに狂いが生じているとも報じられている。

 今後、球団経営をV字回復させる手段は”勝つ”ことしかない。チームが勝てば、ファンもこぞってスタジアムに足を運ぶのではないか。ファンは弱いチーム
より、強いチームを見たいものだ。新スタジアムのオープン元年と今シーズン、ジェッツは大きな結果を求められている。

・引用2:[キャンププレビュー ジェッツ編 :生沢浩のNFLレポート Inside Blitz ]
ジェッツはこのオフシーズンで最も積極的に選手補強を行ったチームだ。それも、プロボウルやスーパーボウルを経験したビッグネームを多く入団させた。
Rex
Ryanのヘッドコーチ就任1年目、新人QBを起用しての昨年でAFC決勝まで駒を進めた事実を考えれば、少なくとも机上ではスーパーボウル候補の1チー
ムに数えられる。

オフの補強のうち、目を引くのはRB LaDanian Tomlinson、CB Antonio Cromartie
(ともに元チャージャーズ)、WR Santonio
Holmes (元スティーラーズ)の3人だ。いずれもビッグプレーメーカーとして活躍した経験を持つ選手で、ピーク時のパフォーマンスを発揮できれば
ジェッツの戦力は飛躍的に伸びる。

ただし、懸念材料がないわけではない。Tomlinsonはすでにピークを過ぎたと評されるほど過去3年間の成績が芳しくない。Cromartieは過去
2年間、チャージャーズのゾーンディフェンスで存在感を失った。ジェッツはマンツーマンカバーを多用するが、それが復活の鍵を握るか。Holmesはいま
だ成長過程にあると言っていい。しかし、2年目のQB Mark SanchezがHolmesのスピードをうまくいかせるかは未知数だ。

オフェンスは今季もラン主体の攻撃を展開し、Sanchezとディフェンスに余計な負担をかけないスキームを採用するだろう。Thomas
Jonesが解雇されたため、新先発RBは2年目のShonn
Greene(写真=NFL.com)となる。Greeneは昨年のプレーオフで大ブレークしたが、パスキャッチは1度もなく、パッシングでの貢献はまだ
計算できない。この点をTomlinsonが埋めることになる。

ランを支えるのが強力なOLだが、キャンプでは解雇したLG Alan Fanecaの後継者を見つける必要がある。2年目のMatt
Slausonとドラフト2巡指名のVladimir Ducasseがポジションを争うことになりそうだ。

ディフェンスはNT Kris
Jenkinsの復帰が待たれる。昨季は前半で故障のために戦列を離れたが、リハビリも順調に進み、キャンプから全開でプレーすることが可能だという。
NTが固定されれば今季もアグレッシブなディフェンスが実現できる。

Cromartieが期待通りの活躍を見せればDarrelle
Revisとともに強力なCBコンビを組むことが可能で、アウトサイドのパスカバーが安定すればよりアグレッシブなブリッツスキームが採用できる。昨年の
ジェッツの強さは32個ものサックを記録したパスラッシュにあった。これを持続するためにはセカンダリーの安定が不可欠だ。

DLとして過去2年間期待を裏切り続けたVernon
Gholstonはオハイオ州立大学時代のポジションでもあるOLBにコンバートされた。これによってGholstonが開花することをRyanは期待し
ている。