決勝トーナメントがスタート。
アジア圏の仲間、韓国が1回戦で南米の強豪ウルグアイに敗れて、日本も南米のパラグアイ相手に苦戦が予想されます。
それよりも1回戦から組まれたビッグマッチ、ドイツvsイングランドの結果は4-1でドイツがまさかの大勝となりました。

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▼歴史に残る誤審

ドイツは平均年齢25歳という若手で構成されたチームに対して、イングランドはルーニー等多数のタレントが属するスター軍団。
 序盤ドイツのベテランFW”クローゼ”が見事な飛び出しで先制点を上げると、ポドルスキもシュートを決めてドイツ2点リード。

 しかしイングランドも反撃開始。ヘディングで1点返して、更にその直後にMF”ランパード”のシュートが上のゴールバーに当たり、下に跳ね返ってゴールラインを割ったように見えるも判定はノーゴール。リプレイでどう見てもゴールラインを割っているので「世紀の大誤審」と翌日には報道されております。
疑惑のノーゴール直後にNFL関連のフォロワーさん達から「チャレンジだー」「レッドフラッグ投げろ!」などNFLネタがツィッター上で飛び交いました。

後半のドイツはイングランドの猛攻に耐え、カウンターからMF”ミューラー”が2点追加して、結果4-1の大勝となりましたが、イングランドの2点目が認められ同点で折り返していれば、この試合はどうなっていたか分かりません。

 ドイツの強さはチームの再構築に成功した若さに加えて、ワールドカップ経験が豊富なベテランのクローゼが引っ張るチームであること。セルビア戦で退場しガーナ戦は欠場だったクローゼが1人入るだけで、こんなに攻撃力が違うものかと驚きました。あと、若さだけに1試合ごとに成長するのびしろも秘めています。

それにしてもドイツの岬君(勝手に呼称)#8″エジル”はすばらしい。無骨なイメージがあるドイツにおいてこんなテクニックと視野を持つ選手は珍しいです。しかもまだ21歳なので、あと2回はワールドカップに出場できる将来性もあり、今後が楽しみです。(顔が映画に出てくる知能犯みたいですが)

次の相手はまたも強豪のアルゼンチン。ラスボス級の強さである事は間違いありませんが、勝利に期待せざる得ません。
▼決勝トーナメント
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▼世紀の大誤審