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ヤツよりTDをくれ!

休養あけ一発目はハロウィンに久々のパッカーズ戦。
スタジアムは仮装したファンで盛り上がっておりますが、試合は互いに堅守でTD無しのイマイチ盛り上がりに欠ける攻防となってしまいました。

 

 

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初っ端からパントの蹴りあいになる地味な展開。コレに業を煮やしたのか自陣20ydの4th-18ydというシュチュエーションから久しぶりにP”スティーヴ・ウェザーフォード”パントフェイクからサイドライン際を猛ダッシュ!ありえない奇襲から最後はダイブしてギリギリ1stDownに更新!
しかし、これをチャレンジされ判定が覆り、パッカーズに敵陣36ydからの攻撃を与えてしまう。ここは堅守を見せFGで抑える。

JETSの反撃はWR”サントニオ・ホームズ”にパスを通して敵陣33ydまで進むもののWR”ブラッド・スミス”のファンブルでチャンスをパーにする。この後も反則や、サンチェスがINTされリズムに乗れず0-3で前半終了。

後半一発目からWR”ブラッド・スミス”のリターンで自陣48ydから攻撃のチャンスも1stDown更新できずに終わる。次は敵陣19ydまで進み、K”ニック・フォーク”は入れば同点の37ydFGを強風のせいか外してしまう。

パッカーズにさらにFGを決められ0-6。タイムアウトを使いきり第4Q残り3:50から起死回生の反撃。だがこの反撃もウッディが漏らしたOLB”クレイ・マシューズ”にサックを喰らい4th-11yd。WR”ブレイロン・エドワーズ”への望みを乗せたパスも惜しくもレシーブできず、ターンオーバー。
パッカーズにトドメのFGを決められゲームオーバー。
非常に厳しいハロウィンとなりました。(ノДT)
0-9

▼総評
展開的にはWeek01のレイブンズ戦に似ており、互いに堅守でロングパスを許さず、前評判と違いパッカーズはランディフェンスも充実。そして時折ふく強風のせいか、普通なら入るFGを外し、0-3のロースコアのまま第4Qに入る珍しい展開となりました。

何が決め手となったかというとミスの多さです。JETSはリズムに乗るかと思ったところで、反則をおかし、罰退で苦しい状況に追い込まれる。その上、時間かけて進んだ挙句にターンオーバーを与えてしまい、ドライブが全く点に結びつかない。

あとWR”ジェリコ・コッチェリー”が13回ターゲットとなったのですが、落球が多く結果4レシーブ。もっと捕球できてれば、違った展開になっていたでしょう。WR”ブレイロン・エドワーズ”もカバーされ、機能せず1レシーブのみ。WR”サントニオ・ホームズ”は前半3レシーブで活躍しましたが後半は落球もあり、さっぱり。

そして期待していたランオフェンスは、パッカーズのD#の集まりが早く、機能しませんでした。
ただこの試合でトムリンソンがRBウォルター・ペイトンに次ぐ、史上2位の1万3000yd獲得を達成。
ファーブといいオーウェンスといい記念すべき試合に勝利できない傾向が強いですな。

結果的には無得点。守備がTDを与えぬ堅守を見せただけに、攻撃陣の大不振はとても歯がゆいです。ちょっとOC”ブライアン・ショッテンハイマー”のプレーコールが読まれすぎな気がします。この点をメディアで叩かれて、更にウェザーフォードのパントフェイクも決まっていれば大絶賛なのですが、結果失敗して3点を与える起点となったので、マスコミから「アホか!」と痛烈な批判を喰らっております。
こんな日もあるでしょうが、近年の傾向から、この後はドロ沼の連敗コースに入るかもしれないのが怖いです。(ノДT)

NFLイメージ 味方の落球や反則にも足を引っ張られ、本日のサンチェスはパス16/38回256yd獲得、0TD,2INTとダメダメでした。

ブラインドサイドのT”ドブリカショー・ファーガソン”のブロックは素晴らしいのですが、肝心なところで右のウッディ側から漏れてきたLB”クレイ・マシューズ”に痛恨のサックを喰らいます。

しかし、苦しいのはパッカーズも同じ。ロジャースはパス15/34回170yd獲得の0TD、0INT。投げ捨てるシーンも多かったですが、こちらも味方がレシーブできないシーンが目立ちました。

 

 

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普段は敵対するX-MENとブラザーフッドの親玉”マグニート”も今日は過去を水に流して、JETSの応援に来てくれたようです。ふがいない試合を見せて、もうしわけない(>_<)。

サイクロプスはグラサンなしで観戦すると、破壊光線をタレ流して危ないんじゃないか?

 

2010/10/31 @The New Meadowlands Stadium

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
パッカーズ   3 0 0 6   9
JETS   0 0 0 0   0
 
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地31日、ニューヨーク・ジェッツはグリーンベイ・パッカーズに0対9の完封負けを喫したが、その中で気を吐いたランニングバック(RB)ラダニアン・トムリンソンが、史上2人目となるラン通算1万3000ヤード、レシーブ通算4000ヤードの大台到達を果たした。

 この試合前にラン通算1万2980ヤード、レシーブ通算4062ヤードとしていたトムリンソン。第2Qでの8ヤードランで見事に大台突破を果たし、殿堂入りRBウォルター・ペイトン(元ベアーズ)に次ぐ快挙を成し遂げた。

 この日はチームトップのラン54ヤード、レシーブでもチーム最多の5回のキャッチで37ヤードを稼いだトムリンソンは、「自分にとってとても価値のあること」とコメント。「ウォルター・ペイトンは俺がNFL史上で最も好きな選手。RBになったのも彼の影響なんだ」と喜びを語った。