フェイクスター!

残すところあと3試合。先に試合を終えたドルフィンズはビルズに負けたましが、チャージャーズとコルツはともに勝利し、1勝差に追い詰められました。
スティーラーズに勝利し追撃を振りきりたいが、ハインツフィールドは吹雪で今回も苦戦が予想されます。
相手のスティーラーズもあと1勝でプレーオフ確定ラインかつ、ライバルのレイブンズが勝利したので負けられぬ戦いです。

さて、今週のJETSはどない?

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スティーラーズS”トロイ・ポラマル”は欠場。そしてJETSの危機になんとファイヤーマン・エドがアウェイに緊急出動。これはますます負けられんぞ。

雪が降りしきる中、JETSが先行でキックオフ!”ブラッド・スミス”のリターンは・・はっ早い!!中央の穴を一気に抜けてそのままTD~~!!久しぶりのTDがこれかよ!!と、言いつつもこれはデカイ先制点だ!
7-0

スティーラーズの反撃ドライブはイマイチ繋がらない。JETSのO#は一発目はボールの保持時間が長いサンチェスが珍しく、即座にケラーへスクリーンパス。
すぐに捕まるがこれは「今日はいつもと違うよ」というアイサツ代わりだった。(と、思う) 第2QでやっとQB”ベン・ロスリスバーガー”の攻撃がのってきた。OLB”ブライアン・トーマス”がサックで3rd-18ydに下げてもパスを通して1stDown更新。
トドメはTE”マット・スペース”へTDパスを通して同点に追いつく。互いにFGを1本づつ決めて、同点のまま後半へ突入。
10-10

後半最初のスティーラーズのドライブは好調を維持したままRB”ラシャード・メンデンホール”のランとQB”ベン・ロスリスバーガー”のパスがかみ合い、レッドゾーンへ進入。トドメはRB”ラシャード・メンデンホール”のランで逆転される。

だがJETS反撃のドライブは敵陣46ydからWR”ブレイロン・エドワーズ”へ一気にパスが通り、かつFS”ライアン・クラーク”のアンネセサリー・ラフネスの反則で一気に敵陣16yd。
敵陣7ydまで進むもここで4th-1yd。FGか?ギャンブルか? このチャンスを逃すまいとライアンはギャンブルを選択。これを確実に取るには当然、真正面から得意のダイブで無理やり1stDonw更新するしかない!!
試合を左右するこのギャンブルでRB”ショーン・グリーン”がダイブ~~!!やった1stDown更新だわ! ・・・・・・何かがオカシイ。
こっこれは!!フェイク!!?Σ(・ω・ノ)ノ!
ボールを持っているのは実はサンチェスで、中央の団子状態を横目にスタコラと走って7ydの タッチダウ~~ン!!
このまさかのプレーには全世界が騙された。確実に決めてきた十八番のプレーをエサにするとは、これぞギャンブル!!!
17-17

第4Qに突入!モメンタムを掴んで前進するも16ydのFG。今日は安定しているK”ニック・フォーク”がこれを決めて、再逆転に成功。
ティーラーズの反撃をCB”ドリュー・コウルマン”がQB”ベン・ロスリスバーガー”を捕らえて、ファンブル!カバーは出来なかったが、攻撃をシャットアウト。 JETSは点差を離したいが敵陣32ydの4thDownは無理せずパント。

この絶妙パントでスティーラーズのO#は自陣3ydと最悪な位置からスタートとなる。 スティーラーズは教科書どうりにRB”メウェルデ・ムーア”のランで危険地帯脱出を図るが、なんと目の前に立ちはだかるのはサック王OLB”ジェイソン・テイラー”!!!
「いったいドコから出てきた!?」と思うヒマなく、ひっ捕まえて転がして値千金のセ~~フティ~~~!
22-17

FGでひっくり返らぬ点差に広げて、あとは抑えりゃ勝利だが相手はSBで奇跡の逆転をやってのけたビッグベン。
不安的中であっという間に敵陣10ydまで進まれ、残り2秒!!決まれば負け、抑えれば勝ちのラストパスは・・・ TE”マット・スペース”が取れず勝利!!!!遠かった10勝目にやっと到達です!
22-17 ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ

▼総評
勝つときはいつもながら最後まで目が離せない、心臓に悪い展開でした。 勝因は何といってもSTの爆発。なんせ久しぶりのTDがオープニングのリターンTDですから驚いた。
ブラスミがここまで頼もしいヤツに成長するとはルーキーイヤーの時には想像できませんでしたね。 そしてP”スティーブン・ウェザーフォード”の地獄パントの嵐。
これが再三、スティーラーズをエンドゾーン手前に釘付けにして、勝利を決定づけるDE”ジェイソン・テイラー”のセーフティーとなるタックルを生みます。

そのテイラーが正面からRBをひっ捕まえて転がしたあと、並みの選手ならハシャぐところを振り返りもせず、静かにセーフティーポーズを取る姿はシブすぎた! (°∀°)b サンチェスがINTされず、そこそこ安定していたのも勝因でしょう。
いつ突っ込んでくるか分からない野人ポラマルの欠場のおかげでもありました。得意のプレイアクションが復活し、そして4thDown-1ydでダイブのフェイクから見事にTDランを決めて活躍しました。

あと、スナップ後に両手を上に出して大きくジャンプするので「この局面でスナップをミスるか!」と、思いきや実はトムリンソンへのダイレクトスナップで1stDown を更新するとか、リバースプレーと思いきやこれも普通にRBがボールを持ってたり、途中からもう誰がボールを持ってるか分からないドライブがありました。プレイアクションの名手なだけに、ボールを渡すふりが実にうまい。
ベタベタのプレーコールも改善されて、手の内を全部見せるつもりで全力で戦ったのも勝利につながりました。しかしながら、パスラッシュがほとんどスティーラーズのOLに上手いこと受け流されていたのは改善点ですな。

NFLイメージ :本日のサンチェスはパス19/29回170ydの0TD、0INT、ラン1TD。
褒めれるパフォーマンスでは無かったですが、鉄のカーテンを見事に欺いて活躍しました。 レシーブではエドワーズが要所で難しいパスをレシーブし、8レシーブ100yd獲得。

古巣相手のホームズは6レシーブ40yd。
レシーブ後にいつもやるポーズが今回ばかりはスタンドのスティーラーズファンを挑発してるように見えましたな。
ランD#1位のスティーラーズにランがそこそこ出たのも勝因の一つでしょう。

2010/12/19 @Heinz Field

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ   7 3 7 5   22
スティーラーズ   0 10 7 0   17
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地19日、ニューヨーク・ジェッツとピッツバーグ・スティーラーズによるAFC上位対決は、アウェーのジェッツが22対17で雪が降る中で行われた死闘を制した。
これで連敗を2で止めたジェッツ、逆に連勝が4で止まったスティーラーズとも10勝4敗で並んでいる。 ジェッツは試合最初のキックオフでワイドレシーバー(WR)ブラッド・スミスがいきなりの97ヤードリターンTDを挙げて先制。しかし第2QにTDを許 し、前半は10対10の同点で折り返す。この一進一退の攻防は後半になっても続き、ジェッツは第3Q中盤にTDを決められるが、直後のシリーズでクォー ターバック(QB)マーク・サンチェスがTDランを挙げてすぐに追いつく。

そして第4Q残り約10分、ジェッツはFGで勝ち越すと、さらに残り約2分半にラインバッカー(LB)ジェイソン・テイラーが敵陣エンドゾーン内で相手 ランニングバック(RB)メウェルデ・ムーアのランをタックルしてセイフティ。
これでリードを5点差にし、最後はスティーラーズに敵陣10ヤード地点まで 攻め込まれるも守備陣がTDを許さなかった。 ジェッツは、サンチェスがパス170ヤード、1TDラン、ターンオーバーなしと過去2試合での計4INT献上からしっかりと修正。
そして守備ではコー ナーバック(CB)ドリュー・コールマンが10タックル、2サック、2ファンブルフォースの活躍を見せた。スティーラーズは、QBベン・ロスリスバーガー がパス264ヤード、1TDを挙げると、RBラシャード・メンデンホールもラン17回100ヤード、1TDを記録。
獲得ヤードでは378対276と上回っ たが、決定力に欠けていた。