退屈なオフ
終わらぬロックアウトでフラストレーションが原因なのか、なにやら犯罪者が増えておりますが、JETSはいたって健全。
しかし昨年のように「クロマティがキター」「トムリンソンがキター」というようなテンションが上がるネタ不足で、いまいちブログを書く気力がそがれます。

という事で、ミニニュースでございます。

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▼ライバルのドルフィンズと合同練習
先週から既に上がっていたニュースですが、今週ジェッツはライバルのドルフィンズとフロリダの大学で合同ワークアウトを行うとのことです。
ジェッツからはLB”バート・スコット”と、OL”ヴラド・デュカス”が参加。こういう状況だからこそ、昨日の敵は今日の友ですな。

▼モスに興味アリ?JETSのWR事情
今期最大の問題といえば、エドワーズ、ホームズ、ブラスミの主力WRがFAであることです。救いであるのが全員がJETSに残留したいと思っている事です。

その中でも特にエドワーズが積極的に残留の意思をアピール。契約額が下がっても残留したいとコメントし、ウエストキャンプに参加してサンチェスとの疎通を深めています。
そしてジェッツの本拠地であるニュージャージのマンションは売りに出すも、ニュージャージのチャリティに参加して、ジェッツ愛をアピールしております。

ただ、この猛アピールの理由には彼の素行の悪さから、他のチームが契約してくれない事を恐れているようにも見えます。
ブラウンズ時代にはナイトクラブで暴力事件を起こして、昨年は飲酒運転。そして、この裁判の判決が7月22日に出ます。
有罪になったらどうなるんでしょうかねぇ?
とにもかくにも、こんな問題児を他のチームは敬遠すると考えられるので、エドワーズ自身もそれを悟ってのアピールだと思います。

で、以前から話題になっていましたが、”ランディ・モス”獲得プランがここにきてまたも話題になっております。
エドワーズもホームズもJETS残留に意思を見せているものの、チャンピオンシップ出場に貢献した2大WRがそんなに安いハズはない。
財政的に二人とも契約することは困難であり、二人どちらかと契約しない場合、JETSはモスの獲得に動くとニューヨーク・デイリーで報じられています。

毎年サプライズな人事を見せるJETSにおいて、アリエナイ話では無いと思います。
しっかしサンチェスは問題児ばかり相手して、大変だな。(´д`lll)

▼ご意見番のLB”バート・スコット”
名言「Can’t Wait」を生み出したLB”バート・スコット”のコメントが注目を集めております。
まずはHC”レックス・ライアン”のスーパーボウル制覇発言に「マジでスーパーボウルを制覇しないと、これらの発言を人々はまともに受け取らなくなる」とライアンの大胆発言を結構、冷静にとらえてます。
また、ロックアウトの継続で「狂気の寸前だ」と、ファンの怒りがMAXであると発言。この意見に対して、NFLのジェフ・パッシュ相談役が同調したとの事です。

なんだか”バート・スコット”に発言力がついてきましたね。パッツとの試合前には必ず舌戦となるので、今シーズンはお前がガツンと言ってやれ!!

[引用:NFL JAPAN]

NFLのジェフ・パッシュ相談役は、ニューヨーク・ジェッツのラインバッカー(LB) バート・スコットの発言に同調している。先週、スコットは、ロックアウトの継続でファンの怒りが増大していると述べていた。

パッシュ氏は、「スコットは、よい点に触れていると本当に思う。私たちは、ファンをリスクにさらしてしまっている。一般の人々が、私たちがどうして新しい労使協定を締結しないのか理解できないとしていることに注目すべきだ。そして裁判所、メディアから外れた所で交渉するのが最善という意見には賛成だ。バート・スコットの考えは正しいと思う」と発言。

そしてパッシュ氏は、労使協定の締結にはリーグ、選手側が法廷闘争ではなく交渉に注力すべきと主張。「私たちのビジネスが危険な状況になっていることが問題の要点だ。この現状はリーグ、選手側の両方に責任がある。これは私たち自身、彼ら自身の力だけでは解決できない。私たちは訴訟の件を脇において、交渉に集中する必要がある。そうなってこそ協定が合意できると思う」。

一方、現地23日から25日までの予定でリーグは労使委員会のミーティングを開催。委員会のメンバーである10人のオーナーは、ニューイングランド・ペイトリオッツのロバート・クラフト氏を除く9人が23日から出席。クラフト氏も現地24日から参加する。

ちなみに今後の流れだが、6月3日に行われるロックアウト差し止め訴訟の控訴審における口頭弁論。そしてTV放映権訴訟でリーグの違反行為を認めたデビッド・ドッティ判事が、リーグにどのような処分を下すのかの内容が大きな影響を及ぼすと見られている。