こんにちわ。放談の時間です。

春です。もうじきドラフトなのに、JETSは穴だらけで予想不能です。

話変わりまして、SBを制覇したフラッコの巨額の契約でもかなり驚いたのに、さらに衝撃の巨額契約のニュースが出ました。

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なんと今シーズンが契約最後の年だったカウボーイズのQB”トニー・ロモ”に、6年総額1億800万ドルで契約延長というニュースが報じられました。
契約最終年だった今季分を合わせると1億1,950万ドル(約112億5,000万円)となり、これはカウボーイズ史上最高額。さらに補償額は5,500万ドルで、補償額ではSBを制覇したフラッコの契約を抜いたとの事です。

で、ここで考えるのがロモが何をした?って事です。
[参考:Week17 レッドスキンズ vs カウボーイズ]

もはや説明不要ですが、プレーオフを賭けたレッドスキンズとの最終決戦の最後の肝心なところで、「取ってください」と言わんばかりの山なりのやさしいパスを敵に投げ込んでINTされ、試合をぶち壊しましたね。
この試合のパフォーマンスは パス20/37 218yd獲得、2TD3INT という酷いものでした。

 

ロモはドラフト外という不利な立場から、名門カウボーイズの先発QBの座をゲットし、長いことチームを牽引していますが、プレーオフでの成績は1勝3敗。
悪いQBでは無いのですが、肝心なところで期待を裏切らぬヘマをやらかし、「ロモる」という言葉は、広く認知されています。

ちなみにプレーオフのみでの成績で言わせれば、我らがJETSの”マーク・サンチェス”は4勝2敗と勝ち越してます。

この契約にはかつてイーグルスを再三プレーオフに導いた”ドノヴァン・マクナブ”もびっくり。いや、世界中のNFLファンが驚きました。これでキャップが500万ドル浮くらしいですが、この成績でこの大型契約は意味不明です。アーロン・ロジャースの契約にも影響を与えることは確実でしょう。

サンチェスも最悪のパフォーマンスを見せながら、前GMタネンバウムのアホ契約で今シーズンもJETSに所属する以外道が無くなり、生き残った運の強い男です。

しかしロモに関しては、なんせドラフト外かつプレーオフ1勝で大物フランチャイズQB級の契約ですから、天賦の運を兼ね備えた真の「持ってる」系QBでしょう。
まじめに一生懸命働いて成績を出したとしても、報われない人がいる一方で、このような契約を見ると、人生はやっぱり運に頼る部分が多いと思います。