12653302-large

NFL最強のジョーカーをどう使う?

面白いネタが枯渇し、NFLファンがうんざりしている時にビッグニュースが舞い込みました。 [SPONSORED LINK]

 


まだ非公式ですが、なんと、NFLから干されたと思っていたティーボウが、怨敵パッツと契約するニュースが流れました。
11日から始まるミニキャンプに参加する事が予想されます。

ティム・ティーボウは、2011年ブロンコスをプレーオフに導く活躍を見せるも、ペイトン・マニング獲得のあおりを食らってブロンコスからカットされます。
2012年はJETSに獲得されますが、先発サンチェスがどんだけダメでもチャンスを与えられず、スペシャルチームとワイルドキャット要員として扱われた末にJETSもカットされました。

今シーズンはこれまでどこもティーボウ獲得に名乗りを上げず、アリーナフットボールチームからのオファーがあるも応えず、このまま業界から消えるかと思われてました。

ところがどっこい、この度パッツと契約です。なぜ??

 

1:QBが2人しかいない
現在、パッツのロースターにQBは不動の先発”トム・ブレイディ”と、”ライアン・マレット”の2人だけ。
ティーボウは非常事態用の3人目のQBとして登録されるかと思われます。

 

2:ジョシュ・マクダニエルズがOC
かつてブロンコスがドラフトでティーボウを獲得した時のHC”ジョシュ・マクダニエルズ”が、現在はパッツのOCです。
マクダニエルズはシーズン途中からティーボウを起用して、瀕死だったブロンコスをプレーオフに導く采配を見せました。

ティーボウのよき理解者がパッツにいた事は、今回の契約の大きな要因でしょう。

 

3:なんせベリチック
HCの仕事は与えられた食材のみでいかに極上の料理を作ることかと言いますが、ベリチックはまさにNFL一の料理人。
WR”ウェス・ウェルカー”(今シーズンからブロンコス)を最強のWRに仕立て上げ、JETSで役にたたずカットした”ダニー・ウッドヘッド”を拾い上げて主力に変えました。
最近では”デビン・マッコーティー”をCBからSにコンバートさせて成功しています。

JETSでは意味不明な扱いで終わったティーボウも元からパフォーマンスは高いだけに、ベリチックの手にかかれば強力な戦力に変える可能性があります。

パッツは”ロブ・グラウンコウスキー”と”アーロン・ヘルナンデス”の巨人TEコンビが手術しており、不安がのこる所。
ティーボウをTEに起用する事も考えられますし、ティーボウもNFLから干される目に会ったんだから、生き残るために何でもしてくれるでしょう。

 

4:NFL一厳格なチーム
パッツといえばNFLで最も厳格なチーム。
モスやオチョシンコなど問題児と言われた猛者ですら、パッツに入ると借りてきた猫のように大人しくなります。

JETSはファーブ獲ったり、トムリンソンン獲ったり、さらにティーボウを獲ってはメディアに「ほれほれ!すげーだろ!」と見せつけるのが得意ですが、ペイトリオッツに関しては、メディアをかなり規制してティーボウに無用な接触はさせないでしょう。

メディアが騒ぐ事がこれまでティーボウが敬遠されてきた最大の理由ですが、パッツに至ってはメディアも空気を読んで過剰な報道はできないでしょう。

 

・・と、いうことでライバルのパッツにティーボウが渡っちゃいました。
ティーボウ獲るとヨソのチームなら破滅に向かいますが、パッツならばチームをコントロールできるでしょう。

パッツは当然JETSとの対戦を2回、そしてブロンコスとも対戦します。
これらのリベンジマッチにティーボウが出てくるかどうか分かりませんが、盛り上がることは鉄板です。

まぁ、その前にティーボウがパッツの開幕ロースターに残ればの話ですがね。。
(・ω・)/