立て直すには十分すぎる資金力

FA解禁前ということで、とりあえず記事を書かねばと思いまして、2015シーズン1発目のニュースはあの金遣いが荒いJETSにキャプスペースが55Mもあるという嬉しい事実をお伝えいたします。

[SPONSORED LINK]

リーグ4位のキャップスペース

 まず、NFL2015シーズンのサラリーキャップの上限が$143.28Million (約171億4,600万円)に決定したとの事。昨シーズンの$133Mより約10Mも増えたわけです。

さらにJETSは昨シーズンの余った12.6M をキャリーオーバーして上乗せします。トータルして今シーズンのJETSのサラリーキャップ上限は、約156Mとなります。

そして現時点で97.5Mを使用することが決まっており、残りの55MもJETSはキャップスペースを確保することができました。

前GMジョン・イジクは選手の見る目は無くとも、サラリーキャップの整理は噂どうり上手かったようです。

 

このキャップスペース55Mというのは、ジャガース、レイダース、ブラウンズに続き4位の優良値。でもみんな弱かったという共通点でくくられますね。。。

逆にワーストは昨年に続きセインツの22Mオーバー。オーバーしてプレーオフに出れないどころかシーズン負け越しって、最悪ですやん。( ̄Д ̄;;

 

さらにスペースを増やす選択肢も

55MもあればFAを有利に進める事ができますが、さらにキャップスペースを増やすテクがあります。

それは、WR”パーシン・ハービン”をリリースすることです。ハービンはシーホークスからトレードするさいに前の契約をそのまま引き継ぐ形となりました。

そのハービンをリリースすると、なんと10.5Mもキャップスペースが増えます。これはデカい!!

しかし昨シーズン、ハービンは途中加入とはいえ超スピードで活躍を見せただけに、WRが弱いJETSにとっては捨てがたい。残留してほしいですが、10.5Mは大きな魅力であり、リリースが濃厚かと思います。

 

JETSのFA

JETSのFAとなる選手ですが、多いので一覧は以下のリンクを参照してください。
http://www.spotrac.com/nfl/free-agents/new-york-jets/

引き留めるべきは、かつて2011年にフランチャイズタグを使って引き留めを行った事があるLB”デビット・ハリス”と、元ドラ1DL”モハメド・ウィルカーソン”。
この二人がいないとD#が崩壊するので、まず再契約するでしょう。

次にNT”デーモン・ハリソン”も必要でしょうね。スロット殺しのCB”カイル・ウィルソン”も残ってほしいところ。O#では個人的に帰ってきた救世主、FB”ジョン・コナー”。

JETSの2大がっかり であるヴィックとCJ2Kは要りませぬ。Sの”ドワン・ランドリー”と”ジャンクワン・ジャレット”はビミョーですが、残って欲しいところ。ヨソも興味ないだろうし安く買い叩きたいところです。