はじまりの道

こんばんワイロ、放談の時間です。

いつまでも開幕前の話を放置しておくわけにはいかないので、無理やり更新です。

とうとう開幕したNFL2015。開幕戦のスティーラーズvsペイトリオッツ はいかがでしたでしょうか!?

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やはり公式戦は空気が違う

すごい当たり前の事を言うんですけど、私はダラダラとプレシーズン見ていただけに、JETSの試合ではないにしても、追いかけるべきパッツの1年ぶりの公式戦の観戦は気が締まりますね。

これから1戦1戦がパッツにとったら連覇への道、そしてブレイディがモンタナを越える5つ目のSBリングを取るための始まりの道だと思うと、見てるほうも緊張します。

試合前まではブレイディの出場停止撤回にブーブー言っておりましたが、ブレイディが登場しプレーをするとそんな事はどうでもよくなりました。やはりJETSは怨敵パッツと全力でシーズンを戦い、そして言い訳できぬ条件で勝たねばならぬのです!!
+  ( ・`Д・´)+キリッ

もはや人間でないブレイディ

パッツはシーズン序盤はブレイディとレシーバー陣のタイミングが合わず、シーズン後半に調整されていく印象があるのでしたが、SBを制覇した同志”エデルマン”と”グロンコウスキー”の2人とは、もはやシンクロ率120%。

エデルマンはあらゆるパスを捕球するレシーブ力が光りました。あと1stDown地点目の前でレシーブしたなら普通のレシーバーならそのまま強引に前に突っ込むのに、あえてそこで曲がってD#をかわすという動きは驚きました。

もはや痴漢野郎ナデルマン と呼ばれていたのは過去の話。”ウェス・ウェルカー”を越えるブレイディにとって心強い存在にまで成長した事は言うまでもありません。

 

そして、今宵も脅威の運動能力を見せたNFLの進撃の巨人”ロブ・グロンコウスキー”。彼のカバーが少しでも外れたらブレイディのクイックスナップ&クイックパスが炸裂。そしてDB1人なんてパワーで強引に引き剥がしTDを決めます。

エンドゾーン手前からのO#ではLBとのミスマッチをついて余裕のTDレシーブを見せました。味方のファンブルを速攻でカバーする反射の早さもすさまじいです。

試合事前の記事では、スティーラーズのD#がグロンコウスキーを徹底マークするとか言っていたわりには野放し状態。逆に誰が彼をカバーするのか混乱していたように見えました。

 

そのO#を牽引したブレイディがもっとバケモノ。スナップを受けたコンマ数秒ぐらいで、もうフィールド全体での出来事が見えてるかの如く、早く的確なパスでスティーラーズのD#を寄せ付けません。

NFL初心者が見たら簡単にスパスパ通しているように見えますが、クソQBばかり目にするほうが多いNFLファンにとっては、まるでゲームみたいで気味が悪い。

そして急にノーハドルを混ぜてテンポを作り、フィールドを1人で支配している状況を作りました。スコア以上に内容でパッツの圧勝に、AFC東の他のチームは恐怖を覚えたでしょう。

 

新たなシンデレラストーリー誕生か?C”デビッド・アンドリュース”

さらにパッツで注目する点が、Cを務めた”デビット・アンドリュース”。

王者かつ連覇を狙う常勝軍団の大事な開幕戦のスナップを任されたのが、なんとドラフト外のルーキーなのです。こんな事ってあるのでしょうか?

どんな人間でもゲロを吐くぐらいに強烈なプレッシャーがのしかかるでしょう。しかし、彼はミススナップが無いどころかブレイディのクイックスナップの要求にも的確に反応する優秀さを見せました。

中央からブリッツが入ってブレイディがサックされるシーンはあったものの、他はほぼ完璧な内容。

パッツって、誰かケガしても直ぐに「こいつ誰やねん?」みたいな選手が登場して活躍する、見えない層の厚さがありますが、まさかドラフト外ルーキーが開幕戦で、あれほどの働きを見せるとは恐ろしいです。

彼は当然、JETSの強力DL陣と対峙する運命にあるだけに、今後の彼のパフォーマンスに注目してしまいますね。

しかし、ツケいるスキはある

この試合、序盤から気になったのが両者のランD#の弱さ。開幕戦で慎重な立ち上がりを見せる事は両者とも予想の範疇だと思うのにランがやたら出たのが気になりました。

スティーラーズに移籍して今試合で活躍したRB”ディアンジェロ・ウィリアムス”って、元パンサーズのRBとして知名度はありますが、もうピークを過ぎた選手でしょう。それに好き勝手に進まれるパッツD#に、私は光を見ました。

やはり重鎮ウィルホークの移籍が後を引いていると見ます。マンゴールドのライバルとも言えるウィルフォークのいないパッツのランD#なんて、例えるならジバニャンのいない妖怪ウォッチ!(あまり知らんけど)

ゴリゴリとランをやり続け、ブレイディがヒマすぎてNFL支給のタブレットでドラマを見出すぐらい、タイムポゼッションを奪いましょう。

 

なんせJETSは昨シーズン、王者ペイトリオッツと2回対戦して2回とも負けましたが、負けた点差が2点と1点。SB王者と常に対等に渡り合ってるわけです。負けたとはいえ、JETSこそペイトリオッツが最も恐れる天敵という事を自負して、世界10億人(推定)のJETSファンは、目の前のブラウンズ戦の勝利を祈って応援しましょう!!