流出阻止!

コンバインが終わりルーキーの品定めしたところで、FA解禁の前に打つべく手は流出阻止となります。

FAとなるDE”モハメド・ウィルカーソン”にフランチャイズタグを使いました。

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ウィルカーソンの引止めが最優先事項

2011年ドラフト1巡(全体30位)のDE”モハメド・ウィルカーソン”。2015年開幕前は契約延長を求めた彼ともめて、結局は契約延長しませんでした。

なぜなら、JETSには元新人王のドラ1DE”シェルドン・リチャードソン”が居る上に、2015年ドラフト1巡でDE”レオナード・ウィリアムズ”を獲得し、3-4D#にてDEが飽和していたからです。

JETSとしては”モハメド・ウィルカーソン”は出すつもりだったのでしょう。しかし、”シェルドン・リチャードソン”が不正薬物使用のため開幕から4試合出場停止となり、ウィルカーソンが開幕戦から先発で出場。

契約が切れる年で背水の陣で臨んだシーズンだったためか、予想を上回るパフォーマンスで活躍し目立つ目立つ!!

 

2015シーズンはキャリアハイの12サックを記録したパスラッシュ、ランストップは当たり前として、特筆すべきが 「スクランブル殺し」。近年のJETSは足があるQBに弱い傾向があったのですが、ウィルカーソンは実に見事にQBを追い込む。逃げたQBは慌てて捕まえに行くような事はせず、動きを読んで回り込み抜かせはしない。

一番脅威だったマリオタに関しては、足を一歩踏み出して威嚇するだけでスクランブルをさせない。まさに熟練されたボクサーのようです。

いつのまにやらチームで一番活躍するフロント7となり、もはや放置しておけない存在となりました。

 

そしてこのたびFAとなる”モハメド・ウィルカーソン”の流出を止めるべく、JETSは彼にフランチャイズタグを使ったのです。

これにより、ウィルカーソンがフランチャイズタグのまま2016年シーズンを迎えると年棒は15.6M。JETSとしては、タグにより流出を阻止している間に新たな契約を結ぶでしょう。

うーん、やっぱ去年の間に契約延長しておくべきだった。
(>_<)

 

で、フランチャイズタグって何よ?

初心者に優しいJETS狂の宴なので、毎度毎度 説明いたします。「ググレカス」とか言いませんよ。

フランチャイズタグとは、フリーエージェントの資格を得た主力選手を、チームに引き止めるために各チーム1名だけ指名する事が出来きる権利です。

フランチャイズ指定された選手は、他のチームのオファーに対してサインをすることは出来きますが、7日以内に所属チームが、それと同等の契約を提示するこ事により移籍を阻止することが出来きます。
つまり、どうしてもチームに必要な選手に対して使用できる切り札的な契約なのです。

また、7日以内に新契約を提示せず移籍を認めた場合には、 移籍先のチームから、補償として2つのドラフト1巡指名権を受け取ることが可能。有力選手を放出する代わりにドラフト権が貰えるというチームに取ってもオマケがあります。そしてこの契約の最大のウリは!!

「”そのポジションのNFL高額年俸者上位5名の平均額以上”、 または、”前年のサラリーの20%増し”の内、 どちらか高い方の1年契約をしなければならない」
という選手にとっては超セレブな契約内容です!!

(過去記事のコピペw)