アホが責任なすりあい

こんばんワル学博士。放談の時間です。

以前にこのコーナーで取り上げた新国立競技場問題ですが、2500億をかけたプランは白紙撤回となり、またコンペから始めるそうです。

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とかげのしっぽ切り。辞職という名の更迭

アホほど税金をかけた新国立競技場の建設プランが強制的に実行されたかと思いきや、安倍総理が撤回を指示。

これにより、新国立競技場はコンペからやり直しという、建設計画がほぼ最初からやり直しとなりました。

 

そんなさなか、政府は28日午前、新国立競技場の建設計画で文部科学省の担当者、かつ、この計画の事務方の責任者であった”久保公人”スポーツ・青少年局長(58)を8月4日付で辞職する人事を発表しました。

この辞職の理由が酷くて、本人が「後進に道を譲るため」という理由で退いたとのこと。
誰が聞いてもウソだとわかる理由で、まさに責任をなすりつけるための更迭だということは、火を見るより明らかです。

 

もはや総理が悪いのか大臣が悪いのか、それとも建築家陣が悪いのか、責任の所在が分からない最悪の状況。

一般的な価値観を持ち合わせていれば、あまりにバカげていた計画だった事は最初から明らかだったのに、なぜこんな事になるのか不思議でなりません。

 

 設計はNFLからパクれば?

まぁ、これが普通の建設物の問題ならば、工期を延期するなど対策はあるのですが、新国立競技場はオリンピックに確実に間に合わせなくてはならないという、動かぬデッドラインが敷かれています。

アベノミクスやその他の影響による資材の高騰、建築業界の人材不足など、ほかにも問題が山積みの上に、今回の白紙撤回でかなりの時間をロス。NFLで例えるならば、フェイスマスクを4回分ぐらいの罰退でしょうかね。
(正直、反則では測れないと思うぞ。(*_*))

 

いっそのこと、最新のスタジアムの建築ラッシュが目覚ましいNFLのスタジアムの設計をそのままパクッて、ローカライズしたらどうかと思いました。

ツィッターからの拾いネタですが、建設予定のファルコンズのスタジアムはどうでしょうか。

[youtube]https://www.youtube.com/watch?v=SPKP7FaiqEE[/youtube]

屋根がまるでUFOのように開きます。入口がガラス張りのデザインもなかなかですな。

 

バイキングスも新スタジアムをガンガン建設中。以下は完成予定図です。

バイキングス 新スタジアム vikings new studiam

以下のリンクでは実際に建設中の様子も見れます。

http://now.nfl.com/play/6b363d7e-6fde-41f0-a37c-7e27cbc01a6e

 

NFLのフィールドと陸上トラックは勝手が異なるので、それをこのまま応用できないのですが、ぶっちゃけ全天候型ならば、メットライフやリーヴァイススタジアムをパクッてサイズを変更したほうが、実際に建築済みでノウハウもあるので、全然楽勝で建設できるでしょう。

 

オリンピックの建築物の問題は、新国立のみならず、ボートレースの会場や水泳の会場でも当初の建設予算が何倍にも膨らんで、問題になっています。

いったい最初に試算した人間は何を考えてたんでしょうか。上流工程にいる人間がアホなせいで、実際に建築に携わる人間が死ぬような目に合うのが世の常です。

 

オリンピックすらやめてほしい。。

個人的に招致活動していた頃から、オリンピック自体に反対なんですよ。

借金漬けで金が無いうえに、国がスポーツ振興に予算を割かないくせに、なんで招致活動するのでしょうか。

 

もはや政治家は企業と同じで、派手で目立つ活躍だけを求めて、本来の仕事であるはずの少子高齢化対策など長期スパンで地道に対応しなくてはならない問題は放置状態です。

消費税がUPした分は全て福祉や復興の財源になるハズだったのに、そんな事には目もくれず、ゼネコンにじゃぶじゃぶつぎ込む気です。

 

前から言ってますが、安倍晋三という男の言う事は全てウソ。「汚染水がコントロールできてる」発言で、すでにそんな事は明白なのに、なぜみんな自民に投票して自民が圧勝するのか謎です。

で、、それなのに安保法案が衆議院を通過すると、若者のみならず爺さんばあさんも街頭でこぞって反対デモをしています。

私からすると、「あんたら自民に投票したり、投票所に行かなかったくせに、何を今更騒いでるの?サイコパス安倍を後押ししたのあんたらだろ?」 という感じです。

反対するなら投票で意思を示すシステムがあるのに、デモでワイワイやったかて何も変わりません。みんなで騒いだり、目立ちたいだけですかね。

 

このコーナーでも何回も言ってますが、みなさん、投票いきましょ。サイコパスや老害に打ち勝つには、これからの未来を背負う多くの若者が意思を持つしかないのです。