よいよプレシーズン最終戦
ファーブとチームとの連携も問題なく、不振と思われていたディフェンス陣も先の試合では爆発し、計8サックを記録。開幕に向けてよい方向に向かっています。

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▼ディフェンス陣の奮起
ジャイアンツ戦ではJETSディフェンス陣に新加入の2人が活躍しました。
・カーディナルスから移籍したLB”カルビン・ペイス(Calvin Pace)”が計8サック中の2サックを記録。
特にジャイアンツを16ヤード後退させ得点のチャンスを奪った事は大きな勝因でしょう。

・パンサーズから移籍したT”クリス・ジェンキンス(Kris Jenkins)”は長いキャリア初のNTのポジションにつき、中央突破をことごとく阻止しました。
昨シーズンのJETSは3rdDown-Shortで相手がランで来る事が分かっていても止められず、ズルズルと1stDownを更新される事が多かったので、これは嬉しい限りです。

・期待のルーキーLB”ヴァーノン・ゴルストン(Vernon Gholston)”は2タックルを記録するもののゴルストンの守備範囲からジャイアンツのラン107ヤード中36ヤードをいかれているので、まだまだ成長を待つ段階のようです。

▼ランが不振
やはりDLが強いジャイアンツ相手なのかランが出なかったです。
RB”トーマス・ジョーンズ”が6回で11ヤード、RB”ジェシー・チャットマン”が11回26ヤードと不振。
QB”ブレット・ファーブ”の2回7ヤードが平均すると1番優秀で、イーグルス戦での爆発に期待します。

▼TE”バッバ・フランクス”の反則によるタッチダウン無効に関して
ジャイアンツ戦で”ブレット・ファーブ”のタッチダウンパスがTE”バッバ・フランクス(Bubba Franks)”のイリーガルフォーメーションの反則で無効になった事に関して、”ファーブ”からフランクスに責任は無いとコメントしています。
反則集にも記載していますが、この反則はスナップ時にスクリメージライン上(オフェンスの最前列)6人以下しか選手がいない場合は不正なフォーメーションとして5ヤードの罰退を取られます。
フランクスはスナップする直前に下がってインモーションを行ったためにこの反則を取られてしまったのですが、C”ニック・マンゴールド(Nick Mangold )”が少しカウントを誤ってスナップした事が原因のようです。
そして、「何よりもそのような状況時に他のWRが即座に踏み出して反則を阻止すべきであり、フランクスの責任よりもチーム全体の責任」だとファーブは言っております。

▼WR”ジェリコ・コッチェリー”がファーブと相性バッチリ
WR”ラヴァニアス・コールズ”が足の負傷でプレシーズン欠場中に、これまで2番手的存在だったWR”ジェリコ・コッチェリー”がファーブとよい相性を見せています。今回の無効になったタッチダウンパスも含めて、パスを落球する事なくファーブの期待に沿った活躍をしているようです。
チャドのパスは「WRが取り易いパス」という定評があったのですが、ファーブの「WRの指をへし折った」という逸話がある程のWRに優しくない剛速球の方がコッチェリーに関してはウマが合っているのでしょうか。

▼ルーキーズ
・LB”ヴァーノン・ゴルストン”はマイペースに練習。大学時代はDEで、今はLBとして入っている事に関しては「DEより自分に合っている」とコメントしてます。
・TE”ダスティン・ケラー”はジャイアンツ戦で4レシーブで43ヤード獲得と好調です。ロースター入りは間違いないでしょう。
・CB”ドワイト・ロウリー”もジャイアンツ戦で登場。無難にプレイってとこでしょうか。
・WR”マーカス・ヘンリー”は1レシーブ12ヤード。
・QB”エリック・エインジ”は最後に出てきてニーダウンだけ。パスを投げないデビューでした。
・T”ネイト・ガーナー”は相変わらずリザーバーです。