いざ、決戦!

いよいよ最終週!JETSは他の試合の結果に関係なく勝てば5年ぶりのプレーオフ出場です。

先週スティーラーズに勝利したレイブンズの意地とプライドに感謝しかありません。

しかし、最後に立ちはだかるは、 前年までJETSを率いていた”レックス・ライアン”という、なんともドラマチックな展開。

2008年にペニントン率いるドルフィンズと最終戦を戦い、敗北した事がフィードバックされますが、今のJETSはO#もD#も充実したメンバーであり、あの時の負傷を隠してプレーしていた”ブレット・ファーブ”のJETSとは違います。

あと1勝!届けプレーオフ!!

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インジャリーリスト

※2016/1/3 7:37 更新

 New York Jets Injuries
Demario Davis LB Wrist Full Participation in Practice Probable
Eric Decker WR Knee Full Participation in Practice Probable
Onachie Enunwa WR Neck Full Participation in Practice Probable
Ryan Fitzpatrick QB left Thumb Full Participation in Practice Probable
Erin Henderson LB Illness Full Participation in Practice Probable
Brandon Marshall WR Ankle Full Participation in Practice Probable
Lorenzo Mauldin LB Back Full Participation in Practice Probable
DeMarcus Milliner CB Hamstring Full Participation in Practice Probable
Kenbrell Thompkins WR Quadricep Full Participation in Practice Probable
Christopher Ivory RB Knee Limited Participation in Practice Probable
Calvin Pace LB Abdomen Limited Participation in Practice Probable
Muhammad Wilkerson DE Toe Limited Participation in Practice Probable
Kellen Davis TE Foot Did Not Participate In Practice Questionable
Bilal Powell RB Ankle Did Not Participate In Practice Questionable
Breno Giacomini T Ankle Limited Participation in Practice Questionable
 
 Buffalo Bills Injuries
Cordy Glenn T Did Not Participate In Practice
Nigel Bradham LB Ankle Did Not Participate In Practice Out
LeSean McCoy RB Knee Did Not Participate In Practice Out
Marcell Dareus DT Neck Full Participation in Practice Probable
Ronald Darby CB Groin Limited Participation in Practice Probable
Chris Hogan WR Wrist Limited Participation in Practice Probable
John Miller G Ankle Limited Participation in Practice Probable
Bacarri Rambo S Knee Limited Participation in Practice Probable
Tyrod Taylor QB right Shoulder Limited Participation in Practice Probable
Mario Williams DE Hand Limited Participation in Practice Probable

→JETSは OUTはいないものの、RB”ビラル・パウエル”とRT”ブレア・ジャコビニ”がQuestionable。
特に最近の試合で活躍しているパウエルが万全で無いのは痛いです。

 

一方、ビルズは事前情報どうりマッコイとLB”Nigel Bradham” の両先発が欠場。特にマッコイは苦手なRBなのでこれは助かりました。

どうなるビルズ戦2

最終週の注目の1戦となったビルズ戦2。敵地ラルフウィルソンスタジアムでの試合であり、QB”ライアン・フィッツパトリック”とOC”チャン・ゲイリー”にとっても古巣への凱旋試合で、感慨深いものでしょう。

 

ビルズにはWeek10で敗北し、前年はスィープされて3連敗中という非常に相性の悪い相手。

前試合ではマーシャルが弾いたパスをINTされたり、取れば逆転TDのパスをTEが見てなかったりと連携ミスが多く、4ターンオーバーを記録し、第3Q途中まで18点の大量リードを許す 最悪の試合でした。

何よりも”レックス・ライアン”に、3rdDownのデッカーへのスラントなど、それまでのフィッツパトリックの得意パターンを徹底的に研究され 封じられた事が敗因でしょう。

 

しかし!今のフィッツパトリックはシーズン序盤とは違うQBへ進化しました。 ロングが苦手でショート主体の消極的なプレーは無くなり、ミドル以上のパスを恐れずに投げるにも関わらずINT数が圧倒的に減りました。

つまり前回対戦した時のフィッツパトリック封じは全く参考にならないと言えるでしょう。マーシャル&デッカーで奥にガンガン攻めてD#に揺さぶりをかけて有利に展開する事ができます。

ただ、レックス・ライアンに鍛えられたビルズDBには要注意です。しかし、前回対戦した両CBが抜けているのでマーシャル&デッカーの成長した個人技で圧倒する事にも期待です。

 

ランでは前回、”クリス・アイボリー”が99yd走っております。ただファンブルロストが最悪でした。

今はアイボリーの戦績のみでランO#が左右される事がなく、2rdRB”ビラル・パウエル”の一瞬で縦に突き抜けるランがあります。カットを入れて一歩で加速しD#の間を抜ける その破壊力はまさに槍。もはやアイボリーよりパウエルの方が期待値が高いでしょう。

※追記:事前情報ではQuestionableなので、今試合の活躍は期待できず。

 

D#に関しては、前回WR”サミー・ワトキンス”をCB”ダレル・リービス”が たった14ydに封じ込めております。
位置取りや体の入れ方などテクニックで上回るリービスですが、スピードなど身体能力ではワトキンスが確実に上。ワトキンスは前回封じられた雪辱を果たすため全力でリービスに挑んでくる事が予想されるので、恐ろしいです。

ワトキンスさえ封じればWR不足のビルズは恐れるに足りず。QB”タイロッド・テイラー”の足も脅威ですが、走るQBが苦手な昔のJETSとは違い、今はDE”モハメド・ウィルカーソン”のモバイルQB殺しのテクがあり、今回もその美技に酔いしれる事でしょう。(たぶん)

 

ランD#は、前回イーグルス時代から苦手なRB”ルショーン・マッコイ”に112yd走られました。しかし、マッコイの膝の状態が悪く 欠場が決定。これは助かります。

 

前回は互角の戦力でしたが、今は敵地とはいえJETSの方が確実に上です。しかし、相手は過去にビルズ時代のフィッツパトリックを苦しめ、スランプにおとしいれた”レックス・ライアン”。どのようなワナがあるか分かりません。
フィッツパトリックとしても”レックス・ライアン”は乗り越えなければならない試練です。

 

逆に”レックス・ライアン”にしてみれば既に来季のビルズHC続投が決まっているものの、JETSに人生初の解雇を喰らった屈辱を倍返ししなければ気が済まないでしょう。自分が負ければJETSがプレーオフに行くのなら、なおさらです。

 

この試合、チームの命運のみならず、個人絡みでも怨念がクロスオーバーしております。それぞれの感情が吉と出るのか凶とでるのか、非常に興味深いのであります。

 

今週の勝利への金言

ここまで来たら勝て!!としか言いようがない。

以上