総評

これまでのワイルドカードが、ホーム完封負けで始まり自滅2連発だったので、一番普通に近いこの試合が非常に楽しめました。

レッドスキンズは、D#が初っ端からロジャースをエンドゾーンで倒しセーフティーを奪い、O#ではデショーンがTDを決めるも ボールがエンドゾーンを通過するまえに足が外に出た判定で取り消しになるが、FGで先制してノリノリ。
(なんでデショーンはボールを前にして飛び込まんかな。喝だ!)

第2QもTE”ジョーダン・リード”へ素晴らしいTDを決め、エクストラポイントは外すも 0-11

 

このままレッドスキンズがパッカーズを撃破するのかと思っていたら、とうとうロジャースが本気を出す!!!
(屮゜Д゜)屮

レッドスキンズD#の交代のもたつきを見るや否やプレーを開始し、交代違反の反則を引き出す!

それがレッドスキンズD#の乱れを誘ったのか、クビからフード出しっぱなし(こんな公式戦のスポーツ選手いねーぞ)のWR”ジェイムス・ジョーンズ”へロングも決める。

さらに敵陣12ydからのパスもレッドスキンズD#の交代のもたつきを見て速攻プレーで、失敗したとしても反則で無傷のフリープレーとなる! これを WR”ランドール・コッブ”にTDパスをヒット!!!当然、反則はディクライン!(取り消し)

卑怯だ!ズルい!!いや、これが戦争や人生の縮図と言われる 『アメリカン・フットボール』なのだ!
 ( ・`Д・´)+キリッ

 

こうなるとパッカーズD#も復活!カズンズをサックしファンブルロストを誘発!一気に流れはパッカーズへ!!

ロジャースはノーハドルショットガン連発で、パスパスときてショットガンからRB”エディー・レイシー”のラン!!FGで得点を重ねて、10-11の1点差!

次のシリーズもショットガン体型からパス、ラン、パス、パス、とノーハドルでたたみかけてレッドスキンズD#がもう対応できていない。最期はWR”ダバンテ・アダムス”へTDパスをヒットし、17-11!第2Qだけで連取17点で一気に逆転!!おそろしっこ!

 

しかし、後半最初のレッドスキンズはカズンズがTDランを決めて 17-18 、再逆転!!こりゃ、レッドスキズンが試合開始直後の勢いを取り戻すか!?

 

だがしかし!次のドライブでもロジャースはまたもショットガンで攻めてると思いきや、敵陣に入ると突然、レイシー&スタークスのラン!レッドスキンズOLは右へ左へ動かされ穴開きまくり、あっというまにスタークスのTDランで24-18!再々逆転!!

 

ああ、、『かっぱえびせん』より止まらない!これが敵地だろうがフィールドのリズムと空気を操り、防御不能に追い込む必殺技『ロジャース無双』だ!
(伝説となったファルコンズ戦ほどのエゲつなさは無いが)

 

第4Qもスタークスのラン、ラン、ラン・・・・ 最期はレイシーか~~い!でTD!!2ポイントを決めて32-18!

2ポゼッション差をレッドスキンズは懸命に追うも、パッカーズD#のプレッシャーにカズンズがサックを喰らいだし、そのままレッドスキンズ撃沈。。結果、さらにFGを追加で35-18 でパッカーズ圧勝というオチでした。

 

・・・また、書いてると どうしても「あらすじ」 っぽくなる読書感想文の苦手な私なのですが、 言いたい事は第2Qから完全にロジャース劇場になったという事なのです。

「D#の交代」という戦術やプレー外の所にレッドスキンズの弱点を見つけ、そこを徹底的に攻めるという狡猾ぶり。これぞベテランのなせるワザですが、このやり方にロジャースのファンも一気に減ったんじゃないかと思いますね。

 

2015_wildcard_casns カーク・カズンズ

 しかしながら、品性ありそうなカズンズが上を目指すなら、こういう狡猾さを学び身に着ける必要があると思いました。

カズンズはRG3の負傷中に代役で登板した時に見て 『出来るQB』 だと思ったので、今回 彼の力でレッドスキンズを地区優勝に導いた事が非常に嬉しかったです。

来シーズンもプレーオフに出場し、ロジャースにリベンジして欲しいところですね。