大金払わせておいてPUP

契約問題が長期化した QB”ライアン・フィッツパトリック”とドラ1OLB”ダロン・ランドリー”との契約も結ばれ、いよいよキャンプがスタートです。

2016シーズンの開幕は間近。とにかく主力がキャンプ中にケガをして、シーズンを棒に振らないことだけを祈ります。とくに”ディー・ミリナー”、今シーズンこそ働いてくれ。

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DE”モハメド・ウィルカーソン(Muhammad Wilkerson)”がPUPリスト入り

早速、BADなニュース。 フランチャイズ指定を蹴って、大型契約をGETしたDE”モハメド・ウィルカーソン”がPUPリスト入りとなりました。

2015シーズンの最終戦の足の負傷が契約を難航させていた理由の1つだったのですが、本人的には全快したことをアピールしてフランチャイズ指定でなく、大型契約を勝ち取る結果となりました。しかし、まだ全快ではないようで、開幕には間に合うものの大事をとってのPUPです。

 

その他にも以下の選手がPUPリスト入りしました。

DE”Khiry Robinson “(knee),

CB”Kendall James”

WR”デビン・スミス (knee) 

OL”ブレア・ジャコミニ”

OL”ジェームス・カーペンター”

→期待のWR”デビン・スミス”が相変わらずケガが多い。意外なのがOLの主力2人ともPUP入りという状況。

大丈夫?

 

PUPリストって何?

初心者にも優しいJETS狂の宴なので、PUPリストを解説。
(まぁ、ググるとパッカーゾーンさんのサイトが出てくるんですけどね)

キャンプ開始時にケガでプレーできない選手は、Physically Unable to Perform(以下PUP)リストに入れると、その選手はロースター枠に含まずにチームへの所属を維持できます。

かわりにチーム練習に参加できませんが、ミーティングには参加が可能になります。そして、キャンプ中にロースターにいつでも復帰可能となります。

しかし、PUPリストに入ったまま開幕を迎えると、WEEK6終了後までロースターに復帰できません。

ちなみにキャンプ開始後にアクティブロースターに入った選手は、PUPリストに入れることは出来ません。

 

先発は当然、フィッツパトリック

キャンプ開始前日に契約となったQB”ライアン・フィッツパトリック”。

HC”トッド・ボウルズ”は、フィッツパトリックとの契約前の時点では「ジーノ・スミスはいい先発になるよ。彼はやってくれるぜ~」とか言っていたくせに、状況が変わるとコロっと発言を変えて「フィッツパトリックが先発」と公言しました。

 

まぁ、当然といえば当然ですが、この状況にイライラしてるのはやっぱり”ジーノ・スミス”。

トッド・ボウルズは、「キャンプで”ブライス・ペティ”と”クリスチャン・ハッケンバーグ”が成長しないかぎり、2番手は”ジーノ・スミス”」と言っておりますが、”ジーノ・スミス”は2015年シーズンのアゴ殴られ事件が無ければ不動の先発であっただけに、フィッツパトリックに事故をきっかけに先発の座を奪われ、イライラしております。

しかし、彼はJETSのためにプレーするのではなく、彼自身のNFLのキャリアのためにプレーをするのだと、開き直りました。

ぶっちゃけ、自分がJETSを去らねばならない覚悟しており、少しでも他のチームにアピールするために腐らず努力を続ける前向きな姿勢なわけです。

 

たしかに開幕すれば4人もQBは不要。誰か一人がカットされることになるので、結果を出せなかった上にトラブルがあった”ジーノ・スミス”がカットされることは濃厚でしょう。

さらば!ジーノ・スミス。面白い思い出をありがとう!!
(まだだって。)

 

その他

・ドラフト外で獲得したP”トム・ハケット”をカット。