試運転開始

とうとう始まったプレシーズン。対戦相手に勝つよりも、チーム内で開幕ロースターへ生き残りをかけて猛烈なアピール合戦が展開されます。

注目すべきはQB。開幕後に4人もQBがいるチームというのは、ほとんどありませんので、フィッツパトリックを除くドラフトQBの誰かがカットされることになります。

[SPONSORED LINK]

スコア&ダイジェスト

[リンク:ハイライト動画]

2016年08月12日 @メットライフ・スタジアム

    1Q 2Q 3Q 4Q OT total
ジャガーズジャガーズ (0-0-0) 10 3 0 0   13
ジェッツジェッツ (0-0-0) 0 14 3 0   17

オフェンス

QB#14″ライアン・フィッツパトリック”は、1シリーズ目はサックされるものの、2シリーズ目にWR#81″クインシー・エヌンワ”へロング2本を連続で通してTDドライブを演出する活躍を見せました。

2015シーズン序盤はショート主体でロングに不安がある2流QBでしたが、球団の1シーズンTDパス記録を塗り替えただけに、今はミドル以上を躊躇なく正確に投げれるフランチャイズQBクラスに成長しました。
期待通りのパフォーマンスは、うれしい限りです。

 

QB#07″ジーノ・スミス”は第2Qの途中から第3Q序盤に登場。

レシーバーの足元に投げてパスが通らないどころか、INT未遂の酷いパスもあり、鉄壁の酷さを見せます。他にも、投げあぐねた挙句にジャンプして体をひねって投げるメチャクチャなフォームや、スナップをお手玉してスクランブルに出て潰される失敗もあり、所詮ジーノはジーノでした。

1本TDパスを決めてますが、これはWR#89″ジャーリン・マーシャル”がキックオフ・リターンで一気に敵陣18ydまで走ったO#なので、ジーノがTDドライブを演出したわけではありません。それまでの酷いパスの中のまぐれの1本と考えていいでしょう。
むしろ、バックショルダーの難しいTDパスをレシーブしたドラフト7巡のWR#17″シャロン・ピーク”を評価です。
(どんだけジーノ嫌いなんだwww)

 

第3Q途中から、QB#09″ブライス・ペティ”が登場。プレシーズンの後半は脆弱な2ndチームのOLが守ってくれないハンデを背負って投げる事になるので、TDはなかったのですが、落ち着きがあり、プレーが崩れても走りながら投げれる技術や肩もあり、思ったより良かったです。

ドラフト2巡QB#05″クリスチャン・ハッケンバーグ”の出番はありませんでした。
とっととジーノを解雇して彼に出番を与えてほしいところです。

WRに関してはWR#81″クインシー・エヌンワ”、WR#17″シャロン・ピーク”、WR#11″ジェレミー・ロス” が目立ちました。

WR#17″シャロン・ピーク”はドラフト7巡で獲得したのですが、ACL断裂で7巡目に落ちただけで本来は3巡目の実力があると言われている選手なので、いい拾い物です。

RB#22″マット・フォーテ”が出場しなかったRB陣やOL陣に関しては、今回は割愛。