イメージ 力図が大変化
祝日の朝9:00からLIVE中継でしたので、観戦した人も多いと思いますが、チャージャーズが3年ぶりにペイトリオッツを破りました。
先のドルフィンズ戦に続き2敗目ですが、ペイトリオッツらしからぬ内容でショックを受けた人も多いと思います。
その他AFC南では毎年、連勝街道まっしぐらのコルツに変わってタイタンズが無敗。NFCにいたっては3地区で3チームが勝利数で並ぶなど、どのチームがプレイオフに生き残るのか全く分からない状況となりました。

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▼Week6終了時点での各地区の勝利数

・AFC東
ビルズ-4
ペイトリオッツ-3
ジェッツ-3
ドルフィンズ-2

ビルズが首位ですが、Week5でQB”トレント・エドワーズ”がサックで脳震盪を起こし、そのまま退場。
Week6は運良くByeウィークで次のチャージャーズ戦には復帰する予定ですが、記憶が無くなるぐらいのダメージだったらしいので心配です。
そして、ジェッツが勝利しペイトリオッツと並び、近年見たことの無い順位表となりました。
ドルフィンズは2勝ですが、ペイトリオッツとチャージャーズから勝利した”強豪キラー”なので力は十分にあります。

・AFC北
スティーラーズ-4
レイブンズ-2
ブラウンズ-2
ベンガルズ-0

AFC北は例年どうりスティーラーズが単独首位。ベンガルズが未だ勝利なし。

・AFC南
タイタンズ-5
コルツ-3
ジャガーズ-3
テキサンズ-1

QB”ビンス・ヤング”が抜けてもタイタンズが全勝。ヤングが抜けて強くなったわけではなく、原因は現時点でリーグ1位の守備力にあります。
そして例年なら首位独走のコルツが3勝。しかし徐々に調子を上げています。
そして、テキサンズは全敗脱出です。

・AFC西
ブロンコス-4
チャージャーズ-3
レイダース-1
チーフス-1

ブロンコスはWeek6でジャガーズに敗れるもまだ1位。
プレイオフ常連のチャージャーズはスタートダッシュに失敗したが、調子を上げて浮上中。

・NFC東
ジャイアンツ-4
カウボーイズ-4
レッドスキンズ-4
イーグルス-3

1試合も落とせない強豪だらけの死のグループ。
カウボーイズとジャイアンツは連勝が途切れてレッドスキンズに並ばれました。
イーグルスも1勝差で追撃します。

・NFC北
ベアーズ-3
パッカーズ-3
バイキングス-3
ライオンズ-0

ここも勝数で首位が3チームで激レース。そしてライオンズが未だ0勝(=_=;)

・NFC南
ファルコンズ-4
パンサーズ-4
バッカニアーズ-4
セインツ-3

NFC東と全く同じで首位3チームと1勝差でセインツが最下位という激戦区。
“マイケル・ビック”が去って以来弱くなったファルコンズがとうとう復活しました。

・NFC西
カーディナルス-4
49ers-2
シーホークス-1
ラムズ-1

弱小だらけでシーホークスにはオイシイ地区でしたが勢力図が激変してなんとカーディナルスが1位。
JETS戦で起きたWRクラッシュ事件の影響でベテランQB”カート・ワーナー”が今期で引退する方向なので、優秀の美を飾れるか注目です。

★気まぐれAFC東ニュース
▼チャージャーズ 30-10 ペイトリオッツ
ペイトリオッツはRB”マロニー”が欠場の上に試合中にも先発のラインを2人ケガで失い満身創痍。
ブレイディのシーズンアウトから先発QBとなった”マット・キャッセル”でも策と豊富なタレント陣で勝利してきましたが、とうとう綻びが見えてきました。

とにかく”キャッセル”はボールを長く持ちすぎた挙句の果てにスクランブルして潰されるシーンが多く、もし”キャセル”まで負傷した時にペイトリオッツはどうなってしまうのか考えてしまいます。
“ランディ・モス”へのロングパスもCB”クェンティ・ジャマー”に徹底にマークされ通らず、そして攻撃でも守備でも肝心なところで反則をおかしたり、ドライブ一発目にインターセプトされたりモメンタムが全くつかめない状態でした。

対するチャージャーズQB”フィリップ・リバース”が宣戦布告にも見える攻撃一発目に放ったロングパスは見事に通り、完全に流れを掴みます。
加えて”リバース”はレシーバーから少しでもカバーが外れると、その瞬間に正確にそこに投げ込む事ができ、キレてました。完璧にパスルートとタイミングを覚えているんでしょうね。

負傷をおして出場した”トムリンソン”も活躍を見せますが、一番ビビッたのがチャージャーズのパンターでした。平均50yd以上飛ばす上に、ボールにバックスピンがかかって前に転がらない脅威のテクニック。エンドライン上に着弾して3mぐらい真上に跳ね上がるパントなんて初めて見ました。

点差が開くほど常勝軍団のプライドからか焦りが見え、あの”ウェス・ウェルカー”ですら簡単なパスを落球してしまうぐらいでした。
意地で1TDを決めましたが、ファンにとってはフラストレーション溜まりまくりの試合だったでしょう。JETSファンの私ですら「これがブレイディだったら・・・・」と思うぐらいでした。

先のドルフィンズ戦でシーズン21連勝がストップ。今試合でアウェイ12連勝がストップし、常勝軍団の連勝記録が全て止まりました。ペイトリオッツは”トム・ブレイディ”がQB就任以来、NFL最強の軍団として君臨してきましたが、今シーズンは相次ぐアクシデントで岐路に立たされております。
次のブロンコス戦ではどうチームを立て直すのか、HC”ベリチック”の手腕に注目です。

▼テキサンズ 29-28 ドルフィンズ
全クォーターで両者得点するシーソーゲームに発展。テキサンズは5点のビハインドで残り7秒、最後に賭けた4thDownギャンブルはQB”マット・ショーブ”自らのランで時間いっぱいの逆転勝利。
やっとのことでテキサンズは全敗脱出です。