イメージ
者、陥落せず
Week6チャージャーズ戦ではQB”マット・キャッセル”の経験値不足やチームの悪い所がモロに出てしまい、近年稀に見る「らしく」ない試合であったペイトリオッツ。
今週Week7の対戦相手は3年前のプレイオフでペイトリオッツに勝利した天敵ブロンコス。
試合直前に主力RB”ローレンス・マローニ”までシーズンアウトとなり、このままPats王朝がズルズル陥落していくのかと思ったら、そんなにヤワではありませんでした。

[SPONSORED LINK]


▼ペイトリオッツ 41-7 ブロンコス
勝因はRB”サミー・モリス”がラン16回138yd、1TDと爆発。ランがパスを生かし”マット・キャッセル”も24回中18回成功、185yd獲得の3TD。そのレシーバーの内訳はWR”ランディ・モス”が久々の2TD、WR”ウェス・ウェルカー”1TDとタレントが息を吹き返しました。

そのモメンタムは守備にも影響し5ターンオーバーと一方的な試合展開。
ブロンコス守備陣も6サックと奮闘しマット・キャッセルを捕らえるが、ラン中心の攻めにより崩壊。
飛車角抜きでも勝利するHC”ビル・ベリチック”の名人将棋でチームを建て直し4勝目です。

しかし、マローニに続きベテランS”ロドニー・ハリソン”が負傷によりシーズンアウトが濃厚との事。
単純な戦力のみならず、ブレイディに続いてまたも精神的支柱を失いペイトリオッツの受難は続きます。

▼ビルズ 23-14 チャージャーズ
QB”トレント・エドワード”がWeek5で記憶を失うぐらいの脳振とうで第1Qで去り、負けましたが運よくByeウィークを挟んで復活です。
調子もパス30回中25回成功、261yd獲得の1TDと高いパスレーティングで問題なし。
逆にチャージャーズはWeek6はキレていたQB”フィリップ・リバース”がインターセプトを喫するなど調子を落とし敗北。
リバースってホンマに波の激しいところがあります。

▼レイブンズ 27-13 ドルフィンズ
Week6では残り3秒でテキサンズに痛恨の逆転負けをしたドルフィンズ。
今週はリーグ屈指の守備力をもつレイブンズと対戦です。
注目のRB”ロニー・ブラウン”をたった27ydに押さえるラン守備リーグトップの力を見せ、LB”レイ・ルイス”もMaddenの呪いはすっかり消えたようで9タックルと好調。
ドルフィンズQB”チャド・ペニントン”も相変わらず長距離スクランブルを成功させ、まずまずの内容でしたが攻めきれず、またもイルカは敗戦です。

★AFC東Week7終了時点の成績
1-ビルズ 5勝
2-ペイトリオッツ 4勝
3-ジェッツ 3勝
4-ドルフィンズ 2勝

キレイに1勝差で各チーム並びました。ビルズが1敗を守りトップですがWeek8はドルフィンズ、Week9はジェッツ、そしてWeek10はペイトリオッツという3戦連続同地区ライバル対決という面白いカードが組まれています。
ここで3チームが結託してビルズを引きずり下ろせばジェッツにも首位を取る可能性アリ、逆にビルズが3勝すればAFC東優勝に大きく前進する今シーズン最大の山場です。

▼おまけニュース
もう1週間前のニュースですが、10月15日にフロリダでNFLオーナー会議が行われ1シーズン16試合が18試合に増える可能性が出てきました。
スーパーボウルの時期は変更せず、開幕が2週間早まる形になるようです。
そして開幕直前に行われていたプレシーズンマッチも一部を春に行うことによって、NFLへの注目度を長いスパンを通して集める案が出たようです。
プレイオフ戦を増やす案も出ましたが、これに関してはスティーラーズのチェアマン”ダン・ルーニー”を筆頭に反対意見が多かったようです。

まぁ他にも問題は山積みのようですので実施されるとしたら数年先になるとの事です。日本のファンにとってもウレシイですが、寝不足の日がさらに増える事になりますね(=_=)。