なにやら女子サッカーワールドカップが決勝進出ということで、盛り上がっておりますが、
こっちのワールドカップは全くメディアに取り上げられません。

そう、アメフトワールドカップも日本代表は勝てば決勝なのですよ。
決勝に行けばさすがにメディアも注目してくれるのか??ならば、何としても難敵カナダを撃破しろ!!!
(屮゜Д゜)屮

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▼予選リーグ3
日本 27-31 カナダ
(TωT)

互いに譲らぬシーソーゲームの末に惜しくも敗北しました。
LIVEで見ていたのですが、試合終了5分前ぐらいに日本が逆転し、これで勝ったと思ったら、中継のUSTREAMが固まりました。
そして、直った瞬間に何があったのかカナダが突然、敵陣3ydにワープ。Σ(・ω・ノ)ノ!

カナダはこのチャンスをTDに結びつけて、これが決勝点となり日本は負けました。
(USTREAMの空白の時間は、ハイライトの2:20のシーンです。)

アメリカはメキシコを破り3連勝で決勝のカードはアメリカvsカナダという、やはりNFLに近い国同士の対戦となりました。

本当に日本の敗北は残念なのですが、大会のレベルが上がっているのは喜ばしき事かもしれません。
そしてこの試合で、時間ギリギリの攻防のスリルを 久々に味わうことが出来ました。。やっぱアメフトっていいですね。( ̄▽ ̄)=3

あと、今回の中1日で試合する鬼スケジュールの理由は、アメフトをオリンピック種目に持ち上げるために、短い試合間隔でも競技が成り立つ事をパフォーマンスするためだそうです。
オリンピック種目になれば、アメフトの認知度は飛躍的にUPすると思うので、今回のワールドカップが布石となる事にも期待しております。

2011年07月13日 @グラーツ

  1Q 2Q 3Q 4Q total
カナダ カナダ 7 10 0 14 31
日本 日本 7 7 6 7 27

▼ハイライト

[引用:ワールドカップ2011 日本公式HP]

カナダはアメリカンフットボールの本場米国に次いで世界第2位の競技人口を誇るフットボール大国(競技人口、関係者総数約40万人)。プロフットリーグCFL(カナディアンフットボール)所属経験者を始め、有力カレッジ選手(CIS=カナディアン・インターユニバーシティ・スポーツ)らによって構成された強豪だった。

試合は前半終了時点で14対17と緊迫。カナダが先制し、日本がすぐさま追いつく展開となった。前半終了まで32秒を残してQB高田(パナソニック)が左スウィング・アップを走ったRB古谷に15ヤードのTDパスをヒットして同点に追いついたが、カナダ攻撃が残り1秒に32ヤードFGを決める強かさは印象的だった。

後半開始早々には日本代表が14プレー6分31秒を費やすロングドライブから同点23ヤードFGをK青木(鹿島)が決め、直後のカナダ攻撃をCB加藤(鹿島)がインターセプトで攻撃権を奪取。これを逆転29ヤードFGに繋げたが、ゲームはここから逆転に次ぐ逆転。カナダが8プレー73ヤード、3分28秒のTDドライブをあげると、日本も6プレー89ヤード、2分32秒のTDドライブで応戦。27対24とゲームは三転した。

残り5分。時間とフィールド・ポジションの奪い合いが明暗を分けると思われた瞬間に、カナダにビッグプレーが飛び出した。日本代表守備のプレッシャーを右ロールで交わしたQBフォールズが、ノーマークとなっていたRBスティーブンスへのパスをヒット。これが72ヤードのビッグプレーとなってゴール前1ヤードへ侵入。パワーI体型から力ずくのプレーに出たカナダ攻撃に、日本代表守備も第1ダウン、第2ダウンを阻止したが、第3ダウンにRBウォルターズのTDランを許してしまった。

日本代表にとって残り時間3分31秒は再度の逆転には十分な時間だったが、ここでもカナダKハユラルのキックにビッグプレーを許したのが痛かった。エンドゾーン手前のコーナーに蹴り込まれたボールにカバーチームが群がり、自陣5ヤードからの攻撃を強いられた。

昨年までCFLモントリオールのスターDLとして活躍したべリを中核にしたパスラッシュにも日本代表OLはよく対抗し続けたが、苦しいフィールド・ポジションを抜け出す決定力を発揮できず自陣16ヤード地点まで進んだ後の第4ダウン・ギャンブルを失敗。万事休した。

ダウン更新数で17回対17回。攻撃総獲得距離でもカナダの56回328ヤードに対し日本は58回349ヤードと僅かながら上回った。しかし、パス中心の攻撃からラン主体の攻撃にシフトしたカナダ攻撃(ラン34回131ヤード、パス21回投14成功197ヤード)や、キックリターンで日本の切り札リターナー木下(オービック)に一度もリターンの機会を与えないなど、堅実なゲーム・プランにも強かさが隠されていた。