ルストンに並ぶ、近年のガッカリ・ザ・イヤー
もうじき新協定が結ばれロックアウトが解除されるようなニュースが流れてますが、実際のところファンにとっては楽観視できない状況が続いております。
加えて、新協定が結ばれた後に一気にFAとの契約が行われるので、その後の怒涛の展開を想像できません。
で、今回のニュースはNT”クリス・ジェンキンス”が引退との事です。

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▼NT”クリス・ジェンキンス”が引退表明
忘れもしない2008シーズン。元HC”エリック・マンジーニ”は己のキャリアを賭けたJETS大改革を行いました。
(結果、ファーブと一緒に撃沈)
4-3体系から3-4体系にシフトするために、3度のプロボウルをほこる”クリス・ジェンキンス”をドラフト3巡と5巡をパンサーズに渡して獲得し、そして5年総額3,500万ドル(保障2,000万ドル)の大型契約を結びました。

ジェンキンスのJETS1年目の2008シーズンは、その実力を発揮。ダブルチームでないと止められぬパワーと巨体でOLを真正面からぶち壊し、これまでボロボロだったJETSのDLの建て直しに大きく貢献し、4度目のプロボウル選出となりました。

だがしかし、2009シーズンはWeek06で左ひざのじん帯断裂でシーズンアウト。翌2010シーズンは開幕戦6分30秒という脅威の速さで、またも左ひざのじん帯断裂でシーズンアウトしました。

ジェンキンスが不在の間に代役を務めたDT”サイオン・パウア”が活躍を見せたため、ジェンキンスは2011年2月にカットされました。
そしてこの度、引退を表明し10年のキャリアに幕を閉じました。

2年連続で期待を大きく裏切られましたが、なにわともあれ お疲れ様でした。

ちなみに彼の弟”カレン・ジェンキンス”はパッカーズ一筋7年のキャリアで当然、昨シーズンはスーパーボウルリングをGETして、今シーズンはFAという状況です。

▼割引しないCB”アントニオ・クロマティ”
チャージャーズから移籍し、昨シーズンはパッツ戦やコルツ戦など重要な試合で活躍を見せたCB”アントニオ・クロマティ”
そのクロマティがFAとなるので、その事に関してラジオで「JETSに愛着はあるが、俺はディスカウントはしないよ」と宣言しております。

更に「俺はいっぱいリサーチしたぜ!」と自分を獲得する可能性があるチームにテキサンズ、バッカニアーズ、シーホークス、カーディナルス、カウボーイズ、レイダースがあると述べてます。

チャージャーズから拾った恩も忘れ、致命的な反則もやらかして来た問題児のクセに超強気です。
以前に「ディスカウトされてもJETSに残りたい」と言っていたWR”ブレイロン・エドワーズ”とはエライ違いですね。

しかし、リーヴィスの逆の穴を埋めるために彼は必要であり、ライアンがどう考えているか気になるところです。