っぱりコンサル効果?
PO戦線に並んでいるとはいえ、非常に不利な立場の我らがJETS。
次の相手は地区優勝に望みを繋げる1勝を奪いたいチーフスが相手です。

QBがキャッセルが抜けて、成績がパっとしない代役パルコーが先発ですが、そこはチーフスD#に支える力があります。
D#が強いチームに苦手意識のあるJETSですが、果たして3連勝して今週もPO戦線に生き残れるのか?
(↑こういうのを見ると「志村~~後ろ~~!」を思い出す世代)

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今週もコンサルタントの”トム・ムーア”がコーチ席にいます。
もはや、彼は守り神状態。じっちゃんの名に賭けて勝たねばならん。

▼前半
いきなりRB”ショーン・グリーン”のランが抜けて31ydゲインし敵陣に進入。WR”パトリック・ターナー”とTE”ダスティン・ケラー”のTEコンビにパスを通し敵陣3yd。
3rdDownのパスに失敗し、FGで終了かと思いきやDB”ハビアー・Arenas”のホールディングで敵陣1yd。ラッキー!!!

トドメはグリーンのゴリ押し!!・・・と見せかけ、サンチェスはハンドオフせずボールを持って密集地帯を横からスス~と一人で走って楽々TD。
∩(・ω・)∩Touchdown!
1シーズンに1回このシーンがありますが、100%引っかかるよねぇ。
( ´艸`) 7-0

対するチーフスはやはりO#は死んでいる。しかし、パントリターンをきっかけに敵陣35ydまで進み、53ydのFGを決めて点差を詰める。
7-3

点差を詰められた後は、サンチェスがOLB”ジャスティン・ヒューストン”のサックに捕まり、互いにパントの蹴りあいで嫌な空気。
しかし、ここでSS”ジム・レナード”が会心のINTを奪い敵陣38ydからO#という絶好のチャンスを生み出す!!

だがINTしたSS”ジム・レナード”はリターン時に足を掴まれ負傷し、重症のようでそのままロッカールームに下がる。
もしかしてD#がまた崩壊するのか・・・・( ̄Д ̄;

とにかく、このチャンスを決めて有利な展開にせねばならない。
RB”ショーン・グリーン”のショートパスからラン・アフターキャッチで敵陣2yd!!今日はキレてるねぇ。グリーン。

トドメはWR”サントニオ・ホームズ”へスレスレのTDパスを通して、
∩(・ω・)∩Touchdown!
この調子でレナードのいないD#を楽にするのだ!
14-3

しかしD#に心配は無用だった。ILB”バート・スコット”が怒涛のインサイドブリッツでパルコをサック!!Σ(・ω・ノ)ノ!
チーフスO#を沈黙させる。

対する点差をもっと広げておきたいJETSは、RB”ラデイニアン・トムリンソン”のラン・アフターキャッチとRB”ショーン・グリーン”のランで敵陣7ydへ。
(ファンブルリカバーされるが、チャレンジで事なきを得る)
トドメもRB”ショーン・グリーン”のランで、
∩(・ω・)∩Touchdown!
21-3

チーフス的にヤバイ点差になってきたが、チーフスOLはDE”マーカス・ディクソン”とOLB”カルビン・ペイス”のパワーに負けてサックを許し、チーフスO#は沈黙。

逆にJETSのドライブはWR”ジェレミー・カーリー”の26ydのパントリターンで敵陣35ydの好ポジションから開始。
敵陣19ydから次はRB”ラデイニアン・トムリンソン”のラン・アフターキャッチ!!カットでD#をかわして、そのまま
∩(・ω・)∩Touchdown!
3シリーズ連続TDと大爆発。こんなチームだったっけ??
28-3
この時点でチーフスのパス獲得ヤードは、わずか4yd。一方的すぎ。

せめて1本返して前半を折り返したいチーフスだったが、NT”サイオン・パウア”にサックされギャッフン(>_<)。

▼後半
仕切りなおして反撃に望むチーフスだったが次はILB”デイヴィッド・ハリス”にサックを喰らう。
しかもチャレンジに失敗し、追う立場で貴重なタイムアウトを失う。

次のチーフスのドライブ、3rd-8でスクリメージライン上にJETSのD#が8人!
これがライアンパパ直伝、伝説の46ディフェンス!!中央からDE”アーロン・メイビン”とFS”エリク・スミス”がOLを抜けてパルコに一直線に向かい2人でサック!!!
そして2人で大はしゃぎ。ヽ(*・ ω・)人(・ω・*)ノ

JETS的にはもう時間を潰して逃げ切りを図りたいところ。
ミスっても反則に助けられ前進しまくり、最後もTE”ダスティン・ケラー”のパスが失敗かと思いきやパス・インターフェアランスをもらって、敵陣4ydにワープ。
そして、またもサンチェスが突っ込んでTDラン!!
∩(・ω・)∩Touchdown!
35-3

第4Qに突入。チーフス怒涛の反撃はRB”ジャッキー・バトル”のランとノーハドルショットガンで進み、WR”ジェレミー・アーバン”にキレイにどストレートのTDパスを通す。まぁ痛くもかゆくも無い。
35-10

もはやJETSはサンチェスをひっこめてブルネルが登場。
さすがにブルネルのドライブは止めるチーフスD#であったが、P”T.J・コンリー”の好パントにより自陣1ydという最悪なポジションを強いられる。

教科書どうりに、とりあえずランで危険地帯の脱出を図るチーフスだったが、そんなベタな事をJETSのD#は許さない。
RB”ジャッキー・バトル”の中央のランをNT”サイオン・パウア”が即座に捕まえてエンドゾーンから1歩も出さず、
みんな大好きセ~~フティ~~!  人(´・ω・`)
(ライアンまでもセーフティーのポーズ)
37-10

もはやパルコは涙目。HCの”トッド・ヘイリー”は目が真っ赤。(この後の記者会見でも真っ赤)
そのまま久方ぶりの圧勝です!!!

2011年12月12日 @メットライフ・スタジアム

1Q 2Q 3Q 4Q OT total
チーフスチーフス (5-8-0) 3 0 0 7 10
ジェッツジェッツ (8-5-0) 7 21 7 2 37

Stats

▼総評
またもコンサル”トム・ムーア”のおかげなのか、前回に続いてRB”ショーン・グリーン”が爆発。
OLがガボっとあけた穴を上手く抜けつつ、進行方向上にいるDBはパワーで弾き飛ばし124yd獲得1TDを記録。
じつはレシーブでもグリーンが58yd獲得しJETS1位です。ついでに2位はトムリンソン。

つまりydを稼いだのもショートパスからのラン・アフターキャッチであり、ほぼ地上戦でチーフスD#を粉砕したのです。

それにともなってJETSのD#も爆発。投げあぐねたパルコを捕らえて、計5サック1INTでチーフスO#を封じます。
DBが完璧にレシーバーをカバーしている間に、1列目がパルコを捕まえる理想的なサックが多く見られました。
OUTのDE”マイク・デヴィート”の代役であるDE”マーカス・ディクソン”がガンガンOLに圧力をかけているシーンには、今後も期待できます。

相手の反則に助けられたシーンも多々ありますが、それを差し引いても強かった。
問題のSTもミスしないどころかビッグリターンとセーフティーを生むきっかけとなるパントで活躍。
第2Qにて3シリーズ連続でTDを決めた時点で勝負はついていました。

だがしかし、D#の要であるレナードがINTと引き換えに左ひざのじん帯を断裂し、シーズンアウト。
昨シーズンはWeek13前にOUTし、不幸な事にほぼ同じ時期に2年連続シーズンアウトです。

圧勝と引き換えに大きな代償を払う事となりました。残り3試合は難敵が揃っているので、POへの道は非常に険しいものとなります。


:サンチェスの本日のスタッツはパス13/21回181yd獲得2TD、2TDラン。
パスにランにまたも計4TDと爆発しております。そして、そのわりには低調な成績。
相変わらずのエコドライブです。

チーフスは点差以上に内容でも大敗で、翌日にチーフスHCの”トッド・ヘイリー”が解雇されました。

ついでにドルフィンズのHC”トニー・スパラノ”も解雇されてます。Week17でドルフィンズとやるのですが、どのような影響がでるのか??