はり緑がよく似合う
先日、ペニントンとサンチェスが会っているいるという目撃ニュースをお伝えしましたが、今回はペニントン自らインタビューに答えました。


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▼ペニントンとやっぱり会ってたサンチェス
先日の報道どうり、サンチェスは先週、南フロリダへ飛んで元JETSのエースかつ、ドルフィンズを2008年シーズンに地区優勝に導いた”チャド・ペニントン”に会ってスパラノのシステムに関して師事を受けました。

サンチェスは2月に2度フロリダのフォートローダーデールに飛び、4,5回講義をうけます。ペニントンにホテルの会議室で1回に2,3時間かけてスパラノの哲学と用語を学びました。ペニントンはその間、彼のノートをサンチェスにあずけて、翌日もサンチェスはそのノートでも勉強を続けたとの事。

ペニントンはサンチェスに関して「彼はとても意欲的で、そして飢えている」とコメント。
加えて、「トニー(スパラノ)はマーク(サンチェス)のみならず、JETSにフィットする」「トニーはライアンのD#を引き立てる方法を知っており、マークに負けた試合と勝った試合の違いを教える事ができる」と嬉しいことも言っております。

その他、ニューヨークのQBという特殊な環境下に対するアドバイスなど、ペニントンはサンチェスにスパラノのシステムのみならず、己の経験を含めたアドバイスを行なったとの事です。
そして、この後にサンチェスの契約延長が決定。サンチェスは先輩からの助言とチームからの信頼も手に入れ、今年は逆襲のシーズンとなるか!?

▼やはり勝負に強いサンチェス
「あんな低パフォーマンスでよく高い給料を取るなぁ」と、言われていますが、たしかにサンチェスの成績は褒められたもんじゃありません。

実際にパスの成功率とレーティングのランキングは
2009年:29位、28位
2010年:29位、27位
2011年:27位、23位

加えて、2009年からのINT数&ターンオーバー数の合計は第2位という散々なデータがあります。

しかし、プレーオフでの成績は4勝2敗。9TD、3INT、レーティング94.3%と跳ね上がります。しかも倒した相手のQBは”カーソン・パーマー”、”フィリップ・リバース”、”ペイトン・マニング”、”トム・ブレイディ”とビッグネームばかり。
知ってのとおり、サンチェスは大舞台や2ミニッツなどプレッシャーがかかった状況の方がパフォーマンスが上がるという、へんな特性を持っています。

特にSB王者との3連戦という無茶苦茶なカードとなった2010シーズンプレーオフ。コルツとパッツ相手に逆転勝利を収め、チャンピオンシップのスティーラーズ戦では前半で21点差に開いて、JETSファン全員が諦めていた状況に、後半に怒涛の追い上げを見せて、破れはしたものの4点差まで迫りました。毎週、JETSファンはシビレまくった事でしょう。

こういうドラマみたいな展開を演出して、ファンにスリルを与えるがサンチェス君だと思っています。
(まぁ安定したパフォーマンスを見せてくれるに越したことは無いんですけど。)