あれ?

JETSから多くのベテランがリリースされましたが、その中の一人K”ニック・フォーク”がバッカニアーズと契約しました。

たしかバッカニアーズって・・・。

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K”ニック・フォーク”、バッカニアーズと契約

短い簡単なFGは外すのに、勝敗を分けるFGはどんなに長距離だろうと外さない「フォーク様」こと、K”ニック・フォーク”がバッカニアーズと契約しました。契約内容は、現時点で不明です。

 

フォーク様は2007年ドラフトにてカウボーイズがドラフト6巡で獲得。2010年から2016年シーズンの7年間もの間、JETSの正キッカーを務めました。

 

ここで懸命なNFLファンなら気づくと思いますが、バッカニアーズは昨年のドラフト2巡でK”ロベルト・アグアヨ”を獲得しているのです。

キッカーがドラフト上位というのは、まず通常ではありえません。思いつくのはレイダースのK”セバスチャン・ジャニコウスキー”ぐらいではないでしょうか。

 

キッカーの座は普通1チームに1つ。つまりバッカニアーズはドラフト上位で獲得したキッカーとJETSで7年も正キッカーを務めたベテランに、負けたら解雇のクビレースをさせるわけです。

その理由は当然、アゲアヨの1年目がFG成功率71%と期待ハズレだったことでしょう。フォーク様は、アゲアヨの闘争心を煽るアテ馬なのです。

 

一方、フォーク様もJETSでは長年1年契約を繰り返して、毎年アテ馬的なキッカーとキャンプで競争させられてきましたが、今回は逆の立場となって正キッカーの座を奪いにいきます。

果たしてどちらが生き残るのか!?興味深い戦いです。

QB”ジョシュ・マッカウン”と契約ならず

※2017/3/21追記:JETSはマッカウンと契約いたしました。このニュースはそれ以前のものとなります。マッカウンとの契約の詳細は、また別の記事でUPします。

JETSにQB”ジョジュ・マッカウン”が訪れましたが、契約にはいたりませんでした。

JETSのQBは先発経験の少ない2人なので、ベテランQBの支えが必要なのですが、有力な候補であったQB”マイク・グレノン”はベアーズと契約し、QB”ブライアン・ホイアー”は49ersと契約しました。

元ベアーズのQB”ジェイ・カトラー”は既にJETSを訪問しているのですが、それ以上の動きがないところを見ると破談したようです。

 

FA市場に残る候補となるQBは”チェイス・ダニエル”、”コリン・キャパニック”、”RG3”。

この中で一番成績がいいのがSB出場経験のあるキャパニックなのですが、彼は国家斉唱の時に起立せず世論を敵に回す問題児なので、メディアの巣窟ニューヨークのチームでやっていくのは難しいでしょう。

 

”トニー・ロモ”に関しては、カウボーイズがリリースすると通告した以降、テキサンズとブロンコスが狙っているという情報以外は動きが何もありません。一体、どのような交渉が行われているのでしょうか?

 

ここで頭をよぎるのがJETSで昨シーズンまでプレーしていた大ベテランQB”ライアン・フィッツパトリック”との再契約なのですが、まぁ無いでしょうね。HC”トッド・ボウルズ”との確執がありますし、なんせ「先発殺し」ですから。

だからといって、このまま若手2人で戦うのも厳しいでしょう。QB問題も未だに悩みのタネです。
(ドラフトでQB獲ると話がまたややこしくなるから、ヤメテね。)