遊びではない。あくまで視察です。

ブログを放置してアメリカへ赴いたロード・トゥ・レッスルマニアの旅(略してRTW)。第3回目はいよいよ世界最大のプロレスの祭典、いわばプロレス業界のスーパーボウルである『レッスルマニア』の視察です。

それ以外にも、せっかくなので前日のNXTや翌日のRAWのみならず、裏レッスルマニア的なプロレスイベントも視察してきましたので、簡単ですがレポートいたします。

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レッスルコン

ホーン・スワグル WWE

レッスルマニアは知っていても、レッスルマニア開催地で行われるレッスルコンはマニアしか知らないイベント。

これは元WWEで活躍した選手が一堂に会して、一緒に写真を撮ったりサインを頂いたりするイベントなのです。

入場するにも料金がかかる上に、選手とツーショット写真を撮るにも料金がかかるので、いい顔はされませんが私は会場の様子をスマホで撮影してきました。
(※エッジ&クリスチャン、スティングなど人気トップはVIPチケットという事前予約の上、別室での特別セッション)

その面々とは、スタン・ハンセン、ビッグワン・ベイダー、ブッチャー、RVD、ケビン・ナッシュ、スコット・ホール(レザー・ラモン)、ビリー・ガン、モルディカイ(なぜか日本人に圧倒的知名度)、リタ、ブギーマン、エリック・ビショフ・・・・・・と、これらが氷山の一角なぐらいに大量のレジェンドが来ておりました。

WWE RVD ロブ・ヴァン・ダム

RVD

ビッグワン・ベイダー WWE

ビッグワン・ベイダー

WWE ケビン・ナッシュ

ケビン・ナッシュ

WWE ブギーマン

ブギーマン

前回も参加した人の話によると今回は例年より顔ぶれが豪華だったとのことで、私はラッキーでした。

まさに本当の意味でレッスルマニアなイベントです。

Kaiju ビッグバトル

これも近年、レッスルマニア開催地でひっそりと行われる裏イベント。オーランドの街の中心部から離れた周りが真っ暗な会場で、夜中の12時から行われる身の危険を感じざるえないプロレス興行です。参加するには勇気がかなり必要でしょう。

 

まず、タイトルの意味が リング にビルに見立てたハコを置いて、レスラー達をウルトラマンのように巨大な人間に見立てて戦うということで、Kaiju(怪獣)。つまり、日本カルチャーをフューチャーしてるわけです。

その内容は、顔の書いたハコをかぶり20人以上登場する「Mrキューブ」、ひたすらピザをリングに配達する男「ピッツアガイ」、さらにハンバーガーやポテトに加え「チキンスープ」なる怪獣まで登場し、アメリカ人のおバカさを肌で感じる事ができる貴重なイベントでした。

とにかく簡単に本場のバカなものを見て騒ぎたい人にオススメのイベントです。

AXXESS(アクセス)

ここからやっとWWE公式のイベントです。レッスルマニア開催日の数日前から行われるのが、AXXESSという展示会的なイベント。

ここでもスーパースター(レスラーの事、以下略してスパスタ)と写真を撮ったりする以外にガチの試合も行われます。

このイベントはレッスルマニア当日までの4日間行われ、ツーショットで写真を撮れるスパスタは日替わりです。つまり人気のあるスパスタが出る日のチケットは売り切れる可能性があるので注意です。

私は目当てのチケットが売り切れで レッスルマニア当日の午前の部、つまりレッスルマニアに出場するスパスタはいない日になってしまったのですが、負傷のため欠場中のフィン・ベイラーと肩を組んでツーショットが撮れて良かったです。
(※この後にリングで彼を見ることになるとは予想していなかった。)

だいたいのスパスタは日本人だと握手したり、いろいろ話しかけたりしてくれてかなり親切です。

加えて、なりきり入場シーンを撮影して後で動画をダウンロードできるブースや、イリミーネーション・チェンバーの中に入るなど、様々な展示もあります。

意外と入場料が高いのですが、巨大な物販ブースのSuperStore(スーパーストア) は無料で入れます。

NXT

NXT 中邑真輔

近年のWWEのヒット作、NXTを観戦。

アンチWWEファンをうならせるレスリング団体を下部組織として作ったことで、WWEに対抗する第2勢力の団体TNAなどに致命的なダメージを与えました。
(現在、TNAはインパクトレスリングに名称を変更)

 

まぁ、あまり知らないレスラーばかりなのですが、やはりNXTの見どころは日本人選手のアスカと中邑真輔。

特に中邑真輔の入場テーマの大合唱は感動ものでしたが、その対戦相手の”ボビー・ルード”の入場テーマに対する満席の客の声援は中邑を上回るレベル。テレビでは体感できない360度サラウンドの地鳴りのような大合唱には正直、ビビりました。

 

中邑は負けたのですが、TV収録終了後に中邑がNXTに感謝して別れを告げるような退場があり、噂通りに中邑がWWEのメイン番組へ昇格することを確信させました。

その後、中邑はWWEの看板番組の1つであるSMACK DOWN(スマックダウン)にデビューしました。

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