joe1-320.jpgこの画像は実際の試合中です。
ニュース意外にも過去の名選手や珍プレーなど掲載したいので新コーナー「NFLアーカイブ」を立てました。
 第1回は昨年末に映画化(タイトルは”ネイマス”(仮))が発表されたJETSファンには神である伝説の名QB、「ブロードウェイ・ジョー」こと”ジョー・ネイマス”(Joe Namath)。
NFL史上最高のプレイボーイで、女癖が悪い。そしてNFL史上唯一グラウンドコートではなく毛皮のコートを着てサイドラインに立ったというスゴイ男です。(今なら退場&罰金ですな(=_=;))

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joe2-320.jpg▼”ジョー・ネイマス”はアラバマ大学で活躍し、1965年にニューヨーク・ジェッツからAFLドラフトの1巡で指名され入団します。
全キャリアの成績は、1969年のシーズンにレイティング74.4だったのが最高で、13年間通算では53.0と低く、通算のパス成功率 49.7%、パス獲得距離27663yd、TDパス173に対しインターセプト220と平凡です。
さらに、チームも67~69年の3シーズン勝ち越しただけ。
なのになぜ名選手なのか?

70年代、現”NFL”へ合併を迎える以前のスーパーボウルはNFLとAFLという別リーグの対抗戦という形でした。
これまでに開催された2度のスーパーボウルはビンス・ロンバルディ率いるNFLのグリーンベイ・パッカーズが連覇して、リーグ全体の実力でもNFL > AFL という図式が世間的な見解であり、第3回スーパーボウルも新興リーグAFL代表のジェッツはNFL代表ボルティモア・コルツ(現インディアナポリス・コルツ)に対して圧倒的な格下と見られていました。

そんな状況の中、ジェッツのクォーターバックであったネイマスは「日曜はジェッツが勝つ、俺が保証する(The Jets will win on Sunday, I guarantee it.)」と大胆な勝利宣言。そして宣言どうり16-7と見事に勝利を収め、その試合のMVPに選出されました。そして各下と見られていたAFLの地位を高め、NFLとAFLの統合に貢献したのです。
さらに人気に拍車をかけたのが甘いマスクと女性を引き連れた派手な私生活。貧乏の中から這い上り、アメリカン・ドリームを絵に描いたような活躍がネーマスをスーパースターの地位に引き上げました。まさに新庄のように記録では無く記憶に残る選手なのです。

そして2007年11月に彼の軌跡をたどる伝記映画が主演:”ジェイク・ギレンホール”で製作決定。
下の画像の左が”ジェイク・ギレンホール”で右が”ジョー・ネイマス”です。似てるかな?
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