2013シーズン

オードリー 後藤晴菜

MC:オードリー&後藤晴菜アナ

現地レポーター:小池絵未

ニューヨーク まとめて始末編

もはやNFL倶楽部シーズン1回目の名物となった春日の呪いのターゲット決め。
2013シーズンの春日の応援チームは、初のスーパーボウル開催とあって「ニューヨーク」。

つまり、ジャイアンツとジェッツの2チームを応援するという、反則にも似た宣言をするのだった。

ジャイアンツは近年、スーパーボウルを2度制覇した”イーライ・マニング”が率いるエリートチーム。
そしてジェッツも近年はチャンピオンシップに2年連続進出した中堅チーム。

どちらかが生き残れば呪いのジンクスも騒がれなくなるだろうという、実に卑怯な手段である。

 

しかし!ジャイアンツはイーライが被インターセプトを量産する絶不調に陥り、開幕6連敗。シーズン中盤に4連勝し、盛り返したようにも見えたが、肝心な試合では勝てず。

Week15においてはイーライは被インターセプト5回という最悪な記録を作り完封負け。ジャイアンツは3度も春日の呪いの餌食となり早々とシーズンを終えるのであった。

 

一方、ジェッツはシーズン中盤まで、対戦相手の強さに関係なく勝利と敗北を繰り返す、実に不思議な現象に見舞われる。
しかし、シーズン終盤の大事な時期に3連敗し失速。そして、ジェッツもWeek15の時点でプレーオフ進出への希望は断たれシーズンエンド。

 

春日は番組内でジャイアンツのシャツしか着てなかった事から、呪いはジャイアンツがメインでジェッツはサブ的にかかったのだろうと思われる。

ダブル応援で呪いを払拭しようとしたつもりが、余計に春日の呪いの恐ろしさを際立たせる結果となった。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

若林に伝染編

一方、相方の若林は昨年に続いて近年好調であるテキサンズの応援を公言。
テキサンズの戦力は昨シーズンをほぼそのまま維持しており、鉄板のチームであると思われた。

だがしかし、開幕2連勝で今シーズンも好調にみえたが、QB”マット・ショーブ”が被インターセプトを量産し、Week3から1勝もできない泥沼の状況に陥る。
途中でQBを”ケイス・キーナム”に変更するも改善されず、早期にシーズンエンド。

Week14にて昨年リーグ最下位のジャガーズにすら敗北し、HC”ゲイリー・キュービアック”をシーズン途中で解任するのだった。

最終的にテキサンズが勝利したのは最初の2戦のみで、あとは悪夢の14連敗を喫し、見事に2014年ドラフト全体1位をGETするのだった。

 

テキサンズの激しい没落ぶりに、春日の常にそばにいる若林に呪いが伝染してしまった説がささやかれる。

ただの遊びならいざしらず、多くの人間を地獄に叩き落し、仕事まで奪い人生を狂わせる恐るべきオードリーの呪い。
そろそろ本土で話題になってもおかしくない状況だろう。

 

最強O#ブロンコス、木っ端みじん編

NFLはプレーオフに突入。春日はシーホークスの応援をしたかったようだが、NFL倶楽部の今シーズンのMCである後藤アナと被るため、しぶしぶチャージャーズのジャージを着て番組に登場。

チャージャーズはプレーオフ1回戦のベンガルズに勝利するも、2回戦は第1シードのブロンコスとの対戦となり、チャージャーズはやっぱり敗北。

 

そして最終決戦の第48回スーパーボウルで、春日はブロンコスのQB”ペイトン・マニング”のジャージを着て現地観戦する事になった。

ブロンコスは、今シーズン記録ずくめの最強のO#力を持つチーム。対するシーホークスは今シーズン最強のD#力を持ち、開催地も史上初の寒冷地屋外であるニューヨーク”メットライフ・スタジアム”ということで、歴史に残る激戦が期待された。

 

しかし、現地で直接発射される春日の呪いの威力は、トップシード同士の対戦にすら大きな影響を及ぼした。

最強O#を誇るはずのブロンコスのファーストプレーは、なんとマニングとセンターの意思の疎通ができず、ミススナップ。それを自陣でエンドゾーンでカバーし、セーフティー(自殺点)。

最悪のスタートを取り返そうと、ブロンコスは奮闘するも、チーム全体の歯車が狂い全く調子が上がらず、PIC6(INTリターンTD)も喫して、最強O#のハズがなんと前半無得点。
逆にシーホークスはO#もD#も絶好調で、前半で22-0という大差が開く。

後半からブロンコスの猛反撃が始まるのかと思いきや、いきなりキック・オフ・リターン・タッチダウンを喰らって更に点差が開く。

ブロンコスは、第3Qの最後にやっと1TDと2ポイントコンバージョンを決めて、8点取るものの得点はそこまで。

結果、ブロンコスはシーホークスに43-8 という歴史的大差で敗北してしまう。

シーホークスは、ファンの大歓声で対戦相手のリズムを狂わせることから、ファンを「12番目のプレーヤー」と呼んでいるが、このスーパーボウルにおいては「春日」という最強の13番目のプレーヤーがいた事を、本人たちは知る由も無かった。

 

今シーズンの傾向から、本人の意思よりも、とにかく春日が着用したジャージのチームが、強力に呪われてしまうことが明らかとなった。