2014シーズン

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MC:オードリー&後藤晴菜アナ

現地レポーター:小池絵未

まさかのビルズ編

2014シーズンのNFL倶楽部。もはやNFLのシーズンを占う春日の応援チーム選択はなんと、バッファロー・ビルズ。
ビルズはかつて4年連続でSBに進出した黄金期があるものの、近年は15年間プレーオフに出場すら出来ない弱小チームであり、これまで優勝候補ばかり潰してきた春日の呪いだが、もしや今回は呪いが逆に効いてビルズがプレーオフに行くのではないかと噂された。

 

そのファンの予感は的中し、ビルズは強力なD#で開幕2連勝。QB”E.J・マニュエル”の不振には、開幕前に獲得したベテランQB”カイル・オートン”に即座に交代し対応するフロント陣も秀逸さを見せる。

 

Week12のJETS戦では、ホームのラルフ・ウィルソンスタジアムが大寒波による大雪で、ろくに練習もせずフォードフィールドで試合をしなければならないピンチに陥るが、見事に勝利し、同地区JETSをスィープする強さを見せる。

Week15ではパッカーズ相手にロジャースを封じて勝利する大金星をやってのけ、残り2試合で連勝すれば15年ぶりのプレーオフ進出も現実を帯びてきた。

 

Week16の相手レイダース。リーグ最下位を争うチームであり、勝って当然と思われた試合だったのだが、なんとオートンが2INTの不振で敗北してしまい、プレーオフ進出を結局は逃してしまう。

最後まで希望を持たせながらギリギリで沈め、結局はドラフトが不利になっただけの恐るべき春日の呪い。やはり呪いは鉄壁であることを証明したのであった。

 

シーホークス、後藤アナと撃沈編

(※NFL倶楽部の内容で、後日に多少加筆するやもしれません)

ビルズのプレーオフ出場がなくなり、次に応援するチームを考える春日。
NFL倶楽部を1週挟んで決定した結果が、なんと昨年の王者シーホークス。

シーホークスといえば、昨シーズンからNFL倶楽部MCの後藤晴菜アナがQB”ラッセル・ウィルソン”を慕い、懸命に応援し続けた結果、見事にシーホークスが球団史上初のスーパーボウル制覇を成し遂げたチーム。

当然、後藤アナは今シーズンもシーホークスを開幕戦から応援し、シーズン序盤は苦戦するものの鉄壁の守備力で、見事第1シードでプレーオフ出場を決めたのであった。

 

さらにタチの悪いことに相方の若林までシーホークの応援を宣言し、後藤アナが育ててきたシーホークスにオードリーが乗っかるという最悪の事態に発展。

加えて、NFL倶楽部のMCが全員シーホークスのジャージ姿になり、ファンの間では「シーホークス倶楽部」とも呼ばれる状況になった。

 

そんなシーホークスは順調にディヴィジョナルプレーオフはパンサーズに勝利するも、スーパーボウル1歩手前のパッカーズ戦で敗北寸前まで追い込まれる事になる。

だが、奇跡的なプレーの連続で延長戦の末に逆転し、2年連続でスーパーボウルに進出するという快挙を成し遂げる。
(試合レポート:Conference Championships -NFC-:パッカーズ vs シーホークス)

 

いよいよ決戦の舞台はスーパーボウル。シーホークスの相手は常勝軍団かつ、4度目のスーパーボウル制覇を狙うリーグ最強のQB”トム・ブレイディ”率いるペイトリオッツ。

スーパーボウルは「オードリー春日の呪い vs 勝利の女神 後藤アナ」という決戦でもあり、ついでにご丁寧に以下のような画像も作成され、俄然、シーホークスが春日の餌食になるかにも注目が集まった。

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またも、オードリーはスーパーボウルの会場であるアリゾナ”ユニバーシティー・オブ・フェニックス・スタジアム”に乗り込み、春日は現地でシーホークスに向けて呪いを直に 発射する。

スーパーボウルは互いに譲らぬ熱戦となり、試合終了まで残り26秒、”ペイトリオツ 28-24 シーホークス” と、シーホークスは4点ビハインドだが、敵陣1ydにまで進み 1yd押し込めばシーホークスが逆転勝利という状況となった。

全世界がシーホークスはエースRB”マショーン・リンチ”のランで強引に1ydを押し込み逆転勝利は確実と思っていた。

しかし!シーホークスが選択したのはリンチのランではなくパス!裏をかいたプレーのつもりが、これをペイトリオッツの”マルコム・バトラー”にインターセプトされ、試合終了。
シーホークスはいわば、相手の喉下にナイフを突きつけた状況から敗北したのだった。

(試合レポート:Super Bowl XLIX(スーパーボウル49 / スーパーボウル2015))

 

あの状況から、さらに超高速のショートパスをドラフト外から入団したルーキーのバトラーがインターセプトというビッグプレイを繰り出すという、ありえない現象に世界中のファンは絶句。

この後、シーホークスHC”ピート・キャロル”は、「なぜ最後にリンチのランをコールしなかった?」と、マスコミに散々詰められる事になるが、そこにオードリー春日という悪魔が魔を差した事は誰も知る由もなかった。

 

結果、後藤アナとともにシーホークスを沈めた春日の呪い。NFL倶楽部の再三のインタビューロケでこの事を知っているNFL選手もおり、そのうちリーグの健全化を図るコミッショナーのロジャーグッデル直々に春日の名前を出す事も、遠い未来ではないだろう。

 

ちなみに、春日は試合終了後の現地にて、ペイトリオッツの選手と触れ合う事でペイトリオッツが気に入ったらしく、「次はペイトリオッツの応援をする事も大いにある」という言葉を残している。。