帰ってきたダーノルド
未だ0勝のジェッツの次の相手は、NFC東首位のカウボーイズ。
現在、オフェンス力がリーグ1位の難敵かつ、ジェッツのオフェンス力はリーグ最下位なので、勝負はやる前から決まっているようなものです。
しかし、この試合から伝染性単核球症で3試合欠場していたQB”サム・ダーノルド”が復帰します。
果たしてダーノルドはジェッツを救えるのか!?今シーズンの今後を占う重要な試合となりました。
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スコア&ダイジェスト
ハイライト&データ[GAME CENTER(NFL.com)]
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
カウボーイズ |
0 |
6 |
3 |
13 |
22 |
ジェッツ |
7 |
14 |
0 |
3 |
24 |
オフェンス
復帰したQB”サム・ダーノルド”はファーストシリーズでサックされ、「やはり、ジェッツのOLの弱さでO#は期待できない」と思わせるも、次のシリーズでは順調に投げてTDドライブを演出します。
ダーノルドのスタッツは、パス23/32回338yd獲得、2TD、1INT。
やはりドラ1QBは、前試合まで先発だったQB”ルーク・フォーク”と比較してパスのスピード、精度、ステップが別次元で上手く、OLが弱くてもステップとクイックスローでかわせばパスO#は十分に機能する事を証明しました。
加えて、カウボーイズのギャンブルを止めた返しO#で、WR”ロビー・アンダーソン”へ92ydのTDパスを1発で決める勝負強さを見せます。
He’s baaaaaack! ✈️
Sam Darnold led the @nyjets to their first win of the season in his big return. #TakeFlight pic.twitter.com/eeg1FwS31b
— NFL (@NFL) October 14, 2019
WR陣はWR”ロビー・アンダーソン”が5レシーブ123yd獲得、WR”ジェイミソン・クラウダー”が98yd獲得、WR”デマリアス・トーマス”が62yd獲得と投げ分けており、それぞれのレシーバーのテクニックが高く「ジェッツにいいレシーバーが沢山いるじゃん」と思わせるパフォーマンスを見せます。
QBが変われば全てが変わるということです。
RB陣では、”レベオン・ベル”がラン14キャリー50yd獲得。粘り腰で1stダウンを獲得するシーンがあるものの、数字的にはまだまだもの足りないところ。
驚いたのが、元エースRB”ビラル・パウエル”が登場したこと。1キャリー5yd獲得でピンポイントで仕事しました。
以前からの思っていたのですが、「なぜジェッツのRBはベルばかりに負荷をかけて、パウエルとモンゴメリーをもっと併用して扱わないか?」という疑問が残りました。
併用したらベルの機嫌を損ねるとしても、タイプの異なるRBを併用することで、ベルのランが出やすくなると思うだけに不思議です。
総じて前半で3TDで21得点をあげるものの、後半はエンドゾーン手前で高めに浮いてしまったパスをINTされる もったいないミスと、カウボーイズの反撃により得点はわずか3点。
しかしながら、この1試合だけで、これまでの4試合の合計TD数と合計1stダウン数を上回りました。今までどれだけO#が酷かったのかが分かります。
ディフェンス
Week05まで獲得ヤードがリーグ1位のダラスO#に対抗したD#陣。またもLB”C.J・モズリー”は休みです。
こちらもダーノルドの復帰に影響されたのか、QB”ダグ・プレスコット”にプレッシャーをかけ続けパスを狂わせる事に成功。カバーではCB”ダリル・ロバーツ”が目立つ活躍を見せておりました。
S”ジャマール・アダムス”とS”マーカス・メイ”のコンビもフィールドを縦横無尽に駆け巡り活躍。
得にプロボウラーであるS”ジャマール・アダムス”の活躍が今回の勝因です。ギャンブルでランを止めるシーンに加えて、最後の2ポイントコンバージョンでブリッツを仕掛けて失敗させるシーンは圧巻。
中央のウィッテンへの決め打ちのパスでしたが、超スピードでプレスコットを強襲する事でパスを狂わせます。
Love Gregg Williams’ aggressive, attacking mindset. When it’s nut-cuttin’ time, be bold. @TheAdamsEra looks like a heat-seeking missile on the play that sealed the Jets’ first win. Six rushers. Five guys blocking. Take your chances.
An awesome play. pic.twitter.com/hJIwyjPZyO
— Manish Mehta (@MMehtaNYDN) October 14, 2019
このブリッツが無ければ同点でOTに入り、モメンタム的に負けていたと思います。まさにトドメの一撃でした。
しかし、RB”エゼキエル・エリオット”に105ydも走られたのが痛かった。このランが後半に2点差までに追いつかれた原因です。
LB”C.J・モズリー”が出場していれば、ここまで走られる事は無かったでしょう。次戦での復帰が期待されます。
ジェッツにとってラッキーだったのがWR”アマリ・クーパー”が早々に負傷してほぼ出場せず、OL”タイロン・スミス”が欠場した事です。
あと、落球にもかなり助けられました。
スペシャルチーム
K”サム・フィッケン”がFG1本と3本のエクストラポイントを決める完璧な内容。
普通に見えて、これまでのキッカー問題があるだけに普通って素晴らしい。
総評
カウボーイズの反則が9回という多さに助けられた部分もありますが、ジェッツも負けじと反則8回でそこは互角。
あとはカウボーイズのギャンブル失敗とFG失敗が2点差の勝敗に直接響いております。
トータルヤード、3rdDownコンバージョン、タイムポゼッションとあらゆる面でカウボーイズが上なのですが、ジェッツが前半の3TDで大差をつけたことが一番の勝因だったでしょう。第4Qに大量失点するクセは治っておりません。
カウボーイズはこれで3連敗。まさかジェッツに負けるとは思っていなかったのか、HC”ジェイソン・ギャレット”を筆頭に、みなさん凄い悲劇的な顔をしていました。
ダーノルド復帰でやっと1勝したジェッツ。
このまま波に乗りたいところですが、次の相手はまたも王者ペイトリオッツです。しかし、前回と状況は違います。今度こそ憎っくきパッツを討ちとるチャンス!!
そして試合は日本時間で10月22日(火)
ダーノルドが戻ってきたとしても、カウボーイズには勝てないと思ってた。これがあるからNFLはやめられない。
ああああさん>
私も勝つとは思っていませんでしたが、ダーノルド復帰により全体のパワーが1.5倍増しになったようです。
これならパッツに勝てる!?
この試合の前には「How long can New England stay undefeated? At least one more week, as the Pats get the Jets next Monday night.」など酷い言われようでしたが、これで来週が俄然楽しみになりましたね! 地区優勝争いを盛り上げてほしいです。
引用
http://www.nfl.com/news/story/0ap3000001064387/article/what-we-learned-from-patriots-win-over-giants
ダーノルドが復帰して、見違えましたね。
C.J.モーズリーが復帰すれば、D#も万全ですね。
互いにベストな状態でMNFを戦いたいものです。
おそらくPatsは先手必勝でくるので、それをNYJのD#が止められるかどうか、ダーノルドが食らいつけられるかどうか、だと思っています。
観たのはYouTubeでのダイジェストでしたが、
40ヤードのFG外してなければ(前半最後に62ヤード決めてんのに)、
最後の2PTが決まってたら、と思うと生きた心地がしません。
ラストプレーのオンサイドも一瞬こぼしかけてるし。ふう、あぶにゃいあぶにゃい。
しかしまあ、なんですか、フフッ、チームの勝利ってのは、こう自然に顔がニヤけるもんですねえ。
「これが俺たちの・・」と言った誰かさんの気持ちがわかる気がします。
やはり10中89はQBですな。
パッツを破るようだと阪神がCSで読売に敗れたことを忘れることができますw
ダーノルドの復帰で今シーズン初勝利ですね。しかも次週は即位の礼ですか(あくまでも日本時間ですがね)現地時間だとMONですか?アンチPATSファンの為にも是非とも勝ちたいものですね
Hairston戻って来てほしいですね。Trumaine Johnsonは足が遅すぎてカムバックやヒッチを走られ放題。
Edogaは悪くなかったと思います。D Lawrence相手に。
Interceptの件ですが、ボールが浮いた訳ではないと思います。クラウダーとの連携ミスですね。オプションルートだった訳です。ウンチク語って申し訳ない
ベルの使い方の疑問はもっとレシーバとして使ってもいいんじゃないのかってもありますね。
なにはともあれ勝利はなによりです。このまま負け続けて、終盤でようやく勝って俺たちのスーパーボウルだ!→ブログ終了という落ちにならずになによりです(笑
試合前:カウボーイズ圧勝&ジェッツ惨敗だろうなぁ
前半:まさかのジェッツ圧勝? ダーノルドやるじゃん!
後半:やはりここからカウボーイズ大逆転なのか…?
試合終了:うおぉー! すごい!
見ていて楽しい試合でした。最後の2PTトライは、まさにNFLの醍醐味かと。
最大の収穫は、やっぱりダーノルドにチームを託して良さそうだと判断できたことでしょうか。
あと、試合後、このブログのレビューを早く読みたくなりました。いつも更新ありがとうございます!
私はパッツファンなので、AFC東編も楽しみです。
とにかく次は良い試合になりそうで、お互い(?)期待できますね!
きんたろーさん& みなさん>
コメントが多くて全てに返信できませんが、読んでおります。ありがとうございます。
そして、レビューはたいして面白いことを書けなくてすみません。嬉しいわりに内容がイマイチでした。
次にパッツを撃破したときこそ、レビューが爆発することでしょう!!
やってまえジェッツ!!
ジェッツ勝利おめでとうございます!
我らがブロンコスも先週の勝利で勢いが出たのか2連勝(ただしO#は相変わらずグダグダ
ジェッツはMNFですね、こちらはTNFでチーフスと当たります。
お互い全米中継のゲームですが勢いに乗ってジャイアントキリング、行けるといいですね!
NFLの情報が数少ないなかで、大変貴重なブログを楽しみにしています。
まかり間違って、ここから連勝し、スーパーボウルを制覇しても、ブログを止めないで。
祝ダーノルド❗。
お久しぶりです!今シーズン初コメです!
ジェッツが勝ったらコメントしようと思ってたらまさかここまで延びるとは…
でもダーノルドが復帰して即ダラス相手に片目が開いたのは朗報ですね
これで次戦が楽しみになりました
みきのりさん>
ありがとうございます。シーズン全敗でしたら、コメントすることなく1年終わる所でした。
勝利も嬉しいですがダラス相手と言うのがまたいいですね。中堅以上の力が無いと勝てない相手です。
次のパッツ戦もこの勢いで勝ってほしいです。
7連敗あり得るかも予想が外れてよかった~。
何か久しぶりにアメリカンフットボールの試合を観たような感覚でした。
オフェンスのコール (OCではなく、マイアミ時代からゲイスがコールしてたんでしたっけ…) も、信用できるQBの場合だとこれだけ変わるものなのですね。
先週は、イーグルスの1軍と2軍の練習試合なのか?と思うほどでしたが、次週のPATS戦を乗り切ると連勝もあり得るかもしれませんね。
ロビー・アンダーソンをトレードすれば良いとの発言は撤回します。
まだ2試合ですけど、昨年から引き続きダーノルドとのホットラインは今年も健在のようですね。
代わりにジョンソンをトレードできれば・・・
PB29さん>
本当に久しぶりに「アメフト」を見ました。パスが通るって素晴らしい。
アンダーソンは信じていました。リーグでは目立たない存在ですが、ポテンシャルはかなりのものです。
しかし、トラメイン・ジョンソンの引き取り手がいるのかどうかは・・・・