▼D#
助かったのが試合早々にハートラインが負傷してその後は戻ら無かったこと。これでタネヒルはCB#27″ディー・ミリナー”がカバーしているWR”マイク・ウォレス”に頼らざる得ない展開になります。

ウォレスにはTDを奪われるものの、その後はミリナーがウォレスへのTDパスを防ぐどころか、ターンボールに飛びついてINTを奪います。結果、ミリナーは5回レシーブ阻止と2INTという好成績。
もしハートラインが健在なら、Week13のようにクロマティがやられていたでしょう。

それ以前に、タネヒルにWeek13の時ほどパスに正確性が無かったのも勝利した要因でしょう。前試合のビルズ戦で7サック喰らって負傷退場した影響が少なからず出たと思います。

 あとFS#22″エド・リード”も2試合連続のINTで奪い、勝利に貢献しました。

しかしながら、サックは0。ビルズが7サック奪えたことから、JETSのパスラッシュがいかに弱いかが分かります。

 

▼ST
またフォークの悪いクセが出ました。なんでもない35ydのFGを外します。ロードで風があったとはいえ、この距離を外すのは論外でしょう。
ロングや決勝FGを外さない腕は確かですが、簡単な距離を外すクセは何とかしてほしいです。

 

▼総評
ハートラインの欠場とミリナーの進化によりタネヒルを1TDに抑える事ができました。あとはビルズがトラウマを植えつけたおかげの部分も大きいと思います。
それにしても弱いのがパスラッシュ。ビルズが7サック奪えて、なぜウチが0サックなんでしょう。
OLBにコンバートしたコプルスも活躍しましたが、OLを一瞬で抜いてサックするレベルには達しておりません。

ゴルストンはもちろん、期間限定で活躍したメイビンも結局はBUSTでしたし、次のドラフトの狙い目は今度こそOLB、もしくはパスO#向上のためのWRかと思います。

 

これにてJETSの2013シーズンは終わりましたが、8勝8敗で終え、 HC”レックス・ライアン”の続投は決定のようです。
レックスは選手やコーチ陣からの人望は厚く、ヒドイO#陣で負け越さない手腕は認めるべきでしょう。

前GMタネンバウムの無駄契約の整理は進みましたし、2014シーズンこそプレーオフに返り咲くチームになっていると信じます。

 

131229-geno-td-dive:本日のジーノはパス17/27回190yd獲得0TD、0INT。
ラン44yd獲得1TD。

特にランが2TDに絡み、スクランブルを仕掛ける状況判断も申し分無かったです。
今試合で「連勝できない」「ロードは試合を壊す」といったジンクスも払拭し、来シーズンも先発続投でしょう。

しかし、サンチェスのさよならは決定ですね。不本意な最後だっただけに残念すぎます。
あと、シムズがもったいない。彼は来シーズンどうするんでしょ?