▼総評
豪雨による悪天候でブリーズもパスに精細を欠き、スクリーンも決まらないO#停滞のセインツ。
ギャンブルのパスを叩き落され、貴重なFGも2本外し、第4Qまで得点が無い苦しい展開。TE”ジミー・グレアム”は徹底的にマークされ1レシーブ8ydのみ。
それでもセインツD#が粘り失点を最小限に抑えるものの、O#が答える事ができないフラストレーションが溜まる内容でした。
第2Qのイングラムのファンブルロストのターンオーバーから、TDを許した時点で勝負が決まっていたかもしれません。
このミスから生まれた7失点が最後までセインツに重くのしかかりました。
そして、最後にまさかのオンサイドキックに成功したO#で、WR”マーキス・コルストン”が敵陣39yd地点のサイドライン際でパスをレシーブ。
ここでサイドラインに逃げたら残り6秒で時計が止まり、もう1回パスを投げる機会が得れるものの、なんとパスを敢行。しかもラテラルパスを投げたかったのでしょうが、おもいっきりフォワードパスを投げて反則で終わるという、なんとも締りの悪い最後でした。
悪天候の影響を受けたのはシーホークスも同じで、QB”ラッセル・ウィルソン”のスタッツはパス9/18回108yd獲得、0TD、0INTという成績。
リンチが140yd獲得2TDと、悪天候ならではのグランドアタックで勝利しております。最後にセインツに反撃のO#を与えず時間を潰した上で、ダメ押しでリンチのTDランで終わらせたドライブは前回の対戦とダブりましたね。
復帰したWR”パーシー・ハービン”は序盤でハードヒットを喰らって、サイドラインに下がります。試合に戻りますが、またもエンドゾーンでヒットされて脳震とうという最悪な復帰戦でした。
セインツは前試合のイーグルスとは違うシーホークスのD#の固さに加え、それ以上に天候にやられた感があります。
チャンピオンシップもシアトルで行われる以上、シーホークスのSB進出はほぼ決まりか?
:またもシアトルで夢破れるブリーズ。
パス24/43回309yd獲得1TDと、300ydを超えるも第4Qまで得点なし。
内弁慶ブリーズはもう第1シード取らないと、SB制覇できないんじゃないでしょうか。
ライアン父がウチを率いていた時のGGDは、カニンガムという規格外のQBがいても最大の魅力はディフェンスで、オフェンスよりもディフェンスの方が楽しみという移植のチームでした。(ジェローム・ブラウンが亡くなった時はファンになる3年前で僕はGGD世代ではありませんけど)
今のSEAもそれは同じで、芸術というべきディフェンスには本当に惚れ惚れするし、次は何をして来るんだろうとオフェンスよりもディフェンスが出て来る時の方が楽しみです。
この試合もご多分に漏れず、本当に素晴らしいディフェンスでした。
基本オフェンスしか見ない僕がここまでディフェンスを楽しむなんてかなりのものですよ。
気象条件が影響していたとしても、シーズン二度もNOオフェンスを完膚なきまでに叩き潰すなんて普通じゃ出来ませんよ。
SEAファンも、HCは人間としてはクズだけど強くしてくれるならそれでいいと認めているように(何かあったらまた真っ先に逃げ出す可能性はありますが)トップに立つ人間は手腕と求心力があれば人格に問題があってもそれだけで支持を得られるんだな、と実感しています。
使われる側の選手も、ミスした後に「気にするな。お前を信じているから頑張れ」と上司に言って貰えば相当やる気になりますからね。
いつでも捨てられる恐怖があるから部下として働くのはちょっと恐いけど、アメリカに理想の上司というアンケートがあれば結構ピート・キャロルはいいところに行くでしょうね。(ディフェンスの選手は特にキャロルHCのところでやりたいでしょう)
ピート・キャロルマジ半端ないって!
あいつ半端ないって!
だって、コルストン、スプロールズにグラハムとほぼ完璧に抑え込むんやもん!
そんなの出来ひんやん普通!
最近流行ってるみたいなので乗っかってみました。
明日の試合もオフェンスよりも楽しみなディフェンスの活躍に期待します!
YM5さん>
すみません。最初のコメントが埋もれてされていませんでした。
せっかくお時間を割いて誤字脱字だらけのブログを見ていただいているのに、すみません。
やはりシーホークス強いですね。リンチを生かすも殺すも環境しだいでした。(ビルズファンの方、一応すみません。)
チーム力もありますが、49ersが魔界ともいえるシアトルでどのような戦いを見せるのかも楽しみの一つです。
ハセルベック&アレクサンダー コンビ以来のSBにたどり着く可能性は高いですが、簡単にはいかないでしょうね。
とにもかくにも、激戦は必至であります。