こんばんわ。久しぶりの放談の時間です。
プロボウルはまだ見てませんですが、ツィート見る限り改善されたみたいですね。
後ほどゆっくり拝見するとして、この間、テレビ大阪にて「ザ・ドキュメンタリー 73歳の挑戦 タッチダウンをもう一度」という番組を見ました。
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このドキュメンタリーはG+の解説「水野彌一(みずの やいち)」さんの今を追ったドキュメンタリー。
(一般的に、水野弥一 という漢字が使われている)
水野さんといえば、この間のプレーオフ「ペイトリオッツ vs コルツ」にて、開口一番に「ウィルホークはおらんか」と、おっしゃり「この人、解説大丈夫か!」とツィッターで少々話題になりました。
私も「直前情報どころか、そんな前の事を今さら聞く解説者ってどういなのか」と、ちょっと批難的な目でその時は見ていました。
それだけに、このようなドキュメンタリーが放送されることを知って、いったいどんな人物なのか興味を持ちました。
それが、国内のフットボール界では伝説的な人で、京都大学を国立で始めて優勝に導き、甲子園ボウルで6回、社会人と日本一を争うライスボウルでは4回優勝しているというかなりの名将。
そして2014年5月開催の第1回大学世界選手権の日本代表監督を務めるとのことで、日本フットボール界に多大な貢献してきた非常にエライお人でした。
そんな名将が理由はよくわかりませんが、大阪にある追手門学院高等学校アメリカンフットボール部の監督に名乗りをあげました。
このチームは1968年の創部以来、優勝経験のない弱いチームなのです。
果たして高校生に名将はどう指導するのか?というのが、この番組のテーマです。
結果から言えば名将とはいえ、いきなり高校の弱小チームを勝たせるのは無理。
策も意志も思いも通じず、チームは大敗を重ねます。
(というか、対戦相手のQB。足速すぎ!)
それでも、どれだけ厳しい事を言われようと、高校生らは決して腐らず、ついていこうとする姿勢に、感動しました。
というか、高校生なのに、みんなしっかりしてる。私の高校時代の水泳部なんて。。。
TV的には最後に勝利して欲しかったと思いますが、1点も取れず大敗。これが現実です。
それでも、彼らの人間としての成長を願い続ける水野さんの言葉には、感銘を受けました。
ということで、ドキュメンタリーを通して人間像を見ることで、私のこれまでもっていたイメージがかなり変わりました。
でも、NFLの解説するなら、多少は事前のチーム情報は頭に入れてくださいね。
※追伸:アベナチも彼のドキュメンタリーも見ると、何か変わるのだろうか。。
▼番組ホームページ
http://www.tv-osaka.co.jp/sp/20140125thedocumentary/
アメリカでもピート・キャロルがUSC時代にLAの危険地域に出向いてスラムの若者を支援する(困った事があれば連絡しろと自分の連絡先を教えたりしていたそうです)ドキュメンタリーをやっていましたが、フットボールファンなら色々な意味で思うところの多い番組だったでしょうね。
水野氏も大学が主戦場だった訳ですし、ここからXリーグに進む選手はごく僅か。
教え子の村田さんみたいに卒業後すぐGAORA解説者になる人もいる。
だから大学の指導者が優先するのは人間としての成長なんですよね。(最低の人格の持ち主にそんな事を言われても説得力はありませんが、世界で五本の指に入るほどの腕があるから選手は逆らえませんからね。これもまたプロのやり方)
サンドバッグ扱いでリクルートされたサンチェスやライナートは気の毒だけど、コーチって腕と人心掌握術があれば人格は関係なく周囲から尊敬は受けるんですよね。
色々あって最近そう思うようになりました。
YM5さん>
選手の数倍働かないといけないコーチ業を73歳で、しかも高校生相手にやるとは大変でしょうね。
やはり人格者でないと務まらないと思います。
しっかし、サンチェスはまだライナートほど落ちぶれちゃいませんよw。
JETSには残れないと思いますが、噂ではバイキングスが狙ってるとかで、今後の活躍に期待しています。
水野さんの事前情報のなさはお仕事としてどうかとは思いますが、アメフトに対する意見はやはりすごいなぁと思います。アベナチは一度もこいつすげぇと思ったことないです
サンチェスはもうひと花咲かすことができると思うので頑張って欲しいです
でもすぐ結果を求められるから厳しいのかなぁ
habyuさん>
やはり名将は名言を吐きますね。「フィールドで笑ってるから、フィールドで泣くことになるんや」と厳しいことも言ってました。
アベナチもドキュメンタリー作れば、好感度あがるやも。
サンチェスはプレシーズンで調子がよかっただけに、不慮の事故(陰謀?)は非常に残念でした。
他のチームに行くとなれば、見返す活躍を見せて欲しいものです。