フォーク様 GETだぜ!
昨シーズン、新GM”ジョン・イジク”の仕事は、ほとんどキャップ整理だったため、キャップを確保した今シーズンこそ反撃の時でしょう。
手始めに昨シーズンの勝ち試合にほぼ貢献したK”ニック・フォーク”様にフランチャイズタグを貼りました。
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▼フォーク様捕獲
3月11日のFA解禁に向けての戦略として、JETSの最初の1手はフォーク様の捕獲。
2010年にカウボーイズからやってきて、2013年までの4シーズンを毎年1年契約を繰り返し、お安くJETSに置いておきましたが、今シーズンはそうもいかない。
これまでは決勝FGやロングFGを確実に決めるものの、いきなり30~40yd台の簡単なFGをハズすという不安定さからJETS狂でも「バクチキッカー」と呼んでいました。
しかし、2013シーズンは攻めきれぬJETS O#の中でFGをバンバン量産し、FG 33/36の91.7%の成功率をマークし、キャリアベストを出しました。
そして特徴的なのが、どんなにロングだろうが決勝FGだけは100%決めるハートの強さ。
タイムアップ寸前でジーノが無理やりFGレンジにギリギリ到達したところで、フォーク様が決勝FGを決める展開がバッカニアーズ戦、ファルコンズ戦、ペイトリオッツ戦と3回もあり、昨シーズンの勝利の半分以上はフォーク様のおかげといって良い状況でした。
これまで”マイク・ニュージェント”や、”ジェイ・フィーリー”など今でも他のチームで活躍できる良質キッカーを排出してきたJETSも、さすがに今回はやすやすとヨソに獲られるワケにはいきません。
あまりフランチャイズタグを使わないJETSも、フィーリーの確保に積極的に動き、今シーズン1番でフランチャイズタグを使いました。
これによりフォーク様の年棒は338万ドルとなり、昨シーズンの4倍に跳ね上がる事になります。
とりあえず、確保してからじっくり長期契約に向けて交渉と言う形となるでしょう。
▼フランチャイズタグって?
初心者に易しい事だけが強みのサイトなので、何回か書いてきましたがもう一度、説明。
フランチャイズタグとは、フリーエージェントの資格を得た主力選手を、チームに引き止めるために各チーム1名だけ指名する事が出来きる権利です。
フランチャイズ指定された選手は、他のチームのオファーに対してサインをすることは出来きますが、7日以内に所属チームが、それと同等の契約を提示するこ事により移籍を阻止することが出来きます。
つまりどうしてもチームに必要な選手に対して使用できる切り札的な契約なのです。
また、7日以内に新契約を提示せず移籍を認めた場合には、 移籍先のチームから、補償として2つのドラフト1巡指名権を受け取ることが可能。有力選手を放出する代わりにドラフト権が貰えるというチームに取ってもオマケがあります。そしてこの契約の最大のウリは!!
「”そのポジションのNFL高額年俸者上位5名の平均額以上”、 または、”前年のサラリーの20%増し”の内、 どちらか高い方の1年契約をしなければならない」
という選手にとっては超セレブな契約内容です。
フランチャイズタグですが
選手から見れば好きにチームと交渉する事も出来ないしNOのグラハムが不満を述べているように元々安いルーキー契約な上に年俸も高くないTEというポジションとしてはどちらに転んでも10ミリオンクラスの大型契約は貰えないという但し書きも必要ですね。
まるで封印のお札みたいに貼られるフランチャイズタグを嫌がる選手が多いのも事実ですから。
YM5さん>
実際、好待遇に見えて選手は長期契約を望むために敬遠されがちですね。
JETSに関しては、過去にタグ貼られた人から不満は出ていませんし、ある意味で名誉でもあります。
とにかくフォーク様は、今シーズンもJETSという事にファンは安心しております。