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鬼のようなスケジュールのはてに、やっとの事で昨シーズン敗退したステージ「カンファレンス・チャンピオンシップ」にたどりついたJETS。
これに勝てば夢の舞台スーパーボウルです。

コルツ、ペイトリオッツと撃破しNFL史上最も過酷なロードでの次の相手はWeek15で撃破したスティーラーズ。神はなぜこのような試練を与えるのか・・・・。

先の2戦に続いてまたも最後まで目の離せないJETSな試合を展開します。

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スティーラーズ先制で自陣37ydからのドライブをJETSは1stDownを更新させずに止める!
・・と思ったらCB”アントニオ・クロマティ”が「イリーガル・ユーズ・オブ・ハンド」の反則で不要に1stDown更新を許す。

そこからRB”ラシャード・メンデンホール”の怒涛のラン。ランD#に強いJETSがあまりの粘り腰に突破され、ガンガン進まれる。
おまけにQB”ベン・ロスリスバーガー”に12ydのスクランブルも決められて、敵陣1ydまで進まれる。そしてRB”ラシャード・メンデンホール”のランでTD。反則を起点に、かつ実に9分も時間を使われ、痛い先制パンチを食らう。
しかしこのドライブで、スティーラーズはプロボウラーC”Maurkice・Pouncey”がJETSの選手に足に乗られて、ロッカーロームに下がる重症を負う。
0-7

JETSの反撃は逆に全く得意のランが通用しない。恐るべし鉄のカーテン。
次のスティーラーズのO#は4thDownギャンブルをOLB”ブライアン・トーマス”のINTで防ぐもJETSのO#は機能しないどころかP”スティーヴ・ウェザーフォード”のミスパントで自陣38ydからという好ポジションを与えてしまう。
このチャンスをスティーラーズはFGにつなげ、さらにまたもQB”ベン・ロスリスバーガー”のスクランブルでTDを喰らい、点差をどんどん離される。
0-17

前半のうちに少しでも返したいJETSだが、自陣26ydでサンチェスがCB”アイク・テイラー”に腕をつかまれファンブル!!それをCB”ウィリアム・ゲイ”にカバーされリターンTDを喰らう。
点差が24点と早くも絶望的な状況に追い込まれる。前半最後にK”ニック・フォーク”のFGでなんとか3点を返すもD#のスティーラーズ相手に大差が開いてしまった。
3-24

JETSのランが通用しない。逆にスティーラーズのランは出る上にQB”ベン・ロスリスバーガー”のスクランブルは手をつけられない最悪の状況に、JETSファンはもはや負けを悟っただろう。

だがしかし!、後半から前半は1ydしか出なかったグリーンとトムリンソンのランが立て続けに出る。
そしてホームズに16ydのパスをヒットさせ敵陣45yd!!

そして久々にサンチェスが得意のプレイアクションからゆっくりロールアウトし、ロングパス!!その先にはホームズが完全に抜き出て、そのまま走りこむ先ドンピシャに落ちるボールをレシーブ!!
TDキタ━━━━━∩(゜∀゜)∩━━━━━!!!!
この目の覚めるような一撃に、消沈していた世界5億人(ウソ)のJETSファンが飛び上がる!これが反撃のノロシよ!!
10-24

JETSのD#は前半あれほど苦戦していたRB”ラシャード・メンデンホール”のランを止めてパントに抑えた!
しかし、このパントでLB”ジャーマル・ウェスターマン”がラフティング・ザ・キッカーの反則をやっちまって1stDownを更新される。ああ・・・最悪(ノДT)

敵陣37ydまで進まれるが、ここで投げあぐねたQB”ベン・ロスリスバーガー”がヤケクソなのかエンドゾーンへロングパス!しかしこれをFS”ブロウドニー・プール”がINTしO#を抑える!!

次のPITのO#はまたもスクランブルで1stDownを更新されるも、敵陣に入ったところでOLB”カルヴィン・ペイス”が背後からサック!!そしてRB”メウェルデ・ムーア”のランもダッシュで止めてロス!!
そして次はDE”トレヴァー・プライス”がOLの間を強引割ってサック!!3連発でロスさせて自陣に戻す超攻撃的なD#炸裂!!ヘ(゜∀゜*)ノ

だが、時間を使われとうとう第4Qに突入。
10-24

JETSはじっくりとパスとランで組み立て、ギャンブルも成功し7:50も使ってとうとう敵陣1ydに到達。だがしかし、4thDownギャンブルのトムリンソンのランも止められ、これまでの積み重ねがパー。ああ、もうダメだ。(ノДT)

PITは自陣1ydからのO#。前回はランを選択したためにOLB”ジェイソン・テイラー”につかまりセーフティーだったが今回はどうする??
PITの選択は危険地帯脱出の布石を置くためのスニ~~ク!だがスナップのミスでボールをこぼす!自ら抑えるも結局これは・・・・

(´・ω・`)セ~~フティ~~~!おお!2点もらって、またJETSのO#だ!
12-24

時間が無い!確実に取れ!!ノーハドルでバンバン進んで敵陣4yd!
ここはホームズとコッチェリーのルートをクロスさせてD#を封じ、コッチェリーへTDパスをヒット!!あと1TDで逆転勝利やないか~~い!ヘ(゜∀゜*)ノ
19-24

残り時間3分。PITのO#をタイムアウトを使いながら止めて2ミニッツ、タイムアウト0。
3rd-6ydでここはランを選択し、失敗しても時間を使いに来るかと思ったが!PITの取った策はなんとショットガン!!!しかもRB無しのエンプティー(ノーバックってやつ)。
JETSにO#を渡したらヤラレると考えて、本気でトドメを刺しに来たか!?もちろん止めたらJETSには大きな時間をもらえる。

運命のラストプレイはロスリスバーガーは投げあぐねて横に走る。スクランブルのルートは押さえた!!これは獲った!!!!と思ったがロスリスバーガーが投げた先にWR”アントニオ・ブラウン”!
これは・・・・なんとレシーブ!!!この瞬間、JETSの敗戦が決定。

この敗戦にHC”レックス・ライアン”はヘッドセットを地面に叩きつける。奇跡に期待した追い上げも一歩届かず、JETSのシーズンは終わった。
19-24 (´・ω・`)

▼総評
止めたハズのドライブを反則で1stDownを更新されるシーンが多すぎた。
そして前半はRB”ラシャード・メンデンホール”のランとロスリスバーガーのスイングのフェイクやスクランブルにヤラれ、ファンブルからの失点で最大24点差。これには大敗パターンにハマったと全員が思ったはず。

だからこそ、後半1stドライブのサンチェスの1発には本当に狂気しました。
私は結果情報封印して録画を飯を食いながら見ていました。この1発が決まった時には思わずハシを握り締めて「ウォ~~!!!」って叫んでしまい、寝ていたBabyがびっくりして起きちゃいました。

この寝る子も起きる(起こした)一撃から怒涛の反撃開始。あれほど苦戦したランを止めてロスリスバーガーが投げあぐねる内にサックがきまる。
だがJETSの14点差を追うO#は時間をかけすぎ、最終的に4thDownギャンブルを失敗する始末。セーフティーが無かったものとすると、最悪の結果になっていたでしょう。

セーフティーとTDで5点差。春日呪いで逆転勝ちだとJETSファンの誰もが信じた。
だが、残り2:00で3rd-6ydシーン、エンプティのショットガンとは本当に驚いた。そしてJETSにトドメを刺すためにリスクを背負ったスティーラーズの覚悟に最後は負けました。
前半の大量失点、3rdDownでの反則、後半は無失点に抑えての怒涛の追い上げが届かなかった。その悔しさが全て、ライアンがヘッドセットを叩きつけるシーンに集約されていました。

またもあと1歩届かなかった。トムリンソンやリチャードソンを立たせてやりたかったSBの舞台へは行けなかった。
昨年よりも何か残念すぎて、ショックです。再々プレーオフに出て敗退してるチャージャーズのファンなんてもっと悔しい思いしてきたんだろうなぁと考えてしまいます。

だが、サンチェスの成長ぶりに希望はあります。プレイアクションし走りながら投げるパスに加えて、ベアーズ戦から威力を発揮しだした3ステップから投げるクイックパスも武器となり、来シーズンはもっと魅せてくれるだろうと思います。
ライアン&サンチェスのJETSはまだまだこれから。いっその事ホーム開催のスーパーボウルを制覇してくれたらいいんじゃないでしょうか?

とにかくJETSのメンバーは全員よく戦った。(ゴルストンはインアクティブ)
そしてサンチェスをはじめ、グリーン、スローソン、ハンター、プール、ロウリーにコールマンなど若手が大きく成長した。(ゴルストンは進化せず)
トムリンソンを始めとするベテラン達と、将来を担う若手達の来シーズンに大きく期待しましょう。(ゴルストンはもうイラン (屮゜Д゜)屮)

・・・・さて、スーパーボウルの対戦カードはパッカーズvsスティーラーズという、第6シードから勝ち上がってきたチームをNFL史上唯一第6シードから制覇したチームが迎え撃つという形になりました。
そして、この両チームにはチアがいないという、おそらく史上初の「男ボウル」でもあります。
カウボーイズスタジアムでやるので、カウガールズの誘惑に勝ったほうが勝者となるでしょう。(´・ω・`)

Conference Championships -AFC-:このなかなか倒れぬ巨体に手を焼いた”ベン・ロスリスバーガー”。
再三のハラの立つスクランブルに途中で「クソリスバーガー」と呼んでましたが、最後のショットガンの覚悟と勝負強さに関心してしまいました。

スタッツはパス10/19yd133ydの0TD、2INT + 1TDラン という、なんとも低調なパフォーマンス。
ちなみに序盤に走られまくったメンデンホールは121yd1TD。

Conference Championships -AFC-

:サンチェスのスタッツは パス20/33回233yd獲得の2TD,0INT。
QBのスタッツだけみると、こちらが勝者みたいですが、序盤の大量失点が痛すぎた。
3rdDownの反則が1つでも無かったら、勝っていただろうと考えてしまいますが、結果は結果。

サンチェスには来シーズン、もう一度トライしてもらいましょう。

2011/01/23 @Heinz Field,

  1Q 2Q 3Q 4Q OT Total
ジェッツ 0 3 7 9   19
スティーラーズ 7 17 0 0   24
Game Stats

[引用:NFL JAPAN]

現地23日、AFCカンファレンス・チャンピオンシップの ピッツバーグ・スティーラーズ対ニューヨーク・ジェッツ戦が行われ、序盤の大量リードを守ったホームのスティーラーズが24対19で死闘を制した。これで スティーラーズは2008年シーズン以来で、リーグ歴代最多タイとなる8度目のスーパーボウル進出となった。

スティーラーズは、試合最初の攻撃シリーズで9分以上をかけたロングドライブを成功させ、ランニングバック(RB)ラシャード・メンデンホールのTDラ ンで先制。さらに第2Qに入ってFGを決めると、残り約2分にクォーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーがTDラン。そして続くシリーズでコーナー バック(CB)アイク・テイラーのQBサックからファンブルロスを誘発すると、こぼれ球を拾ったCBウィリアム・ゲイが19ヤードファンブルリカバーTD を挙げ、前半で24対3と大量リードを奪う。

後半に入ると、スティーラーズはジェッツの猛反撃を受ける。第3Q早々に45ヤードTDパスのビッグプレイを決められると、第4Q残り約8分には自陣1 ヤード地点で相手の第4ダウンギャンブルを止めるも、直後のプレイでスナップミスからセイフティを献上。さらに残り約3分にもTDを許し、5点差にまで詰 め寄られる。しかし、スティーラーズは残り2分からの第3ダウンでロスリスバーガーがワイドレシーバー(WR)アントニオ・ブラウンに14ヤードのパスを 通し、ファーストダウン更新。すでにタイムアウトを使いきっていたジェッツはなすすべなく、スティーラーズが逃げ切った。

ここ6年間で3度目のスーパーボウル出場となるスティーラーズは、メンデンホールがラン27回121ヤード、1TDとオフェンスをけん引。ロスリスバー ガーは、パス133ヤード、2INT(ラン21ヤード、1TD)と低調な成績だったが、最後に持ち前の勝負強さを発揮した。

ジェッツは、QBマーク・サンチェスがパス233ヤード、2TDをマーク。司令塔の奮闘もあって、後半に限れば16対0とスティーラーズを圧倒した。し かし、24点を連取された前半の失点があまりにも大きすぎ、昨年に続いてのカンファレンス・チャンピオンシップ敗退となってしまった。